記事ID12126のサムネイル画像

発売当時絶大な人気を得たシルビア!現在の中古車事情に迫る!

80年代~90年代発売と同時に若者に絶大な人気を得たシルビア、発売から十数年たっても中古車の値段は中々下がっていきません、そんなシルビアの現在と今後の中古車価格相場と中古車を買う時の注意点を歴代のシルビアと共に見てみましょう。

まずはシルビアについて詳しく見ていきましょう!

まずはシルビアがどんな車なのか見ていきましょう。
そしてなぜ十数年たった今でも人気があり中古車市場でも中々価格が下がらないのでしょうか?

初代 シルビア CSP311

日産シルビアは1965年にデビューしましたが、兄貴分であるスカイラインやフェアレディの影に隠れてしまい、554台生産されましたが、生産を終了し、一旦は絶版となりました。

そして1975年にニューシルビアとして復活を遂げたシルビアですが、やはりシルビアといえば、5代目からのS13、S14、S15ではないでしょうか?

その中でも今回は最終型であるS15に的を絞ってみていきましょう。

最終型 S15シルビア

3ナンバーサイズに大型化され不評だった先代のS14から5ナンバーサイズに戻り、再び若者の心をつかみました。
しかし2002年にスポーツカーの販売不振と排ガス規制の影響を受け、R34スカイラインGT-R とともに生産終了しました。
販売台数は約3万台、販売期間は3年7か月と短い期間でしたが、デザイン性が高いので今も愛好家は多いです。

やはり中古車価格を見ても最終型のS15は若干高めです。

エンジンはS13~S15は同じSR20エンジンを搭載していますがシルビアが進化して行くに連れてエンジンも可変バルタイが付いたりと進化しています。

続きましてシルビアの内装や乗り心地を見て行きましょう!

S15シルビア 内装

S13シルビアなどはさすがに新車登録から新しいものでも20年以上経っているので古くささは否めませんが、S15の内装に関しては人気も高く、マニアの中ではS15のダッシュボードをS13に移植する方もいるそうです。

ところでS15のダッシュボードと言えば真ん中にある3つのエアコンの吹き出し口の定番の使い方がありましたね。

S15 シルビア 内装

この使い方は定番ですよね。
社外の追加メーターがすっぽりおさまってしまうんです。
これが出来る事によりエアコンは潰れますが、追加メーターを付けてもダッシュボードがごちゃごちゃする事は無くなるんですね。
中古車を見てもこの改造はよく見られます。

気になり走りの方ですが。
やはり軽量なスポーツカーなのでずっしりした感じはなく、段差などを乗り越えるとぴょんぴょんはねる感じはします。
悪く言うと安っぽい、良く言うと軽快な走りの車と言う感じですかね。

ノーマルシルビア サーキットチェック

走行距離約5万キロの中古シルビアを木下光弘選手がサーキットでインプレッションした動画です

それではシルビアの中古車価格を見ていきましょう!

子供の頃憧れだったからほしい、けどもうシルビアは中古でしか手に入らない。
じゃあ現在のシルビアの中古車価格はいくらくらいなんでしょうか?
今回はS13、S14、S15に的を絞って見ていきましょう。

S13 シルビア 中古車価格 37万~87万

一番中古車価格が安いのはやはり年式から考えてS13でしょう。
年式が新しくても、平成5年になるのでもう20年以上前になるんですね、中古車はまだありますが程度の良い中古車を探すのはちょっと大変かもしれませんね。
しかし歴代のシルビアの中で一番売れたシリーズなので今でも人気はありますね。

S14 シルビア 28万~117万円

シルビア兄弟の中では一番不人気の車種ですが、ドリフトの定番車両でもあるので、S13と同様に人気があります。

S15 シルビア 中古車価格 39万~156万円

年式としては一番新しいだけに中古車価格も一番高いのがS15ですね、2.0Lクラスの車にしては若干高めな気はしますが、それだけ人気があるということでしょうね。

シルビアがここまで人気な理由の一つにドリ車としての素性の良さがあるのではないのでしょうか?

15年続くD1GPでは過去7回シルビアが優勝しています。

絶対的なエンジンパワーはそうあるわけではありませんが、トータルパッケージが言い分中古車でも人気があるのでしょうね。

中古しかないがそこまで高いわけではない、シルビアは買いなのか?

GT-Rのように高額なわけではないので中古車両のシルビアを買うのは得なんでしょうか?
同じような年式の中古車両と比較してみたいと思います。

34スカイライン 中古車価格 36万~477万

GT-Rと一緒の相場になっているので値段に幅がありますが。
実際にはシルビアよりエンジンの排気量は大きいのにも関わらず中古車価格はシルビアと同等、もしくはそれ以下のものもたくさんありました。

難しいところではありますが単純に中古車価格だけでみるとシルビアの中古車価格は割高ね感じはしますね。

スカイラインの後部座席は広いですがシルビアの後部座席に座ろうとするととてもじゃないですが体育すわりしないと座ることができないですからね。
そう考えると中古でシルビアを買うのはそんなのでしょうか?

でももう中古でしか手に入らないのであれば多少中古車価格が高くても買う価値はありそうですね。

シルビア中古車についてまとめ

いかがでしたでしょうか?今回はシルビアの中古車について取り上げていきましたが、やはり人気になる車の陰にはそれなりの理由があるようですね。
実際にレーシングドライバーである土屋圭市、谷口信輝、織戸学選手などはプライベートでも所有している車ですし、現在でもD1ドライバーの方が練習用マシンとして所有している話はよく聞きます。
安くはない車ですが、決して手が届かないわけではないので興味があればぜひ一度購入を考えてみてはいかがですが?

最後まで読んでいただきありがとうございました。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ