クリーンディーゼル搭載のマツダCX-3の燃費を検証してみよう！

マツダCX-3はデミオベースのSUVであり、CX-5、アテンザ、アクセラ、デミオに続くスカイアクティブの第５弾として、2015年2月に登場した人気のコンパクトSUVです。

マツダCX-3のエンジンは日本で販売される乗用車としては日本車、輸入車を含め 異例とも言える、1.5Lディーゼルターボのみの設定です。

最高出力　　105馬力
最大トルク　 27.5kg・m（6速MT/6速AT）

最高出力こそデミオと同じで105馬力と変わらないものの、最大トルクがCX-3では過給圧を高めることで「27.5kg・m（6速MT/6速AT）」へと高められています 。

・XD
・XD Touring
・XD Touring L Package

グレードは３種類のみで、駆動系は２WDと４WDがあり、ミッションはMTとATがあります。

CX-3の価格帯はメーカー希望小売価格(税込)237万6,000円から302万4,000円と、コンパクトSUVという車格を考えると高い印象もありますね。

さて気になるのマツダCX-3のカタログ燃費はどれくらいなんでしょうか。

21.0km/L（4WD/AT）～25.0km/L(2WD/MT)

カタログ燃費とはいえ、すばらしい低燃費ですね。
当然ながらマツダCX-3はエコカー減税対象車で重量税と取得税の免税などがあります。
ハイブリッド車と比べると大したことないと思われるかも知れませんが、このマツダCX-はディーゼルなので燃料は軽油です。ガソリンよりも当然安いですね。その辺りを総合的に考えると、かなり良い数字だと言えます。

実燃費はカタログ燃費より下回るのは当然ですが、それではマツダCX-3の実際の燃費はどれくらいなんでしょうか。

・ 高速道路の実燃費/ 23.5km/L
・ 郊外路の実燃費/ 20.1km/L
・ 市街地の実燃費/17.6km/L

　　　　※　総合実燃費/20.6km/L

上記のマツダCX-3の試乗レポートの他に、一般ユーザーの意見でも、16～22km/Lというのが平均的な燃費のようです。
実燃費でこの数値は、マツダCX-3あっぱれですね！

上記の数値を見て、なんだハイブリッドより低いじゃないかと思うかも知れませんが、マツダCX-3はディーゼルなので燃料は軽油です。
レギュラーガソリンと軽油には比率にすると約13%の開きがあり、ハイオクガソリンで考えたら20%の開きがあると考えられます。

ディーゼルエンジン搭載のマツダCX-3の燃費は、燃料が軽油というコストパフォーマンスから、ハイブリッド車や軽四輪車と比べても、決して遜色が無いと言えるのではないでしょうか。

マツダCX-3で低燃費な運転方法はユーザーならぜひ知りたいところですね。
実際どんな運転方法が良いのでしょうか。

ディーゼルエンジンは走行条件が燃費に及ぼす影響が少ないという特徴があります。この辺りがガソリン車とは大きく異なるディーゼルの良さのです。
だからマツダCX-3で高速を一定速度で巡航しても、街中でストップ＆ゴーを繰り返しても燃費に決定的な差が出るということがあまりありません。

それでもマツダCX-3でさらなる低燃費運転のコツは

・発進加速時以外は、非常にソフトにアクセルを踏むこと。
・渋滞時も、最初にちょっとアクセルを踏んで、あとはアクセルに軽く足を置いておくという感覚。

これでマツダCX-3の燃費はさらに向上すること請け合いです。

CX-3のライバル車として挙げられるのは、日本車では日産 ジュークとホンダ ヴェゼルではないでしょうか。それではこれらのライバル車の燃費を見てみましょう。

グレードによって一概に比較できませんが、上記のような数値が出ています。
マツダCX-3の燃費での優位性が見事に実証されています。

以上、マツダCX-3の燃費について検証してきましたが、どうですか？マツダCX-3の燃費はかなり上位のランクではないでしょうか。ハイブリッド車と比較しても遜色ないと思います。
マツダCX-3の購入をお考えの方はぜひ参考にしてみて下さい。