ブリオ!ホンダのアジア新興国向け小型乗用車。その性能や価格は?
2015/11/12
tace
バブル期の名車190E。メルセデス初の5ナンバーお求め安い価格であることも相まって、人気爆発!「小ベンツ(こべんつ)」言われた190Eですが当時のベンツの風合いが残っており現在中古で大人気の兆し。程度の良い中古190Eは今後は中古価格も高くなるかも!?
190E 2.5-16はかなり希少車で中古価格は高い。コレクターズアイテム。
日本マーケットでは、いわゆる5ナンバー枠に収まる扱い易い高級輸入車として登場。当時の輸入販売元ヤナセが企画した特別仕様車が多数が存在する。価格も今でのメルセデスの価格からかなり求め易い価格になり人気沸騰した!
190E (1985年~1993年)
全長4,420mm、全福1,680mm、車両重量1,180kg、直列4気筒SOHCエンジン、ボア×ストロークφ89.0×80.2mmの1,995cc、圧縮比9.1、最高出力115PS/5,100rpm、最大トルク16.8kgm/4,000rpm。
運転席まわりは当時では豪華な木目。中古ではこのあたりの割れをチェック。
190E 2.3 (1990年~1993年)新車価格490万円(税抜)
直列4気筒SOHCエンジン2,297cc、135PS/5,100rpm、20.6kgm/3,500rpm。
190E 2.3-16 (1986年~1988年)新車価格850万円(税抜)
直列4気筒DOHCエンジン2,297cc、圧縮比9.7、175PS/5,800rpm、22.9kgm/4,750rpm。
メルセデス製M102エンジンをベースに、レーシングエンジンの名門コスワースが開発を請け負った2.3L 16バルブエンジンを搭載する。
190E 2.3-16 エアロパーツが決まってます
190E 2.6 (1987年~1993年)新車価格520万円(税抜)
直列6気筒SOHCエンジン2,597cc、165PS/5,800rpm、23.0kgm/4,600rpm。
中古市場では希少な190E 2.6 6気筒はすばらしい。
190シリーズ唯一の直列6気筒エンジン搭載車。
190D 2.5 (1986年~1993年)新車価格480万円(税抜)
直列5気筒SOHCディーゼルエンジン2,496cc、90PS/4,600rpm、15.7kgm/2,800rpm。
本国のディーゼルは2リッター4気筒も存在するが、日本においてはこれがベーシックモデルである。
190D 2.5ターボ (1990年~1993年)新車価格555万円(税抜)
直列5気筒SOHCディーゼルターボエンジン2,496cc、125PS/4,600rpm、23.5kgm/2,400rpm。
190D 2.5ターボ 右フロントのスリットがディーゼルの証。
日本及び北米向けに企画されたモデル
さて、いよいよ190Eの中古価格を見ていきましょう!
30年も前の車です、現在販売されているものはそれなりに程度の良いもでしょうがやっぱり
購入後をいろいろ消耗品の交換が必要になると思います、その費用も考慮した価格検討を!
(部品価格もお店の方に聞くといいでしょう。現在はネットオークションなどで価格が安い部品が手にはいりますので部品ぼ持ち込みも大丈夫か確認するといいかも)
中古車販売サイトの価格を見てると約40万から1980万円までと幅広い価格帯になります。
190Eシリーズには多くのグレードがあるので1980万円(190E 2.5-16 EvoII)というスーパーカーのような価格も存在します。
平均価格は約70万円。30年前の車にしてはかなりの値段です。すでにプレミアが付いてると
考えても不思議ではありません。中でもワンオーナーの190Eは人気です。あとやはり最終年型の1993年式です。
ワンオーナーの190Eがなぜ人気か?それは大切にメンテされ乗り継がれているからです。190Eオーナーはだいたいヤナセで定期点検をされる方が多いのでそういう190Eは購入したあとも維持費があまりかからず価格が少し高くてもトータルでみたらお買い得かもしれません。
では、190Eのライバルはと言えば何でしょう?
それはBMWの3シリーズでしょう!さてこちらの中古価格は?
正直この年代1985年〜1993年式のBMW3シリーズの中古車は探すのは大変です。
こちらのBMWも190E同様貴重な車両となっており、個体の状態でかなりの金額の差があります。中古価格は190Eより高い場合がみられます。
しかし、メルセデス190EとBMW3シリーズではオーナーの層が違うので走り方もだいぶかわりノーマルの個体が存在するのは難しいかもしれません。
190E 2.5-16 vs M3
では実際190Eを中古車で購入するにあたってどのようなところをチェックしたらよいかを下記にまとめてみました。
エンジンマウント
ゴムのヘタリにより、アイドリング状態でも振動がボディに伝わるようになります。試乗の際はパーキングにしてエンジンが暖まった時に要チェック。
ミッションマウント
パーキングからDレンジへ入れた時ゴムの劣化により、変速時のショックが大きくなりますので要チェック。
オイルシール
タペットカバーパッキン・フロントカバーシール・カムシールの劣化により、オイルが漏れてきます。必ず、エンジンルームは見ましょう。少量のオイル滲みはしかたありません。
ファンベルトテンショナー
試乗後、車を止めエンジン回転があげた時、ベルトがうなるようなら交換が必要です。
オートマチックトランスミッション(AT)
試乗の際シフトレバーを動かしてからギアが入るまで時間がかかったり車速に応じたシフトアップが滑らかかをチェック!
以上、主な駆動系のチェック項目をまとめてみました。オーバーホールの状態によって価格も大部かわります。新品の部品価格やルビルド品の部品価格などもよく調べて購入価格の検討しましょう!
古いですが、メンテしながら乗るには楽しい車だと思います。
現代の車にはない運転感ですね。
ハンドルを切って、アクセル踏んで、ブレーキ踏んでという運転の基本的な部分がものすごく気持ちよくできてます。
車庫が遠くにあるためあまり乗れないのですが、大切にしたいと思ってます。
戦車のようなボディ剛性。市街地での取り回しの良さ。塗装の質。
すばらしい実用車です。いつまでも乗りたい気持もありましたが、運転の楽しさに乏しく、15年間3万キロ弱で手放しました。
とにかく‘エクセレント!‘の一言が似合う車です。
当時、メルセデスが小型車の作り方がわからないまま完成した車ですが、今こんなコスト度外視のコンパクトクラスは逆立ちしても作れないでしょう。
それほど完成度が高い(当時のSと何も変わらない)自動車です。
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