トヨタで２番目にハイブリッド化されたエスティマ！その燃費は？

今回はエスティマハイブリッドの燃費と実燃費を紹介するのですが、まずはエスティマハイブリッドがどんな車なのかを見ていきましょう。

エスティマハイブリッドは2001年に発売されました。
エスティマはプリウスに次ぐハイブリッド車ということと、「天才卵」というキャッチフレーズが印象的なミニバンの代表ともいえます。
近年主流になりつつある、四角い箱型タイプのミニバンとは違い、初代エスティマから丸みを帯びたボディを貫いていますし、当時ミニバンとして初のハイブリッドということで燃費の大幅な向上にも注目を集めました。

エスティマハイブリッドに搭載されているハイブリッドシステムTHS-Cは、前輪を駆動させるアトキンソンサイクルの2AZ-FXE型、排気量2,362cc、131馬力/5,600rpm、19.4kgm/4000rpmガソリンエンジンを13kW/1,130-3,000rpm、11.2kgm/0-1,130rpmのジェネレータ兼モータでアシスト、エンジン動力は効率の良いCVTを通して前輪のみに伝えられる仕様となっています。
また、後輪への動力伝達はプロペラシャフトを用いず、ジェネレータを兼ねる18kW/1,910-2,500rpm、11kgm/0-400rpmのモータをリアアクスルに搭載し、このモーターのみで駆動される世界初の電気式四輪駆動システムE-Fourを搭載しています。
ベルト駆動によってエンジンスタートを行い、スタート後はエンジン動力によって回されオルタネーターの役割をするスタータージェネレータを搭載することもTHS-Cの特徴とされています。

エスティマハイブリッドは2006年のモデルチェンジ以降、そのスタイルを大きく変更することなく今も販売が続いています。
では、現在販売されているエスティマハイブリッドのグレードにはどんなものがあるのでしょうか。

次はエスティマハイブリッドのグレードと価格を見ていきたいと思います。
エスティマハイブリッドにはどんな仕様があるのでしょうか。

このアエラスという上記の２グレードには様々な装備品が付いています。
アエラス専用のエアロバンパーやガーニッシュ類、イージークローザや挟み込み防止機能付きの両側パワースライドドア・パワーバックドア、本革巻き4本スポークステアリングホイール＋本革巻きゲート式シフトレバー＆ノブ、運転席8ウェイマルチアジャスタブルシート、ナノイースイッチやインジケーターなど、そのほかにもたくさん付いています。
この２グレードの違いは簡単にいえば内装のシートやパネルの材質、シートヒーターの有無などの違いです。
このように上級グレードならではの仕様となっています。

この2グレードにも専用のバンパーなど装備品があります。
この２つのグレードもアエラスの2グレードと同じで、Ｇが上級、Ｘが廉価グレードとなっています。
価格もぐんと差があります。

次は本題のエスティマハイブリッドの燃費を見ていきたいと思います。
４グレードとも搭載されているシステムは同じなので、燃費に差はないと思いますが、エスティマハイブリッドの燃費は一体どれくらいでしょうか。

エスティマハイブリッドの燃費はＪＣ０8モードで18.0km/lです。
同じトヨタ車のミニバンのノア、ヴォクシー、アルファード、ヴェルファイアの燃費と比べると、どれも新型に世代交代して以降はエスティマハイブリッドよりも燃費が向上しています。

では、エスティマハイブリッドの実際の燃費はどれくらいなのでしょうか。
カタログ燃費ももちろんですが、一番気になるのは乗り始めてからの燃費ですよね。
次はエスティマハイブリッドの実燃費を紹介したいと思います。

エスティマハイブリッドの実燃費を紹介します。
エスティマハイブリッドの実燃費は一体いくらなのでしょうか。

エスティマハイブリッドの平均実燃費は11.59km/lとなっています。
しかし、実燃費は交通状況、運転の仕方、気候によっても大きく変動するため、この平均実燃費が皆さんの平均実燃費の値になるわけではありません。

住んでいる環境や乗り方で平均実燃費は大きく変わってくるので、あくまでも目安として参考にしてください。

いかがでしたか。

エスティマハイブリッドの魅力は伝わったでしょうか。
ミニバンに乗りたいけど、四角いごつい感じは苦手という方には、もってこいのフォルムとなっています。
燃費や実燃費に関しても、2006年発売のミニバンにしてはいいほうだと思います。

実際にエスティマハイブリッドに乗っている方の燃費評価もミニバンにしてはいいので悪くないと答えている方が大半で、燃費に関してのマイナス評価は少ないように感じます。
天才卵というキャッチフレーズのエスティマハイブリッドに乗ってみてはいかがですか？