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車の下に黒いニジミ!?車のオイル漏れについて調べてみました!

車を止めておいたら車の下側に黒いオイルのにじみが出来ていた!なんてことを経験したことがありませんか?その時はあまり気にしないかもしれませんが、これはオイル漏れです。オイル漏れって言われてもよくわからないという方のためにオイル漏れについてまとめにみました!

車のオイル漏れとは?

そもそもオイル漏れってなに?ということでまずは車のオイル漏れとはということについて見ていきましょう!

車のオイル漏れ

車のオイル漏れとはそもそもエンジン外部の漏れとエンジン内部(オイル上がり、下がり)の漏れの2種類あります。

外部の漏れは見れば分かります。駐車場などに、雨も降っていないのにトラックが停まっていた箇所に水たまりのようなものができている、というようなことはありませんか?これが外部の漏れです。

車のオイル漏れ

そして内部の漏れ、エンジンオイル上がり、下がりは、見た目ではわかりませんが寒くもないのに排気ガスが白煙になっているときは、これです。寒いときはどう判断するかというと、実際詳しく言えば白煙というより青白いです。それに寒くて出るのよりも明らかに濃いです。これは、燃焼室にエンジンオイルが侵入して燃えてしまうからです。

車のオイル漏れで起こるトラブル

車のオイル漏れが原因で起こるトラブルについてご紹介していきます。

車のオイル漏れ

外部のオイル漏れ

①漏れ出たエンジンオイルが燃えて車両火災になる。
②エンジンオイルが気づいたらなくなってしまっている。

車両火災は大変危険ですね。大勢の人を巻き込む大きな事故につながることもあります。また、エンジンオイルがないままで走行してしまうと エンジンが冷却することができずに焼き付いて、オーバーヒートしてしまいます。さらに潤滑ができずに燃焼室を傷つけてしまいオイル上がりまで誘発してしまうこともあります。

エンジン内部(オイル上がり、下がり)漏れ

これは、主に燃焼室にエンジンオイルが入ってしまいエンジンオイルがどんどん燃えていきます。ちなみにオイル上がり、下がりの違いは燃焼室への侵入経路です。オイル上がりは、ピストンリングの固着やシリンダの傷によるものでそのまんまの意味でエンジンの下からオイルが上がり侵入いてきます。オイル下がりは、バルブシールというゴムが劣化しておきます。これもそのまんま上からオイルが下がり燃焼室に侵入します。

車のオイル漏れ

車のオイル漏れを発見したり、車の調子がおかしいな感じたら早めの対処が大切になってきそうです。

車のオイル漏れの対策

次はオイル漏れを発見した時の対処法についてご紹介していきます。

オイルキャッチタンクを使う

車のオイル漏れ

ブローバイガスの液化が原因ならば、オイルキャッチタンクがおすすめです。これは元々、ブローバイガス内の不純物を取り除くためのもので、お値段は大体16,000円前後。もし、オイルタンクに異常なほど液体が貯まっているなら、別の箇所からの漏れが原因と考えられますので、トラブルの早期発見へと繋がるという利点もあります。

エンジンオイル添加剤を使用する

車のエンジンオイル

カー用品店には、エンジンオイル漏れ止め剤が売っています。これは主に、硬化したゴムの性能を回復させるほか、劣化や収縮などを防ぐためのものです。ただし、ディーゼル車専用・ガソリン車専用とわけられているものもありますので、購入時の確認を忘れずに。

修理に出す

車のオイル漏れ

漏れの程度がひどい場合には、やはり修理に出すより他ありません。ただし、漏れている箇所によってはかなり高額になり、20万円ほどかかるケースも存在します。なので、少しでも疑問に思ったら、いち早く修理屋に持って行き、見積もってもらうのがいいでしょう。

車のオイル漏れのマーク

車のオイル漏れなんて意識していないと気付かないよ!という方もいると思いますが、オイル漏れを教えてくれるオイルランプと呼ばれるマークがあります。これからそのオイルランプについて見ていきましょう。

車のオイル漏れ

まずオイルランプがどんなときに点灯するのか確認していきましょう。
・オイル量の減少
・オイルポンプの故障
・オイル漏れ

この3つが主な原因として考えられます。
その中でも、一番多くなっているのはオイル量の減少になっていて、オイルポンプで吸い上げることが出来ないほど油量が少なく、油圧が上がらなくなるため警告灯が点灯するようです。この他にもオイルを吸い上げるためのポンプが故障していたり、極度なオイル漏れが考えられます。どちらにしてもこのまま走行することは止めて、一度停車させオイル系統の点検をするようにしましょう。

次にオイルランプが点灯した時の確認事項をご紹介します。
1.車を安全な場所に止めエンジンを停止させる
2.ボンネットを開けオイルゲージを探す
3.オイルゲージの先端をウエスやティッシュで拭く
4.オイルゲージを奥まで差し込む
5.再びオイルゲージを抜き先端のオイルがEとFの間にあるか確認する

車のオイル漏れ

オイルランプはオイル漏れを知る方法のひとつですが、一概にオイルランプが付いたらオイル漏れというわけではありません。ただ早めの点検が必要というサインには変わりありません。

車のオイル漏れについて、まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は車のオイル漏れについてご紹介してきました。オイル漏れといわれてもあまりピンとこない方もいらっしゃると思いますが、今回ご紹介したような車の異常を感じたらディーラーなどで見てもらうのがいいでしょう。

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