2015/11/15
YMOTOHASHI
MC12は、イタリアのマセラティが開発したスーパーカーである。1993年以降はフィアット社の傘下となり、モデナを本拠とする会社組織「Maserati S.p.A.」が設立されています。そんなMC12車の『走行評価・内装評価・乗り心地評価』をまとめてみました。
始めに、マセラティMC12とは、どのような車なのでしょうか?
その、マセラティMC12の概要を説明します。
概要紹介の後に、『走行評価・内装評価・乗り心地評価』をまとめてみましたので、参考にしてみてください。
マセラティはフェラーリ・エンツォフェラーリをベースとしたマシンをFIA GT選手権に導入する予定だったが、諸事情でキャンセルし、代わりにエンツォフェラーリの構成部を流用したレースカーを開発することにしました。
マセラティ・MC12のエンジンは、エンツォフェラーリ用のエンジンをベースとした6.0L V12 DOHCエンジンを搭載し、最高出力は632PS/7,500rpm、トルクは66.5kg·m/5,500rpmを発生し、0-100km/h加速3.8秒、0-400m11.3秒、最高速度330km/hという高い性能を発揮してます。
当初レースカーの名前は「MCC」(Maserati Corse Competizione )で、のちに「MC12」と改められ、マセラティ創立90周年に当たる2004年のジュネーブショーで発表されました。
マセラティMC12は1台約1億円といわれ、2004年に30台(うち5台は販売用ではない)、2005年に25台が生産されました。なお、日本においては保安基準に適合しないため現状ではナンバー登録して公道走行はできないが、ルームミラーの追加装着やリヤスポイラーの小型化または形状変更などの保安基準の適合対策を取れば、ナンバー登録しての公道走行は可能です。
マセラティMC12は、レース仕様で開発された車ですので、一般ではなかなかお目に掛かれません!なので、走行評価というよりその少ない公道を走る様子を写真で紹介します。
マセラティMC12はエンツォフェラーリをベースに55台が作られたスーパーカーでコルサはそのレース仕様車です。エンツォ フェラーリと同一のエンジンを搭載しますが755馬力までパワーアップされています。富士スピードウェイでプロドライバーが走らせると1分30秒を切るタイムでラップするというとんでもない車です。
2004年、MC12のレースカー「MC12 GT1」2台がFIA GT選手権のGT1クラスに出走、イモラ・サーキットでのレースがデビュー戦となり、2位と3位でフィニッシュ。次のオッシャースレーベンでのレースは、アンドレア・ベルトリーニ/ミカ・サロ組が初の1位を獲得。最終戦珠海では、MC12が1位を獲得し、総合7位でその年のレースを終えました。
2005年、GT1クラスでヴィタフォンレーシングがチームタイトルを、JMBレーシングが総合2位を獲得。ドライバーズランキングでもヴィタフォンレーシングチームのミハエル・バーテルス/ティーモ・シェイダーが2位になっています。
2006年、MC12で参加したチームはヴィタフォンレーシング(ミハエル・バーテルス/アンドレア・ベルトリーニ)のみだったが、ドライバーズカテゴリでシーズンタイトルを獲得し、チームも総合優勝を果たしました。
2006年のFIA GT選手権のドライバー・チーム優勝を記念して、2006年12月のボローニャモーターショーで発表されたMC12の限定モデルが「ベルシオネコルセ(単に「コルセ」とも)」で、755PSまで強化された6.0L V型12気筒エンジンとカンビオコルサを採用し、最高時速は323km/h、0-200km/h加速は6.4秒というポテンシャルを発揮し、ボディカラーは「ブルービクトリー」のみだが、顧客の要望にも応じるようです。
2004年から2006年まで年々走りが良くなり、チームの総合優勝という輝かしい成績を収めました。その評価は、世界最高の車と言えましょう!
マセラティMC12の燃費評価は、はっきり言ってそういう資料はありませんでした!
マセラティMC12は、スペースシャトルなどにも用いられている軽量なカーボンセラミックで作られており、その後方に総排気量5998ccのV型12気筒エンジンを搭載し、632馬力の大パワーで、F1マシンよりも速い330km/hという最高速を記録しますので、燃費としての評価は悪いのは解ると思います。
エンツォフェラーリの構成部を流用したレースカー「マセラティMC12」の限定モデルとして限定12台のみが生産された希少なスーパーカー「マセラティMC12コルセ」です。
本来このモデルはサーキット向けに開発された車両の為、日本を含めて公道を走行する事は出来ないのですが、勇敢な米国のオーナーが公道走行のための登録を行い、サーキットに最適化された性能を持つ「マセラティMC12コルセ」で普通の車と同様に実際に公道を走行した際の動画が公開されました。
マセラティMC12は、ホモロゲーションモデルであるにもかかわらずインテリアは豪華で、マセラティブルーに染められたレザー、アルミ・カーボン素材で構成され、シートはスパルコ製のセミバケットシートを採用しています。
その公道走行の動画リンクを張りましたので、下記のURLを見てください。
フェラーリとの資本提携により、見事よみがえった名門ブランド「マセラティ」。その復活を象徴するかのように、同社の創立90周年にあたる2004年に輝かしくデビューを飾ったモデルが、この「MC12」です。
マセラティ MC12のスタイリングの評価は、フルカーボンモノコックを用いたシャシーや、6リットルのV型12気筒エンジン、6速セミATなどの基本部分は、「エンツォ・フェラーリ」と共有化しましたが、しかし、フランク・ステファンソンが手がけたスタイリングは、マセラティのブランド性を強く表したダイナミックなもので、単調な平面シェイプのエンツォ以上に高い評価を得ています。
スーパーカーとしての評価は、今後、MC12を超えるスーパースポーツが登場することはナイと断言しても、間違いではないでしょう。ロードバージョンの生産台数25台という希少面から見ても、将来的にエンツォ以上に価値の高まる1台であると評価に値すことは間違いないでしょう。
以上、マセラティMC12の評価についてのまとめでした。
マセラティMC12は希少価値のある車であり、レーシングカーを公道で走る姿を想像してみてください。
マセラティMC12を購入する際には、この評価のまとめを是非参考にしてみてください。
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