2016/02/04
chocorilakkuma
山道や海沿い、住宅地などでたまに見かけるビックリマークの標識。ビックリマークの標識は『その他の危険』と言う意味です。その他の危険って言われても、具体的には何!?と思ったこと、ありませんか?今回は標識の中でもビックリマークに注目してみたいと思います。
27種類の警戒標識
車などで道を走っていると、たまに見かけるビックリマークの標識。ビックリマークの標識の意味は『その他の危険』です。でも、落石注意とかすべりやすい、などの警戒標識には、ビックリマークを除いても26種類もあります。ビックリマークの標識があると言うことは、その中でも説明しきれない注意点があると言うこと。では、ビックリマークの標識には、どんな意味が込められているのでしょうか。全国のビックリマークの標識で、その秘密を探りたいと思います!
実は、ビックリマークの標識には、説明が付いているものと、説明の無いものとがあります。説明のあるビックリマークの標識で、多く見かけるものが、『この先通り抜けできません』というもの。結構道幅があって、先まで続いているように見える道路でも、行き止まり、ということもあります。また、抜け道のように見えて、私有地に入って行ってしまう道路もあります。
このように、ビックリマークの標識には、説明の付いているものがあります。
説明のあるビックリマークの標識
「この先通り抜けできません」との説明があります。
説明のない、ビックリマークの標識もあります。なぜ説明が無いのでしょうか。それは、説明しにくいから、と言うことだそうです。
例えば、下の写真のビックリマークの標識は説明がありません。実は、この道路は目の錯覚を起こしやすい場所なんだとか。道路の傾斜と、木の生えている角度がいびつで、錯覚が起きることがあるそう。
これを説明するとなると、ちょっと難しいですよね。そういった場合には、特に説明を付けず、ビックリマークの標識だけを設置しているのだそうですよ。
一見普通の山道のカーブですが、錯覚が起きやすい場所です。
一見舗装された道路に見えますね。
北海道の国道333号線にあるビックリマークの標識。ここには説明が付いています。『砂利道この先100m』と書いてあります。一見、舗装され、道幅も充分にある道路ですが、カーブの先は砂利道。気付かないと危険ですね。
高速道路でのビックリマーク標識がありますね。
高速道路にも、ビックリマークの標識があります。これは、中央自動車道路にあったものです。ビックリマークに、説明がたくさん付いていますね。一番注意しなくてはならない点が「速度低下注意」でしょうか。このくらい大きく書かれていれば、ドライバーの目にも止まりやすいですね。
カーブにもビックリマーク標識が。
次は、説明のないビックリマークの標識です。鹿角市のアスピーテラインと言うところにあったものだそう。ビックリマークの意味は何なのか、ちょっと考えてみましょう。
この道は、充分な広さがありますが、ご覧の通り、カーブの角度がきつく見通しが悪くなっています。また、観光で通るドライバーが多いので、写真にもありますが停車している車もありますね。見通しが悪く、停車している車、また車から降りて、横断する歩行者も多いと推測できますね。
街中にもビックリマーク標識。
街の中にもビックリマークの標識があります。これは、寝屋川にあるものだそう。標識のすぐ隣、歩道の向こう側には小学校があるそうです。小学校があると言うことは、子どもがたくさん通る、と言うことですね。歩道ギリギリを歩いたり、または歩道から下りて歩くかもしれません。また、この標識の少し先にはバス停があります。バス亭があると、注意しなければならないことが、たくさん出てきますね。
ドイツのビックリマーク標識。
海外の道路標識にもビックリマークがあります。これは、ドイツで撮影されたものです。毎年、4月から5月にかけて、ドイツではヒキガエルが冬眠から覚め、水辺へと移動します。そんな中、自動車に轢かれるカエルが続出!そんなカエルを保護するために、注意喚起しています。
そもそも、標識を立ててまでカエルを保護するのは何故?と思いますよね。実はカエルは、水のきれいな場所に生息しているため、海外では環境保全のシンボルとして、認知されているそうです。
日本では見ることのない、おもしろいビックリマークの標識ですね。
土砂崩れのビックリマーク
ビックリマークの標識をご紹介してきましたが、いかがでしたか?注意説明が付いているものと、付いていないものがありました。実は、説明のないビックリマークには、霊が関係しているのでは・・・と言う都市伝説があるとか。真偽のほどは定かではありませんが、やはり、説明しにくいから、敢えて説明を付けていない、と考えるのが合理的ではないでしょうか。ビックリマークの標識が見えたら、何に注意すれば良いのかを考える必要がありますね。
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