2016/01/19
Nor.M
免許更新が近付いてくると送られてくる、免許更新のハガキ。忙しくて、このハガキの存在を忘れていたことありませんか?忘れたままにすると、免許失効の恐れがあります。今回は、免許を失効してしまった場合の手続きについて調べてみました。
免許更新が近付いてくると、更新ハガキが送られてきますね。しかし、毎日忙しくてつい免許更新を忘れそうになったことありませんか?また、引っ越しした時などに免許の住所変更を忘れていると、更新のハガキは当然送られては来ませんね。
実は、免許の失効理由で多いのが『うっかり失効』です。また、更新時期に海外赴任していた、入院していた、などのやむを得ない理由での失効もあります。
やむを得ない理由の場合、またうっかり失効でも一定期間内なら、再交付可能の場合も。
失効した場合の講習の種別
今回は、免許を失効してしまった時に、どうすればいいのかを調べてみました。
免許を失効した場合、殆どの場合住民票のある運転免許センターで手続きをすることになります。また、手数料は免許種別や講習区分により異なるので、免許センターの窓口で確認して下さい。
免許を失効してしまった場合、6ヶ月以内であれば、所定の手続きをすれば失効前の免許を再取得できます。
・本籍地記載の住民票(個人番号が記載されていないもの) ※コピーは不可
・外国籍の方は全部記載の住民票(個人番号は除く。コピー不可)及び在留カード等
・失効した免許証
・写真1枚(申請前6ヶ月以内に撮影されたもの。無帽、正面、無背景などの条件あり)
・70歳以上の方は高齢者講習終了証明書
・健康保険証やパスポートなど、本人であることが確認できるもの
・眼鏡、補聴器など(使用している方)
・「更新のお知らせ」のハガキ(無くても手続きできます)
これらの書類や眼鏡等運転に必要なものを用意して、適性検査を受ければ、学科、実技の試験は免除されます。
免許を失効してから6ヶ月が過ぎ、1年には満たない場合は、免許の即日交付は受けられません。
この場合は、残念ながら仮免許からのスタートです。
適性検査を受け、仮免許を交付してもらったら、免許センターで学科、実技の両方を受験するか、教習所に通い、免許センターでは本免許の学科のみを受験するか、また免許再取得用のスクールに通い、免許センターで試験を受けるかを選ぶことになります。
・本籍地記載の住民票(個人番号が記載されていないもの) ※コピーは不可
・外国籍の方は全部記載の住民票(個人番号は除く。コピー不可)及び在留カード等
・失効した免許証
・写真3枚(申請前6ヶ月以内に撮影されたもの。無帽、正面、無背景などの条件あり)
・健康保険証やパスポートなど、本人であることが確認できるもの
・眼鏡、補聴器など(使用している方)
免許を失効してから1年以上が経過してしまった場合、残念ながら試験免除などの措置はありません。つまり1から免許を取りなおすことになります。
やむを得ない理由があって、免許を失効してしまった場合は、特別措置が取られます。
その場合は、その理由の証明書が必要になります。例えば、入院していたのなら入院等の診断書(原本)、海外にいたのならパスポートの原本等が必要です。
注意しなくてはならないのは、「更新のハガキ」が来なかった場合や、仕事が忙しかったなどは、やむを得ない理由には含まれない、ということです。
やむを得ない理由があっての失効で、6ヶ月以内または、6ヶ月以内に手続きが出来なかった場合でも、失効後3年以内で、その事由が止んでから1ヶ月以内の場合は、次の書類を揃えて手続きします。試験を免除され、免許証再発行が可能です。
・本籍地記載の住民票(個人番号が記載されていないもの) ※コピーは不可
・外国籍の方は全部記載の住民票(個人番号は除く。コピー不可)及び在留カード等
・失効した免許証
・写真1枚(申請前6ヶ月以内に撮影されたもの。無帽、正面、無背景などの条件あり)
・70歳以上の方は高齢者講習終了証明書
・健康保険証やパスポートなど、本人であることが確認できるもの
・やむを得ない理由、期間を証明できるもの
道交法改正により、やむを得ない理由があり失効後3年が経過した場合でも、経過措置が取られます。
経過措置の対象となる場合は、平成13年6月20日より前にやむを得ない理由が発生し、やむを得ない理由が止んでから1ヶ月以内に適性・学科試験に合格すれば、免許を交付されます。
病気や海外滞在、もしくはうっかり免許を失効してしまった場合に手続きについてまとめましたが、いかがでしたか?
うっかり失効してしまった場合、最悪1からの取り直しになってしまいます。またやむを得ない理由があったとしても、平成13年6月20日以降にそういった状況になり、失効後3年以上経過していたら、経過措置の対象外です。
免許を失効してしまうと大変です。住所変更していても更新ハガキは、何かの手違いがあれば100%届くとは限りません。免許の有効期限は自分でしっかり確認し、失効することの無いように気を付けましょう。
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