気になるVOXYの燃費、実燃費をライバル車と比較してみました！

VOXYの燃費や実燃費を見ていく前に、まずはVOXYがどんな車なのかをご紹介します。
VOXYの人気の秘密もわかるかもしれませんね。

現行のVOXYは３代目VOXYで、３代目ノアとの共通のデザインコンセプトである「EMOTIONAL BOX」を掲げ、車外からでも室内の広さがわかる力強いハコ（箱）とし、ネッツ店専売車種専用エンブレムをより強調させ、ヘッドランプと連続する上下2段構成のフロントグリルを採用して独特の美意識を徹底した"毒気"のあるカッコ良さを追求しています。

現行VOXYのインテリアではダッシュパネルより後方のボディ骨格を一新した低床フラットフロアの採用により全高を2代目に比べて25mm低くしながら、室内高が60mm高くなったことで広い室内空間とステップがない乗り込みによる乗降性の向上を実現したほか、荷室フロアも60mm低くするとともにサードシートをの収納構造を工夫したことで荷室空間の使い勝手を高めています。
低床フラットフロア化に合わせてサスペンション構造も変更したことで旋回時のロールやクルマのムダな動きを抑えることで揺れが少ないフラットな乗り心地や安定感がある操舵安定性を実現することができました。

また現行VOXYのガソリン車は先代同様、2.0Lの3ZR-FAE型を採用していますが、バルブマチックの改良がおこなわれたほか、一部グレードを除く全車にアイドリングストップシステムが搭載され、トランスミッションもアイドリングストップシステムと協調制御する電動オイルポンプと運転状況に応じてエネルギー消費を最適化する2ポート型オイルポンプを備えたことでクラストップレベルの変速比幅を実現した「Super CVT-i」を採用したことで燃費を向上し、「平成27年度燃費基準+20%」を達成しています。

では、そんな現行VOXYの燃費を見ていきましょう。
ちなみに先代VOXYの燃費は13.6km/lでしたので、ご参考までに。

現行のVOXYのガソリン車の燃費は15.0～16.0km/lです。
先代VOXYと比較すると大幅に燃費が改善されたのがよくわかりますね。
大幅に燃費が改善され、さらに室内空間が広くなったのなら、人気がでる理由もよくわかりますね。

では、実際に走ってみたときの燃費はどうなのでしょうか。
次は現行VOXYの実燃費を見ていきたいと思います。

次は現行VOXYの実燃費を見ていきましょう。
現行VOXYが発売されてから、結構経っているので、実燃費のデータを出している人が多いので、それなりに正確な数値と言えそうです。
では見ていきましょう。

現行VOXYのガソリン車の実燃費は9～14km/lというデータが出ています。
実燃費は運転の仕方、気候、交通状況などでかなり変化するといわれていますので、あくまでも平均値です。
ですが、カタログ燃費とそれなりに近い数字の実燃費なので、比較的いいほうなのでしょう。

最後に現行VOXYの燃費とVOXYのライバル車の燃費を比較してみたいと思います。
車両重量や大きさが違うのですが、ライバル車との違いを見ていきましょう。

まず、トヨタ・VOXYは先ほども紹介したとおり、16.0km/lです。
次はホンダのステップワゴンですが17.0km/lです。
日産・セレナは15.4km/l、マツダ・ビアンテ14.8km/lとなっています。

ホンダのステップワゴンのモデルチェンジに伴って、VOXYの燃費性能の優位性はなくなりました。
ただ、同クラスの他メーカーのミニバンに比べてわずかに燃費性能で勝っています。
馬力や車両重量などで細かい違いがあるので一概に比較はできませんが、まだまだガソリンエンジン車としてもVOXYは高い経済性を誇っていると言えるでしょう。
特にガソリンエンジンのZSグレードはエアロ装備によって3ナンバーになるため、経済性の高さも相まってVOXYはハイブリッドよりもガソリンの方が売れているほどです。

いかがでしたか。

VOXYの人気の秘密がわかったような気がしますね。
燃費の良さはもちろんですが、見た目のカッコよさ、室内空間の広さが際立っていますね。

VOXYは家族が乗れる車がいいけど、かっこいい車に乗りたいと思っているお父さんからの支持が特に高く、満足度も非常に高いようです。

新型VOXYに乗って、家族と楽しいカーライフを過ごしませんか？