2016/06/12
isshe_m
どこかで聞いたことがある「妊婦はシートベルトをしなくても良い」という話。果たしてこの話は本当に良いのだろうか?今回は妊婦の方が安心して車に乗れるようシートベルトについて色々と紹介していきます!家族の命を守るために、シートベルトをしましょう!
「妊婦の人はシートベルトをしなくても良い」というのは車を日常的に使用している人なら一度は聞いたことがある話ですね。でも本当に妊婦の人はシートベルトをしなくても良いでしょうか?
法律上は
道路交通法施行令第26条第3の2項
<座席ベルトの装着義務の免除>
「負傷、疾病もしくは傷害のためまたは妊娠中であることにより座席ベルトを装着することが療養上または健康保持上適当でない者が自動車を運転するとき」
に該当する方がシートベルトの装着をしなくても良いとされています。
ということで、法律上は妊婦の人もシートベルトをすることにより、妊婦や赤ちゃんに問題が発生する場合は免除の対象となります。
安全性の意識が高まっています!
安全性のため、後部座席においてもシートベルトの着用が義務化されましたね。
妊婦の人でもシートベルトは安全のために着用するべきという声が高まっています!
衝撃映像「後席シートベルト衝突テスト」JAF
シートベルトの装着の有無の違いが分かる動画です。これを見たら、シートベルトがいかに重要か分かると思います!
きちんと装着方法を知っていれば、妊婦の人でもシートベルトの装着はできますよ!その方法を紹介してきます!
一番気を付ける事は
腹部を圧迫しないことです。
妊婦のシートベルトを着用を推進する会という団体では4つのステップで着用方法を紹介しています。
ステップ1
シートに深く腰掛け、正しい姿勢で乗車します。
ステップ2
腰ベルトは、お腹のふくらみを後方に避け、腰骨の低い位置に着用します。
ステップ3
肩ベルトは、お腹のふくらみを上方に避け、肩の中央から胸の間を確実に通し着用します。
ステップ4
最後にベルトにゆるみやねじれがないよう、体にぴったり密着させましょう。
妊婦の人がシートベルトをするとお腹が圧迫されて、赤ちゃんに悪影響があるのでは?と心配される方も多いようですが、正しい着用方法をすれば問題ありません。
万が一事故にあっても、母体ともに無事に居られる可能性が高まりますので、妊婦の人でもシートベルトは着用しましょう!
妊婦の人のシートベルトの着用方法を紹介しましたが、お腹が大きくなるとシートベルトをするのも一苦労になってしまいます。そこで、妊婦の人用のシートベルトの補助具を紹介していこうと思います!
妊娠用・妊婦用シートベルト補助具 タミーシールド Tummy Shield
腰を固定する下側のベルトを中央の金具にひっかけて固定させる補助具になります。
妊娠用・妊婦用シートベルト補助具 タミーシールド Tummy Shield
金具を通すとこのようになり、お腹ではなく足の付け根を固定する感じになります。これなら、臨月の妊婦の人でも安心してシートベルトがつけられますね!
こちらは16,200円とお値段が張りますが、構造はしっかりしていて安全ですね。帝王切開した方が傷にシートベルトが当たらず、良かったとのレビューもありました。
マタニティー シートベルト日本育児 マタニティーシートベルト
両サイドのフックに腰を固定する下側のベルトを通して使用する補助具です。
マタニティー シートベルト日本育児 マタニティーシートベルト
この様に、腰を固定する下側のベルトが上に上がってこないよう両サイドのベルトで固定します。
このタイプの補助具は約3,000円~あるようです。手頃なお値段は助かりますね。お腹にシートベルトがかからないよう気を付けて装着しましょう。
お手頃価格の補助具からしっかりした安全の補助具まで様々あります。妊婦の人がシートベルトをするのに抵抗がある方はこういった補助具を使ってみてはいかがでしょう?
ここでは、車を運転する車に乗る妊婦の人のためのアイテムをいくつか紹介していきたいと思います!
セーフティーサイン マタニティママ 内貼 吸盤
後続車に促すことにより十分な車間をあけてもらうことも大切ですね。
マタニティマーク・車用マグネット(15cm)
こちらはマタニティマークを使用したステッカーです。
あまりマタニティステッカーは見かけませんね。妊婦の人の中には主張するのを嫌うところもあるようですが、交通事故のリスクを回避するのも大切なことだと思います。
シートベルトの着用と合わせて行っていくと安全な運転ができると思います。
交通事故はいつ起きるかわからない
どんなに気を付けていても、事故は絶対起きないと言えません。
大切な家族を守るためにすべき事は何かを良く考えてみましょう。
いかがでしたか?
今回は妊婦の人がシートベルトをしなくても良いのかをまとめてみました。法律上は許されていますが、事故が起きたときに命を守るシートベルトは妊婦の人でもしっかり着用したいですね。正しい着用方法を知って、母子ともに交通事故から守りましょう。
今回の記事が、妊婦の人や家族に妊婦の人がいる方の参考になれば、うれしい限りです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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