ホンダのハードトップ!一世を風靡したs2000の全容を明かす!
2016/03/18
gairaa_1496
オープンエアモータリングが楽しめるMR-Sですが、ルーフを閉じた状態のハードトップ仕様のMR-Sも捨てがたい魅力があります。そこでMR-Sのハードトップについての情報をまとめてみました。MR-Sの剛性の向上にもつながるハードトップの魅力を紹介しましょう!
まずはMR-Sハードトップを説明するまえに、MR-Sについておさらいしてみましょう。
トヨタ MR-S
写真はハードトップを装着する前の状態。MR-S(トヨタ MRS)MR-S Vエディションです。
トヨタ・MR-S(エムアール-エス)とは、トヨタ自動車が製造・販売していた2シーターの自動車である。オープンタイプ(手動ソフトトップ)のスポーツカーで、MR2の後継車である(初代MR2から数えると3代目になる)。なお、この車種の製造に関してはMR2同様、セントラル自動車(現・トヨタ自動車東日本)が担当していた。
MR-SはMR-2の後継モデルにあたるんですね。
MR-Sの先代モデル、MR-2
歴代MR-2はハードトップが採用されています。
2代目のMR2はパワースペック競争に巻き込まれた結果、シャーシの熟成が間に合わず、挙動が読み辛いうえにピーキーなクルマとなってしまった。MR-Sではその反省に立ち、他車のコンポーネントを流用しつつ、パワーは控えめであるが軽量化による加速と運動性の良さ、オープンドライブなど、運転が楽しめるライトウェイトスポーツカーに仕上げた。そのため、MR2にはあった後部トランクが最適な重量配分を得るために撤廃され[1]、代わりにシート背面にラゲッジスペースを備えている。
先代モデルはピーキーな走行フィーリングだったのに対して、
MR-Sではマイルドにして、操縦しやすい味付けが加えられているようです。
MR-Sは輸出名がMR-2スパーダーと呼ばれ、
先代モデルであることがこのことからも理解できます。
MR-Sではオープンカーとなりましたが、
こういった流れからMR-Sをハードトップにしたい要求が生まれたのかもしれません。
MR-Sのハードトップ
MR-S用の純正オプションとして、ハードトップはトヨタから販売されていました。
MR-S純正ハードトップはメーカーの在庫はありませんが、
ネットオークション等で、ときおり出品されているようです。
MR-S ハードトップ 個人取引の注意
MR-Sのハードトップをネットオークションで購入するときは、取り付け部品がそろっているか、しっかりと確認して購入しましょう。
MR-S ZZW30 ハードトップ部品リスト
69431-17011 トップカバーロック ストライカ NO.1 LH ¥7,200
69432-17011 トップカバーロック ストライカ NO.1 RH ¥6,600
75599-17010 ルーフサイドガーニッシュ ボルト ¥110 ×2 (下側 ネジロック付)
75599-17030 ルーフサイドガーニッシュ ボルト ¥110 ×2 (上側 ネジロック付)
90148-60056 SCREW, HEX LOBULAR ¥190 ×4 (リムーバブルフールセット ブラケット固定用)
58396G リムーバブル ルーフセット ブラケット LH 廃盤
58395D リムーバブル ルーフセット ブラケット RH 廃盤
82187-17030 リアウインドワイヤ No,2 ¥1,310
ハードトップのパーツリストです。
取り付け金具等は、一部現在でも入手可能な部品があるようです。
MR-Sハードトップのフォルム
ハードトップは堅いので、簡単に車内に侵入することができません。
スフとトップのMR-S
手軽にオープンにできるメリット、軽量化のメリットがあるソフトトップですが…
幌をカッター切られて車上荒らしにあった車
カッターで幌を切られると、簡単に車内に侵入できます。ソフトトップは防犯対策に注意が必要ですが、ハードトップであればかなり安心です。
※写真はロードスターです
MR-Sにハードトップを取り付けると、なによりフィルムがカッコいいです。
さらにピラーとリヤエンドがハードトップにとって連結されることで、
車体剛性もわずかながら向上させることができます。
これらがMR-Sオーナーにとって、ハードトップを付けたくなる理由ではないでしょうか。
MR-Sハードトップ装着状態
MR-Sの滑らかなスタイリングが、ハードトップにすることでさらに引き立ちます。
ハードトップは重いので、二人ががりで取り付けることになります。
ところがこんな動画を発見しました。
MR-Sハードトップ取り付け
この方は一人で純正ハードトップを取り付けています。しかもなんの苦労もなく、1分ほどで終了しています。
MR-Sハードトップ 取り外し
こちらは取り外し編です。
いかがでしたでしょうか?
MR-Sオーナーの方に、多少なりとも良い情報が提供できましたら幸いです。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございます。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局