ブリオ!ホンダのアジア新興国向け小型乗用車。その性能や価格は?
2015/11/12
tace
フォルクスワーゲンが製造・販売している大衆車『フォルクスワーゲン・ゴルフ』。調べてみました、『フォルクスワーゲン・ゴルフ』の生い立ちから代々のゴルフ、性能や価格を・・・・・。気になる中古車価格も含めて、ご一緒に見て行きませんか?
ゴルフ(Golf)は、ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲンが製造・販売しているハッチバック型の自動車で、1974年に発表され現在(2015年)も展開されている。長寿の車です。
フォルクスワーゲン ゴルフ
『フォルクスワーゲン・ゴルフ』は、ハッチバック車でありその優れた機能的なデザイン、運転のしやすさ、高い走行性能などから、初代の発売以来約40年にわたって世界中のベーシックカーの基準、として高く評価されています。
世界の車種別歴代総生産台数ではトヨタ・カローラに次ぐ第2位であり、2013年7月には累計の生産台数が3,000万台に達しました。
日本市場へも、初代モデル登場時から継続して輸入・販売されており、高い知名度を持つ代表的な輸入車となっています。
『フォルクスワーゲン・ゴルフ』の開発は、ヴェルナー・ホルステ博士から始まります。初代ゴルフの開発責任者であったヴェルナー・ホルステ博士は衝突安全性の面から横置きエンジンを好み、1970年に社長のロッツからこのレイアウトを量産車に採用する許可をもらっていました。ジョルジェット・ジウジアーロにスタイリングを依頼し、エンジンをアウディNSUアウトウニオン、その他をフォルクスワーゲン技術部門で開発されたのが初代ゴルフで、ビートルの後継車となりました。
『フォルクスワーゲン・ゴルフ』は、1974年から欧州で販売され、日本では翌1975年から販売されました。
フォルクスワーゲン・ゴルフ(初代)
ゴルフのホットハッチ「GTI」は、当時、日本への正規輸入はなかったが、モデル末期の1983年にはヤナセから「GTD」が販売されました。
フォルクスワーゲン ゴルフGTI
これはGTIとほぼ共通の外装を持ち合わせたスポーツ仕様であり、出力90馬力のターボチャージング付き1.6リットルディーゼルエンジンが搭載されていました。
Volkswagen Golf GTD
『ゴルフ』は、1983年秋に初のフルモデルチェンジを行いました。
日本での販売開始は1984年です。
初期仕様は先代同様にフロントドアウィンドウに固定式の三角窓があり、サンルーフは手動開閉式、ATは3速でした。
また、右ハンドル仕様でもワイパーが左ハンドル用のままでした
最初のマイナーチェンジでは、三角窓の廃止、ドアミラー位置の移動、エンブレムの変更ならびに右ハンドル仕様のワイパーがそれ専用に改良されました。
フォルクスワーゲン ゴルフ2
1991年にモデルチェンジされ、欧州では同年から日本では翌1992年から販売されました。
ゴルフ史上で一番廉価なモデル(CLi2ドア)であり、初めてカブリオがモデルチェンジを行い、ゴルフ初のワゴンも登場しました。
1992年、欧州カーオブザイヤーを受賞しました。
日本ではVWが当時、ロックバンドのボン・ジョヴィの来日公演のスポンサーだったことから、限定車として「Bon Jovi Edition」が販売され、欧州では、ピンク・フロイド仕様も発売されました。
Bon Jovi Edition
フォルクスワーゲン会長による高級化路線の影響を受けたモデル。で、塗装やボディパネルの継ぎ目、各パーツの組み付け精度など内外装ともに品質が格段に向上しました。
全体に純亜鉛メッキを施され、高張力鋼板を多用、それをレーザー溶接で接合する事から飛躍的にボデイ強度や安全性が高まったのです。
初期型のアウディ製1.8リットルDOHCエンジンを搭載したグレードは好評であったものの、高コストな5バルブエンジンであったこと、日本の道路事情を考慮してATとのマッチングを重視したこと等から、初回のマイナーチェンジで、旧世代の低回転域トルク型2.0リットルSOHCエンジンに変更されましたが、一部の自動車評論家に酷評されたこともありました。
フォルクスワーゲン・ゴルフ(4代目)
ドイツでは2003年に発売されました。
後半モデルより1.4Lガソリンエンジンにターボチャージャーとスーパーチャージャーを組み合わせた「TSI」エンジンや、機械式のツインクラッチ式フルオートマチックトランスミッションである6速「DSG」(湿式多板クラッチ)、7速「DSG」(乾式単板クラッチ)が登場しました。
フォルクスワーゲン・ゴルフ(5代目)
ドイツでは2008年に発売され、プラットフォームは先代と同じで、ボディパネル、内装が一新されました。
ただしヴァリアントは大幅なフェイスリフトは見送られ、フロント部分と内装の変更にとどまりました。
また、当モデルをベースにハイブリッド仕様の「Twin Drive」、電気自動車仕様の「Blue e-motion」の試作車が開発されました。
VW Golf VI GTI
先代モデルと比較しておよそ100kgの軽量化を果たしたほか、全長、全幅、ホイールベースを若干大きくなったが、全高は低くなり、よりスポーティなデザインとなりました。
フォルムは先代を基本的に踏襲しているが、サイドミラー付近には視界確保のため小窓が設けられました。
エンジンやサスペンションなどの主要機構も一新され、エンジンはガソリンエンジンの1.2L TSI、1.4L TSI、気筒休止システム仕様の1.4L TSI ACT、GTIに搭載される2.0TSI。
ディーゼルエンジンが1.6L TDI、2.0L TDI。
すべてブルーモーション・テクノロジー仕様です。
ゴルフ(GOLF):5G型
ここで『ゴルフ』の新車価格を見てみたいと思います。
フォルクスワーゲン・ゴルフの公式HPによると、ゴルフの新車価格は以下のようになっていました。
≪Golf GTI≫
●車両本体価格:3,890,000円(消費税価格込み)
■2.0L TSI®エンジン
■6速マニュアルトランスミッション
■電子制御式ディファレンシャルロック“XDS”
■ドライビングプロファイル機能
■プログレッシブステアリング
Golf GTI
車両本体価格:3,890,000円(消費税価格込み)
≪Golf R≫
●車両本体価格:5,390,000円(消費税価格込み)
■2.0L TSI®エンジン
■6速マニュアルトランスミッション
■フルタイム4WDシステム“4MOTION”
■アダプティブシャシーコントロール“DCC”
■ESPスポーツ
Golf R
車両本体価格:5,390,000円(消費税価格込み)
となっていました。
一方、『ゴルフ』の中古車価格はどうでしょうか?
国内の中古車価格掲載サイトを調べてみると、かなり多くの『ゴルフ』中古車価格登録が見当たります。
その一部を転記してみます。
≪フォルクスワーゲン ゴルフ TSI コンフォートライン≫
●本体価格:230.0万円(消費税価格込み)
●年式:2015(H27)
●走行距離:70km
●車検有無:2018(H30)年7月
●排気量: 1200cc
●エンジン種別: ガソリン
●駆動方式: 2WD
●ハンドル: 右
●ミッション: フロアMTモード付7AT
●ボディタイプ: ハッチバック
●乗車定員: 5名
●ドア数: 5
フォルクスワーゲン ゴルフ TSI コンフォートライン
本体価格:230.0万円(消費税価格込み)
≪フォルクスワーゲン ゴルフ TSI コンフォートライン プレミアム エディション≫
●本体価格:245.0万円(消費税価格込み)
●年式:2015(H27)
●走行距離:30km
●車検有無:2018(H30)年6月
●排気量: 1200cc
●エンジン種別: ガソリン
●駆動方式: 2WD
●ハンドル: 右
●ミッション: フロアMTモード付7AT
●ボディタイプ: ハッチバック
●乗車定員: 5名
●ドア数: 5
フォルクスワーゲン ゴルフ TSI コンフォートライン プレミアム エディション
本体価格:245.0万円(消費税価格込み)
≪フォルクスワーゲン ゴルフ TSI トレンドライン≫
●本体価格:184.8万円(消費税価格込み)
●年式:2015(H27)
●走行距離:804km
●車検有無:2018(H30)年4月
●排気量: 1200cc
●エンジン種別: ガソリン
●駆動方式: 2WD
●ハンドル: 右
●ミッション: フロアMTモード付7AT
●ボディタイプ: ハッチバック
●乗車定員: 5名
●ドア数: 5
フォルクスワーゲン ゴルフ TSI トレンドライン
本体価格:184.8万円(消費税価格込み)
ここまで『フォルクスワーゲン・ゴルフ』の生立ちや開発の歴史、新車や中古車の価格等を見てきました。
大衆車として一躍脚光を得て、一時期は世界の車種別歴代総生産台数で第2位に輝いた『フォルクスワーゲン・ゴルフ』。
当時はともかくとして、現在の『フォルクスワーゲン・ゴルフ』価格は、決して大衆車のレベルでは有りませんが、その親しみやすいデザインや運転のしやすさは大衆に愛されるレベルを踏襲していることは確かなようです。
【驚愕!】VWゴルフ7試乗動画 #LOVECARS
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