車2台を収容できるカーポートがあったら!こう思ったら見てください
2016/03/08
lalala.rararaura
カーポートを自作できる時代になってきました。とはいえ、カーポートを自作するには道具も時間も体力も、そして最低限の費用も必要になります。そして責任も自作ですからご自身で追う必要がある訳です。この記事では、カーポートの自作工程を少しご紹介しますね♪
道具があればできるのでしょうか?
カーポートを自作できたらどれほど良いでしょう!専門の業者にまかせないで、カーポートを自作できるなら費用もかなり浮くわけですから。そう感じる方も少なくないと思います。たとえばこんなコメントがそのことをよく表していますね。
まずは土台が安定しているかどうか
カーポートを自作の道は設置する位置や場所をしっかり測量することから始まります。
XY方向の延長線上に、分かりやすい目印を残すようにする必要があるでしょう。
工事の工程ごとに位置を出していく必要があるのです。
よく建設現場で見るこの場面ですね
基礎は図面(ご自身で準備していただく)に従って地面を掘り下げていきます。カーポートを自作する際にも、もちろん機械があれば楽ですが、ご自分でツルハシとスコップで掘るのならご自身の体力と相談して、一日で達成できる数を決める必要があるでしょう。
基礎工事に時間がかかりそうですね
穴を掘ることができれば、砂利を投入して転圧する必要があります。
もちろん機械があれば楽ですが、自分でやるのなら、角材を縦に持ってから、上から突き固めていけば良いでしょう。カーポートを自作する道のりはまだまだ続きます♪
乾かしているこのような風景を見ることがありますね
次は、捨てコンクリートを打設していきます。ご自分でなさるなら、小型ミキサーを借りてきた方がいでしょう。その後砂と砂利とセメントを混ぜて水を加えていきます。手で混ぜることももちろんできますが、体力に自信があっても一日中はできないでしょう。コンクリートの混練で腰と手首が参ってしまいますから。
地面に地図が書かれたかのようですね
最初に位置を決めたポイントに従って、捨てコンクリートの上にカーポートの柱の位置を墨出しします。この作業がカーポートを自作する際の最終の位置決定になりますから、くれぐれも慎重に確認なさってください。
良く見るこの風景ですね
カーポートの柱の中心の周辺に型枠を組み立てていきます。これによって基礎を作ります。その際にカーポートの柱を立てる位置に何らかの箱を入れてください。コンクリートの基礎ができた後に柱を差し込むための空間を作っておくわけです。カーポートを自作するにはこの型枠が必須ですね。
◇基礎鉄筋
型枠の中には、人によっては適度の鉄筋を組み立てておいた方が良いと思い、鉄筋を入れることもあります。もちろん、強度的には有利になりますが無くても良いものですね。
カーポートを自作するには、下準備に時間がかかりますね
型枠がしっかり固定できたら、次はコンクリートを打設していきます。カーポートを自作であったとしても、捨てコンよりも強度が必要になりますので今回は生コンを買った方が良いでしょう。大きさですが60センチ角6箇所として1.3㎥程度が必要になります。突き固めて、天端はきれいにしておくと良いでしょう。
基礎コンクリート打設動画
◇養生、脱型、埋め戻し作業
2,3日程、養生期間を置いてから型枠を解体して、埋め戻しを行いましょう。
自作カーポートの足回りが徐々に固まってきましたね。
◇基礎工事が完了
30~60センチ程度ずつ埋めて水を入れて締め固めていきましょう。
角材で突き固めるのも1つの方法ですね。これで基礎工事が完了したことになります。
まっすぐ、垂直に
基本になる角の柱を一本立てておきます。
自作カーポートの柱設置のポイントは高さと垂直をしっかり決めておくことです。
次に向かい側の柱を同じ要領で立てていきます。
自作カーポートの強度を出すのに必要ですね
柱の頭を水平材でつないでいきます。
柱の高さと垂直がピッタリ決まっていればスムーズに納まりますよ。
◇立ち直し
最初に設置した基本の柱を基準にして、他の柱を微調整していきます。
自作カーポートの足元はまもなく完成します。
柱をしっかり固定します
自作カーポートの全ての柱の微調整が終われば、水平材がきれいに納まった状態にして、柱の基礎の固定モルタルを注入していきます。クサビなどはそのままにしておいてモルタルを注入します。
これで構造体の基本部分は完成しました。
カーポートを自作しようとなると、ご欄の通り基礎工事がかなり大変であることがわかります。この記事では屋根の自作施工までは考えていませんが、いくつもある屋根の種類から適切なものを選んで自作していくのも愉しみたい方には行えるかもしれません。安全面や体力など他の要素も考慮に入れて計画する必要がありますね。
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