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どこまで走れる!?SAIの燃費と実燃費、その実力とは一体?

ハイブリッド専用車種として2009年から販売されているSAI。そんなSAIの燃費、実燃費、さらにはオーナーによる燃費評価もご紹介します。クラウンよりも室内が広い、維持費が安いなどと多くのメリットを持ち合わせているSAIの実力とはどのくらいなのでしょうか。

SAIってどんな車?

今回はSAIの燃費と実燃費、さらにはオーナーによる燃費評価をご紹介します。
しかし、そもそもSAIとはどんな車なのでしょうか。
まずは簡単にご紹介します。

SAIはトヨタが日本国内で製造・販売するセダン型ハイブリッド専用車(スプリット方式)で、トヨタブランドとしてはプリウスが発売されて以来12年ぶり、2車種目のハイブリッド専用モデルとして2009年に発売されました。

SAIはタクシーとして多用されていたクラウンよりも維持費が安く、室内空間にも余裕があること、同時に環境問題に配慮していると言うイメージアップ効果があるため首都圏を中心に、法人・個人を問わず、タクシーとしての需要が増えました。

トヨタがオススメしているSAIのグレードは「G」で、そのメーカー希望小売価格3,938,073円(消費税込み)となっています。
クラウンよりも室内が広くてハイブリッドならば、お得ということになるでしょう。

SAIの燃費

そんなSAIの燃費をご紹介します。
ハイブリッド専用だとは言えセダンタイプなので、燃費はどうなのでしょうか。

トヨタが公式に発表しているSAIの燃費はJC08モードで22.4km/Lです。
2400ccで、車両重量が1570~1590kgなら妥当な数字と言えるのではないでしょうか。

ちなみに2009年に発売されたSAIが19.8~21.0km/Lだったので、2013年のマイナーチェンジによって大きく燃費を伸ばしたということが分かります。
では実際走った時の燃費はどれくらいなのでしょうか。

SAIの実燃費

車を購入しようというとき、デザイン、質感、内装、走行性能を気にするかと思います。
しかし、近年最も気にされているのが、実際に走ってみたときの燃費、つまり実燃費です。
ここでは、SAIの実燃費についてご紹介します。

SAIの実燃費は16.65km/Lが平均となっています。
しかし、実燃費は運転の仕方や交通状況によって大きく変わってきますので、ここで算出された燃費データはあくまでも平均値です。

渋滞路ばかりなら平均値より下回るでしょうし、高速道路ばかりなら平均値より上回るでしょう。
燃費はこのように運転する場所や運転の仕方に左右されやすいため、エコな運転を心掛けることで燃費を伸ばすことも可能です。

SAIの燃費評価

では、実際にSAIに乗っている人の燃費評価はどのようなものなのでしょうか。
SAIオーナーによる燃費評価を見ていきましょう。

SAIの燃費評価は実にさまざまで、「同排気量のガソリン車よりは良い」や「十分立派」など、排気量など様々なことを考慮すると燃費がいいと評価している声が目立ちました。
発売当時はセダンのハイブリッドカーが少なかっただけに評価も難しかったようですね。

他にも「期待していたより悪い」、「高速での燃費が悪い」など、坂道や高速道路などエンジンを多用するような地域で乗っている人からの評価はあまり良い評価がなかったのが印象的でした。
エンジンを多用するとどうしても燃費が悪くなるので、そこはハイブリッドカーならではの評価ということになるでしょう。

また、ハイブリッドの先駆者となるプリウスと比較する声も多かったです。
プリウスと比較するとやはり燃費が悪いと感じる人が多いようです。
しかしながらSAIとプリウスでは車格や排気量が違うのでなんとも言い難いというのが実際のところです。

SAIの燃費評価は良くもなく、悪くもなく、乗る人や乗り方によって大きく評価が分かれるのだという印象を受けました。
ハイブリッドの先行車種であるプリウスの燃費がどんどん良くなる中での数値なだけに、いまいちという感想を持つ人も少なくないようです。

SAIの燃費のまとめ

いかがでしたか。
内装が広くて維持費の安いセダンタイプのハイブリッド車がほしいとお考えの方はSAIも候補に入れてみませんか?

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