自動運転の実用化をリードする!日産のIDS CONCEPTの詳細まとめ!
2015/12/16
m.kondou
東京モーターショー2015で披露された、日産・TEATRO for DAYZ。真っ白なインテリアを自分好みに染めることが出来るという日産・TEATRO for DAYZとは一体どのような車なのでしょう?日産・TEATRO for DAYZについて紹介します!
日産・TEATRO for DAYZ
ターゲットは2020年以降に運転免許を取得する世代
第44回東京モーターショー2015で世界初公開されたのは、新世代の若いカスタマーに車の新しい価値を提供することを目的とした、軽EVのコンセプトカー「日産・TEATRO for DAYZ」。モバイルの端末の進化とともに育った世代にとってのコミュニケーションツールは、通信機能を備えたゲームやEメールやSNSです。デジタルネイティブである若者は、写真や動画をSNSでシェアし、それを仲間で共有します。
そうした、デジタルネイティブ世代に向けて、スマートフォンのように自在にアレンジできる、そして運転以外の楽しみにも使える車として開発されたのがこの日産・TEATRO for DAYZです。真っ白なインテリアをスクリーンに、様々な映像を表示し、自分の自由な発想で自在に変化させられます。時には、インテリアをアレンジしてシェアしたり、電気自動車が自由に遊べて、いつでも自由に繋がれる、デジタルガジェットへと生まれ変わります。
日産・TEATRO for DAYZ
イタリア語である「TEATRO」は、英語で「Theater(劇場、映画館)」を意味します。
それでは、具体的にどのような機能があるのか、日産・TEATRO for DAYZについて、さらに詳しく見ていきましょう。
まずは日産・TEATRO for DAYZの性能を、紹介します。
日産・TEATRO for DAYZ
ダッシュボードがSNS画面、車載映像のストリーミング配信を行いながら、世界中の人と運転しながらでも情報をシェアできます。
日産・TEATRO for DAYZには、ステアリングとアクセルペダルとブレーキペダルだけしかありません。他に必要なものはすべて、真っ白なインストルメントパネルに現れます。運転中はドライブモードとなり、計器や各種インフォメーションはすべてインストルメントパネルに映し出され、メーターやカーナビなどは好きな場所に好きな大きさで自由に配置可能です。不要なものは消すこともでき、スペースを有効に活用できます。
日産・TEATRO for DAYZ
表示されているのはネット対戦型のゲームアプリ。運転席と助手席の背もたれにも同じ画面が表示されています。
また日産・TEATRO for DAYZは、アウトドアに即席フェスティバル会場を作ったり、視界いっぱいにゲーム画面を映して大音量でゲームを楽しむこともできます。そして季節の変化やその日の気分で、インテリアのデザインをアレンジしたり、離れた友人と旅先で会った幻想的な風景を仲間とシェアしながらパーティーを楽しむことも可能です。このように日産・TEATRO for DAYZは、自由なアイデア表現とアレンジを可能なものにしました。
それでは、日産・TEATRO for DAYZのデザインを詳しく紹介します。
日産・TEATRO for DAYZ
エクステリアは意外とシンプルな印象です。通常の自動車のデザインで重要視される、速さ、大きさ、優雅さなど、作り手の意図を形で表現せずに、自分で表現できるように、シンプルで飽きの来ないデザインにしました。また、バンパーやルーフのエッジに丸みを持たせ、前後のオーバーハングを極力短くし、タイヤを四隅に配置することによって、ハイドワゴンながら踏ん張り感があるデザインとし、コンパクトながらボリューム感があるシルエットです。
日産・TEATRO for DAYZ
自己表現を楽しむためのLEDスクリーンを搭載。車外でもアイデア次第で様々な楽しみ方が出来ます。
日産・TEATRO for DAYZ
観音開きのドアを開けると、真っ白なシートとわずかな操作機器しかありません。シートのデザインは、バランスボールをモチーフに頑丈さ、ホールド感とは対極のアプローチで、従来の車とは違う存在であることを示しているそうです。
日産・TEATRO for DAYZ
映像を出力して、自分の気分次第で、スマートフォンでダウンロードした好きなデザインを着せ替えて楽しむことが出来ます。
日産・TEATRO for DAYZ
日産・TEATRO for DAYZは発売日は2020年以降といわれているようですが、価格は未定です。高値が付きそうな機能ですが、価格が気になるところですね。続報を待ちましょう!
日産・TEATRO for DAYZ
日産・TEATRO for DAYZについて紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
運転をゲーム感覚で楽しむことが出来る日産・TEATRO for DAYZは、若者の車離れが進んでいる現在の日本にとっては、画期的で面白い車だと思います。また運転のしやすい軽自動車で、環境にやさしいEVというところも日産・TEATRO for DAYZの良いところですね。発売日は未定ですが、今から発売されるのが楽しみです!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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