ガソリンスタンドでオイル交換をするメリットは?何が魅力ですか?
2016/03/12
lalala.rararaura
車でオイル交換と言うと真っ先に思い浮かぶのがエンジンですが、それ以外にもATをはじめ車にはたくさんオイルが使われています。これらのオイル交換の時期はいつ頃なのでしょう。オイル交換が必要な部品とその交換時期を調べてみましょう。
エンジンのオイル交換時期を気にする人は多いと思います。
もちろん、エンジンが一番オイルの劣化が激しいので、オイル交換の時期も気になります。
車のオイル交換と言うと皆さんは何を思い浮かべますか?
おそらく、エンジンですね。よくドアの内側に次回の交換時期とか貼ってあります(笑)
車には、エンジン以外にもいろいろなところでオイルが使われています。
それぞれの交換時期などを見ていきましょう。
ブレーキのオイル交換
ブレーキのオイル交換時期は、ほとんどの場合車検の時です。
まずはブレーキのオイル交換です。
これは、通常「車検」の時に交換していますね。
交換の時期としては1~2年が目安と言われています。
ですので、車検の時がちょうど良いのですが、最近では一番最初の「車検」、
新車から3年目になりますが、ブレーキのオイル交換をすることが少なくなっているように思います。
ブレーキオイルが古くなってくると、ブレーキを踏んだ時にフワフワとした感じがしたり、制動距離が長くなった気がします。
また、ブレーキのピストンを傷つける原因になったりで良いことはありません。
走行距離が多い車はもちろんの事、逆に走行距離が少ない車もオイルが動かないためオイルが酸化してくる場合があります。
いずれも心配な方は「車検」の時にブレーキのオイル交換をお願いしましょう。
ブレーキオイル交換後の「エア抜き」はブレーキ本体のところで抜きます。
ここから古いオイルを押し出すようにオイルを数回抜くことで、一緒に入り込んだエアを抜きます。
ブレーキのオイル交換は、通常ブレーキの分解整備と一緒に行います。
ブレーキをばらして、オイルをすっかり抜いた後、新しいオイルを入れて「エア抜き」と言う作業が必要です。
これをきちんとしないとブレーキの不具合が発生し、最悪事故にもつながります。
ATのオイル交換は、オイルがなかなか抜けないのでここまですることもあります。
ATのオイル交換です。
交換時期が過ぎると、オイルが劣化してATの動作が悪くなったり、AT本体を壊す恐れも出てきます。
ATのオイル交換の時期は、一般に2万Km~3万Kmまたは2~3年と言われていますが、中には10万Kmくらいまで大丈夫と言っている技術者もいるそうです。
ATのオイルには本来の潤滑することで各ギヤなどを保護する役目とATを動作させる役目とがあります。
そのため、交換時期が過ぎてしまいオイルが劣化してくるとATの動作自体が不安定になり、変速時のショックが大きくなったり、発進時にもたつくようになったりします。
ATのオイルはATの構造上完全に交換することが難しいです。
そのため、特殊な作業が必要で、またATの動作をさせる役目もあるためディーラーなどの車販売店で純正オイルによるオイル交換が大切です。
時期としては、使用頻度の多い車で4~5万Kmが一つの目安だと思います。
ATのオイルは通常レベルゲージから入れます
ATはオイル交換をした後、しばらくはATの動作が不安定になる場合があります。
マニュアルミッションのオイル交換も下から抜きます。
マニュアルミッションのオイル交換時期は、オイルの状態を見て判断することも難しいので、やはり走行距離や年数で交換時期を管理するしかありません。
ミッションオイルを入れるときはオイルポンプを使います
基本的には下からミッション横のフィラーキャップを外して、そこからオイルポンプで新しいオイルを入れます。
マニュアルミッションのオイル交換時期ですが、2~3万Kmが目安です。
マニュアルミッションの場合は、オイルが劣化してくると「ギアの入りが悪い」「ギアが抜ける」などの症状が出てきますので、ちょっとでもそんな気配がしたらオイル交換すると良いでしょう。
ATと違って、リフトなどがあるところでは比較的簡単に作業できます。
もう一つ交換時期の目安として、1年に1万Km走らない車でしたら、「車検」1回おきにマニュアルミッションのオイル交換と決めておけば、時期としても、またオイル交換を忘れないためにも良いと思います。
この方法は、ディファレンシャルオイルにも使えると思います。
ディファレンシャルのオイル交換
ディファレンシャル下部にあるドレンコックから抜いてオイル交換をします。
ディファレンシャルのオイル交換2
オイルを抜いた後は、上部のフィラーキャップからオイルを入れます。
ディファレンシャルのオイル交換時期も、2~3万Kmと言われています。
ディファレンシャルの場合も、交換時期が過ぎてしまいオイルが劣化してくると、「旋回時、後ろの方で異音がする」などの症状が出てきます。
こちらも、交換時期を走行距離や年数で決めて不具合が出る前にオイル交換をすると良いでしょう。
さあ~いかがでしたか?
ここまで、各部品のオイル交換時期をみてきましたが、
2~3万Kmと「車検」が交換時期のキーワードのようです。
「車検」ではぜひエンジン以外もオイル交換をしてもらってください。
もちろん、「車検」でなくても走行距離が多い車などはオイル交換時期に気をつけて、早め早めに交換することをお勧めします。
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