中古になっても人気が衰えないS15シルビア。そんなS15シルビアに迫る

初代シルビアCSP311型

初代シルビアであるCSP311シルビアは1965年にデビューしました。
ルックス的には人気がありましたが全体的に値段が割高なのに加えスカイラインやフェアレディの影に隠れてあまり売り上げは良くありませんでした。
そのためシルビアはこの初代で一度絶版車になりました。

S13シルビア

シルビアシリーズが復活し再び人気に火をつけ、シルビアシリーズ市場最も販売台数が多かったのはこのS13型シルビアでした。
このシルビアのマイナーチェンジ後、後に大人気となるSR20エンジンが搭載されました。

S15シルビア

今回中古車に迫るS15シルビアは1999年にデビューしました。
先代のS14はボディサイズが大型化され、不人気になったのを反省し5ナンバーサイズに戻し再び若者の心をつかみ人気になりましたが。
2002年にスポーツカーの販売台数の低迷や排ガス規制などの煽りを受け生産終了になりました。

S15シルビア中古車比較

中古車価格が変わるのはまずはグレードの違い、つまりターボモデルかNAモデルかが大きいでしょう。
ターボになれば多少距離を走っていたり、事故があっても多少値が張ります、ターボモデルでそこそこ程度がいいものを買おうとすると、180万は用意しておいた方がいいと思います。

S15シルビア中古車比較

新しい中古車でも14年経過しているS15シルビアですので中古車を見てもターボ、NA問わず20万キロオーバーの車もちょこちょこ見ます。
距離が少なければ少ない程値段は上がると思っていいと思います、稀に3万キロを切る車両が出てきますが200万を越す事もあります。
逆に距離が多ければその分安く買えますが、その分自分が乗っているときに故障する可能性もありますので注意しましょう。

S15シルビア中古車比較

これは当然の事ですが同じ中古のS15シルビアでも事故があるかないかで金額は大きく変わります。
事故歴がある中古車は避けるのが無難ですが、事故歴も軽いものからかなり重度な物まであるので、もし目当ての中古車が事故歴があるなら試乗させてもらった方がいいでしょう。

まずは全体をまんべんなく見てボンネット、フェンダー、ドア、トランク、などの左右のチリがあっているか見ましょう左右のチリがあっていないということは事故を起こして部品を交換した可能性があります。

過度なチューニングが行われているのは避けた方がいいでしょう。

チューニングベースとしてもとても人気があるSR20エンジンですのでチューニングされている車両も良く見かけます。
ですがあまり過度なチューニングがされている車はエンジンに相当負担がかかっている可能性があるので避けた方がいいでしょう

チェックが終ったら最後は試乗してみましょう。
車は走ってなんぼです、故に走ってみないと気付かない事もあります。
これは車屋さんによって異なる所ですが、試乗させてもらえるようならした方がいいでしょう。