ミディアムクラスサルーンBMW5シリーズ。525Iの2.5Lは170馬力を発生
2016/02/05
とっぱらや
ネオヒストリックの魅力！ドイツの名車BMW E30とはどんなクルマ？
BMW E30とは、E２１型となる、初代３シリーズの後継にあたるモデルです。２代目となったBMW３シリーズはコードネームE30と呼ばれ、1982年から1994年までの12年もの長きに渡って生産されていました。どのようなクルマか、わかりやすく解説しましょう！
BMW E30
BMW E30 ２ドアセダンタイプ
3シリーズは、ドイツの自動車メーカー・BMWが製造・販売している乗用車である。 かつて販売していたBMW2002の系譜を受け継ぐモデルである。BMWの中核を担う主力モデルであり、欧州市場においてライバルとなるメルセデス・ベンツCクラスと人気を分け合っている。アメリカ市場においてもスモールセダンのベストセラーモデルとして人気を博しており年間10万台以上販売される。
BMW E30はBMW３シリーズの社内用のコードネームです。生産開始は１９８２年から。その後１２年間も生産が続けられました。
BMW E30
BMW E30 ワゴンタイプのツーリング。
初代モデルより車体寸法が拡大され、より滑らかで全体的に丸みを帯びたデザインとなった。デザイナーは2代目BMW・7シリーズ（E32） や2代目・3代目5シリーズ（E28、E34）等を手掛けたクラウス・ルーテ。初代3シリーズではグレードによりヘッドライトが2灯式、4灯式（上級モデル）となっていたが、2代目3シリーズからは全グレードに4灯式ヘッドライトが搭載された。サスペンションは、前輪がストラット、後輪がセミトレーリングアーム式であった。
初代３シリーズから、ボディサイズを拡大し、
全体的にエッジに丸みをもたせたデザインが 特徴です。
BMW E30のエンジン
BMW E30はキャブレターからインジェクション方式への過渡期でした。
生産年数の長いBMW E30のエンジンは、
４気筒 １７６６cc キャブレター仕様 ９０馬力から、
６気筒 ２４９４cc インジェクション仕様１７０馬力まで、
時代の変化に合わせて、さまざまな仕様のエンジンが搭載されました。
BMW E30
BMW E30のインパネ
ドライバーの視点に合わせて、
エアコンの吹き出し口や調整ダイヤルの向きが運転席側に向けて角度をつけているのが、
いかにもドライバーズカーという印象を与えます。
BMW E30室内空間
BMW E30のシートデザイン
シートのホールド性が良く、
長時間の運転でも疲れにくいのがBMW E30のシートの特徴です。
BMW E30ドライブインプレッション
BMWらしさが堪能できる、シルキーフィーリング
BMW E30の中でも、６気筒エンジンを搭載する３２５iは、
１７０馬力を発生してパワフルな走りが可能になりました。
アクセルを踏んだ時に、なめらかに加速していくさまを「シルキートルク」と呼びます。
BMWならではの上質な走りが、ファンを魅了するポイントです。
「BMWは直列６気筒」といわれるゆえんは、
この滑らかなスロットルフィーリングにあります。
BMW E30型 Z1ロードスター
これも同じBMW E30です。
Z1（ゼットワン）は、BMW・フォルシュング&テヒニーク（BMW Forschung und Technik GmbH ）で開発され、1989年3月[1]から1991年6月まで製造された2座席ロードスターである。Z1は通常のドアのように外側やガルウイングのように上方に開く代わりに下方のドアシル（ドアの下部、前輪と後輪の間にある梁）内に収納されるドアを持っていた。わずか8,000台しか製造されなかった。
オープンエアモータリングが存分に楽しめる、BMW E30のオープンモデル。外観が大きく異なりますが、このクルマもプラットフォームはE30なのです。
E30は長きにわたって生産されたモデルだけに、E30のミニチュアカーもたくさん販売されました。最後にコレクションにピッタリなE30の模型を紹介します。
オートアート 1/18スケール ミニカー
DTMに参戦したイエーガーマイスターのE30。エンジンや室内だけでなく、車体裏側の足回りやマフラーまで精密に再現しています。
フジミ 1/24スケール プラモデル
プラモデルメーカーの老舗、３２５iの組み立て式プラモデルキットです。フジミはこのほかにもM3やハルトゲH26SPなども販売し、E30型のプラモデルのラインナップが充実しています。
