欧州仕様ミドルワゴン購入者が教えるトヨタ アベンシスの評価とは?
2015/11/07
YMOTOHASHI
三菱自動車工業から発売された、ミドルサイズのクロスオーバーSUV、アウトランダー。2015年にも新型が登場し、進化し続けるアウトランダーPHEVの評価をまとめてみました。走行評価、燃費評価、乗り心地評価などから、アウトランダーPHEVの評価を探ります!
走行評価、燃費評価、乗り心地評価を見ていく前に、まずアウトランダーとはどのような車なのか。少し説明していきます。
アウトランダーは、2005年に三菱自動車工業が製造したミドルサイズのクロスオーバーSUVです。2001年に販売されていた、エアトレックの後継車種です。アウトランダーになり、一回り大柄になりました。
エアトレック(2001~2005)
2013年には発電しながら、充電もできる、電気で走るプラグインハイブリッド電気自動車、アウトランダーPHEVも発売されました。その特徴としては電気自動車なのに、電気がなくなったときはガソリンでも動く車という点です。そのため、普通の電気自動車の欠点である電池切れが起こることはありません。
このアウトランダーPHEVは欧州でも人気があり、給電機能を搭載しているため、アウトドアや車中泊などでコンセントを車につないで電化製品が使えるというのも受けているようです。
アウトランダーPHEV
2015年にも新型が発売され、停電や災害時にも電力を供給できるプラグインハイブリッド車になりました。
価格は、3,596,400円~4,590,000円。
しかしプラグインハイブリット車といっても、よくわからないという人が多いと思います。ということで今回は、アウトランダーPHEVについて詳しく見ていきたいと思います。
まずはアウトランダーPHEVの走行評価について調べてみました。
その加速は想像していたよりもずっと力強い。車重は1.8トンを超えているはずなのに。途切れのない、どこまでも滑らかな加速。トルコンATやCVTにありがちな、出足の空回り感もない。アクセルの踏み加減に敏感に反応して、モーターの回転音が高まり、車速も上がる。心地よい加速だ。
滑らかで快適なモーター走行。この乗り味を知ったら、普通のガソリン車には戻れないかもしれない。外部からの充電を上手に使えばガソリン代を大幅に低減できるのも、ガソリン高の昨今は特にうれしい。それでいて、一般的なガソリン車同様に長距離移動だってこなす実用性。
街中ではあまりあるパワーです。それもモーターのみで。
大きな車体なのに軽々走る様は圧巻です。
燃費もこれなら気にしなくていいでしょうね。素晴らしいの一言です。
クルーズにしておくと、車間距離を自動的にとってほとんどブレーキもアクセルもなしに高速道路なら目的地まで行ってしまいます。安定性もすばらしいです。カーブでも、タイヤの鳴きを聞いたことがありません。とても素直にトレースします。
クルーズというのは、レーダークルーズコントロールシステムのことです。
レーダーにより、認識した先行車の減速・停止に自動追従し、車間距離を保ちます。高速道路以外にも、渋滞時の発進・停止の負担を軽減することができます。
全体的にアウトランダーPHEVの走行性能は良いという評価でした。モーターならではの加速性能も、高評価ですね。
続いて気になるアウトランダーPHEVの燃費評価を紹介します。
満充電だと約50km(高速走ると30kmくらい)ほど、電気のみで走り続けることができます。専用のコンセントを設置すれば、自宅で充電することもできます。短距離のみの利用なら、ガソリンを一滴も使わず運転することができちゃいます。長い坂道を下るとバッテリーに充電されていくのも、乗っていてかなり面白いですね。ぼくが山奥に住んでいるので、峠を下りると10kmくらい電気が蓄積されていて感動します。今までガソリンを消耗して山を下っていたのがバカらしくなります。
新型アウトランダーPHEVに乗ってます。走行距離はもうすぐ千キロ程度ですが、ガソリンは納車以来、15リッター位しか消費していません。もちろん、通常は普通充電やってのことです。
先日、初めて高速道路を使い、往復320Kmのドライブを一泊二日でしてきました。驚くなかれ、28〜29km/lの燃費でした。嬉しいです。
充電は、行きは3/4充電状態、帰りはホテルの普通充電で満充電の状態です。
購入して7月で1年になります。勤め先まで片道35Km、通勤に使うガソリンは大体1〜2㍑です。あとは電気で走ります。よってコストを考えたらかなり軽減されます。ただし、エアコンを入れると電気の消耗も大きくなりますし、冬は暖房のためエンジンがスイッチを入れた途端かかりますのでコストも一般の車と変わりません。雪の多い地方に住んでいるので、四駆はたすかりますが、冬は電気で走るという感覚は遠ざかります。それが少し残念です。
アウトランダーPHEVの燃費評価は、とてもいいですね。やはり電気を使うので、ガソリンはほとんどいらないということでしょう。ただ家で充電すると、電気代がかかるという評価もありました。家で充電設備を設置することもできるのですが、そのための工事費用と、充電の際の電気代がかかることになります。ただ充電設備を家に設置することによって、ガソリン代を軽減したり、外で充電する手間を省くことができます。
アウトランダーPHEVは、燃費の良さは間違いないのですが、電気の使い方や充電の仕方を工夫しなければならないかもしれません。
続いて、アウトランダーPHEVの乗り心地についての評価を見ていきたいと思います。
モーターで走っているときはとにかく静か。異次元の走りです。
平地を走行中にハイブリッド走行となってもエンジン音は静かでエンジンがかかったことに気づかないことがあります。ロードノイズも良く抑えられています。
乗り心地が大変良い。
車内はとても静かです。
低速時や停車時はほぼ無音です。
車内での会話に一切困りませんでした。
高速を走ってる時は路面の音が大きく感じましたが
それでも問題視する程のものではありません。
逆に車内が静かなので
荷物やお土産が擦れる音の方が気になりました。
大きめの車だからか、2列目も割りと広く感じました。
他の方が言われる段差の揺れはあまり感じませんでした。
どうしても普段乗ってる車との比較になりがちなので
そう気にならなかったのかもしれません。
このように、アウトランダーPHEVは走行中の車内は静かで快適という評価でした。アウトランダーPHEVは、エンジンを使わないのでエンジン音がなく、静粛性に優れているようです。
最後にアウトランダーPHEVの評価をまとめます。
アウトランダーPHEVを実際に試乗、購入した人の走行評価や燃費評価や乗り心地評価を見ていきましたが、全体的に高評価でした。
その他の意見として、給電機能を利用して車の中を部屋替りに仕事をしたり、音楽を聴いたりするという人もいました。またアウトランダーPHEVは、特にアウトドアや車中泊をする人にはおすすめな車だと思います。車内は広いですし、何よりエアコンが一晩中使えるというのもメリットです。
充電する手間はかかるかもしれませんが、その分燃費もよくなるのがアウトランダーPHEVです。
いかがでしたでしょうか?
今回はアウトランダーPHEVの走行評価、燃費評価、乗り心地評価について評価をまとめてみましたが、少しでもアウトランダーPHEVの良さが伝わっていたら幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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