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14代にも渡るクラウンのモデルチェンジの歴史 主要モデルまとめ

クラウンは日本を代表する高級サルーンです。これまで14代にわたってモデルチェンジを繰り返してきました。そんなクラウンのモデルチェンジの歴史を振り返ってみます。日本のモータリゼーションの系譜が、クラウンのモデルチェンジごとに理解できます。

クラウンのモデルチェンジを知ることは車の歴史を知ること

クラウンは日本を代表する高級サルーンです。
その歴史はとても古く、「いつかはクラウン」というキャッチフレーズが話題になりました。

モデルチェンジを重ね進化するクラウン

クラウンはいつの時代も、憧れのクルマです。

トヨタ自動車を代表する、また、日本を代表する車種のひとつである。トヨタの量販車種の中でも最上級モデルの地位を長く担い、「いつかはクラウン」というキャッチコピー(1983年に登場した7代目で用いられた)等にも象徴されるように、一般に高級車として認知されている。当初からオーナードライバー向けの乗用車として開発され、その時代ごとにトヨタが提案をし、消費者が求める日本の高級車像が反映されてきた。

出典:http://ja.wikipedia.org

クラウンのタクシー

初乗り料金が高いのもクラウン。クラウンはどのようなクルマでも、裕福な象徴です。

またその長い歴史を通じ、官公庁などの公用車、企業の社用車としても用いられている。
一方、高い信頼性や耐久性から、タクシー、ハイヤー、教習車[注釈 2]やパトロールカーといった業務用車両や特殊車両として使われることも多い。

出典:https://ja.wikipedia.org

覆面パトカーもクラウン

高速道路で、白いクラウンを見るとスピードを落としたくなりますね。

クラウン はじめてのモデルチェンジは外国車がお手本

それではクラウンのモデルチェンジの歴史をひも解いてみましょう。

クラウン最初のモデルチェンジ

2代目 S4#型(1962年 - 1967年)。古くても高級そうに見える、さすがはクラウンです。最初のモデルチェンジは昭和37年でした。

新しい小型車規格に合わせ、先代より長く幅広いボディが与えられた。スタイリングは当時のアメリカ車の影響を強く受けた「フラットデッキスタイル」と呼ばれるものであり、1960年に登場したフォード・ファルコン(Ford Falcon (North America))が直接の手本とされた。

出典:https://ja.wikipedia.org

このころは外車のデザインをモチーフにしていました。

クラウン 3代目のモデルチェンジ(1967年 - 1971年)

クラウンモデルチェンジ 3代目

クラウン3台目のモデルチェンジ。このころはバンやピックアップのクラウンがありました。

先代よりも低く、長くなったスタイリングは「日本の美」をテーマとしたもので、トヨタ自動車工業が前年に完成させたデザイン・ドームから生まれた最初の車種である。この代から、その後歴代のクラウンにおいて長年伝統となったペリメーターフレームが初めて採用された

出典:https://ja.wikipedia.org

クラウン 4代目のモデルチェンジ

クラウン 4台目のモデルチェンジ(1971年 - 1974年)

なんとクラウンの2ドアクーペです。このモデルチェンジはカッコいいですね。

この代から正式名称が「トヨペット・クラウン」から「トヨタ・クラウン」に改称される。ボディバリエーションは4ドアセダン、2ドアハードトップ、カスタム(ワゴン)、バンの3種となった(車両型式はハードトップがS7#系、それ以外がS6#系)。スピンドル・シェイプ(紡錘形)」と呼ばれる、丸みを帯びたスタイルから「クジラ」の愛称を持つ。

出典:https://ja.wikipedia.org

クラウン 5台目のモデルチェンジ (1974年 - 1979年)

5代目クラウンのモデルチェンジ

1974年登場のクラウンは直線基調のデザインにモデルチェンジしています。

失敗作であった先代の曲線基調から、直線基調の重厚感を強調したスタイリングに改められ、キャッチフレーズも「美しい日本のクラウン」(前期型)、「美しい日本の新しいクラウン」(後期型)と、保守的なイメージをより強調するものとなった。

出典:https://ja.wikipedia.org

クラウン5台目のモデルチェンジは保守的なデザインです。

クラウン 6代目のモデルチェンジ(1979年 - 1983年)

クラウン 6代目のモデルチェンジ

角目ライトがクラウンらしい威厳を放っています。

キャッチコピーは「日本の薫り」、「クラウンは人を語る」(前期型)、「ちょっと誇らしく」(後期型)。スタイルはより直線的でスタイリッシュなイメージとなった。2800cc車には、4代目のS6#型以来となるカラードバンパー(衝撃吸収式)が装備され、デザイン面でのアクセントとなった

出典:https://ja.wikipedia.org

この時代のモデルチェンジから、クラウンが一気に近代的になりました。

ゼロクラウンはモデルチェンジの革命

時は一気に飛び、12代目ゼロクラウンへタイムスリップします。

ゼロクラウンでのモデルチェンジ

この時代のモデルチェンジはクラウンのイメージを大きく変えました。

12台目のモデルチェンジは若者も注目するようになり、
エアロパーツもさまざまな製品が発売されました。

クラウン 最新型 14代目のモデルチェンジ

クラウン モデルチェンジ 最新型

14代目にモデルチェンジしたクラウン。今回のモデルチェンジは、ハイブリッドシステムのさらなる進化がポイントです。

トヨタが先人を切って開発したハイブリッドシステムの進化、
さらにはダウンサイジングターボ搭載モデルを用意するなど、
最新クラウンは先進技術を満載しています。

さらには衝突防止システムなどの安全装備も見逃せません。

クラウンはその時代の自動車技術を象徴するシステムを取り入れているのです。

以上、クラウンの主要な車種についてモデルチェンジの歴史を振り返ってみました。

クラウンの歴史は、日本の自動車の歴史そのものですね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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