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コンパクトなマッスルカー!シボレー・ノヴァの価格とライバル車との比較

マッスルカーという部類の中ではコンパクトなイメージのシボレー・ノヴァ。そんなマニアックでワイルドなノヴァの、現在の中古車価格はどうなっているでしょう。その他、ライバル車との価格比較やノヴァの評価なども織り交ぜつつご紹介していきます。

アメリカの旧車シボレー・ノヴァ

シンプルでコンパクトなマッスルカー!マッスルカーって?
まずは、そんなシボレー・ノヴァについて、どんな車なのかご紹介します。

シボレー・ノヴァ

ノヴァは、かつてゼネラルモーターズで生産し、シボレーブランドで販売されていた小型乗用車。
60年代のアメリカで人気を得ていた欧州コンパクトカー。このシェアを奪おうと誕生したのがフォード・ファルコン。そのファルコンに対抗して企画された。
1961年開始~1988年終了。

1961年~65年に販売されていた初代は、シェビーⅡの最上位グレードにノヴァの名を冠していました。
2代目シェビーⅡにも上位グレードにノヴァの名が冠されていましたが、3代目にしてノヴァを名乗ります。2ドアクーペ/4ドアセダンのバリエーションを持ち、スポーツグレードにはSSを設定。
しかし、3代目ノヴァは同じシボレーのカマロに客層を奪われ、さらにオイルショックも重なり売り上げがガタ落ち。
後継の4代目で生産終了し、後継のシテーション(Citation)へとバトンタッチします。
実は5代目ノヴァも存在しますが、貿易摩擦緩和のためにトヨタがアメリカに造った現地工場で生産されるトヨタ AE82型カローラ/スプリンターのバッジエンジニアリング車で、名前だけのノヴァになってしまいました。

出典:http://ameblo.jp

ノヴァの燃費については明確な数値が見当たらなかったのですが、シェビーⅡノヴァワゴン直6の3.2リッターは燃費が良く、デイリーユースにも充分使えるということでした。

マッスルカーとは

主に1960年代後半~1970年代のアメリカ車の中で、特にハイパフォーマンスな車のことを指す。たいていの場合、「マッスルカー」といえばFR、2ドア、NA(若しくは巨大なエアスクープのスーパーチャージャー付き)のV型8気筒エンジン、強烈なトルク(当時若者たちのトレンドと化していたドラッグレースのため)、そして重めの車重を持っている。アメリカ車だけに与えられた敬愛する呼び名であり、スポーツカーやグランツーリスモとは異なる。「マッスルカー」の呼び方が広く一般に使われ始めたのは1980年代になってからのことである。当時の日本では「スーパーカー」の一カテゴリ(ただし近年のその語ほどの特別な車という意味でもなく)という認識であった。 ちなみに、欧州車や日本車などハイパワーであってもマッスルカーとは呼ばない。

出典:http://dazs-c.com

シボレー・ノヴァの中古車価格

シボレー・ノヴァの概要を見たところで、いよいよ気になる中古車価格を比較していきたいと思います。

シボレー ノヴァ ステーションワゴンV8の価格

シボレー ノヴァ ステーションワゴンV8

本体価格(消費税込)128万円
年式(初度登録)1965年 走行不明 排気4600cc 車検なし

シボレー ノヴァSS フロアーシフターの価格

シボレー ノヴァSS フロアーシフター

本体価格(消費税込)269万円 支払総額310万円
年式(初度登録)1971年 走行不明 排気5900cc 車検整備付

シボレー ノヴァの価格

シボレー ノヴァ

本体価格(消費税込)400万円
年式(初度登録)1970年 走行不明 排気6500cc 車検整備付

シボレー ノヴァSS CHEVY2の価格

シボレー ノヴァSS CHEVY2

本体価格(消費税込)638万円
年式(初度登録)2013年 走行不明 排気5700cc 車検28.3

ノヴァの中古車価格を並べてみましたが、年式やグレードによって、価格が大幅に違っているようですね。

シボレー・ノヴァの評価

価格比較の次は、実際の乗り心地や実用性などの評価も気になるところですね。
シボレー・ノヴァの評価を集めてみました。

乗ってみた感想は、サスがやらかい。と、一応パワーブレーキ入ってるんですが、リアがドラムブレーキなんで力技でブレーキを踏まないと全く減速しません。300馬力といえども爆走向けではありませんね。むしろ、の~んびり転がしてるほうが楽しい車です。ゆっくり走っても注目度すごいですし。街乗りでは十分すぎるパワー。5メートルというボディーサイズは意外と気にならない。

出典:http://wave.ap.teacup.com

右ハンドルから左ハンドルになると、やっぱり走行ラインが右にずれます。気がつくとセンターラインを踏みそうになる(踏んでる)という危険な(汗
左側外側線にビタビタで走るように心がけたほうがよさそうです。
空力や燃費など眼中にない自由なデザイン。60年代当時だからこそ描くことのできたライン。80年代以降の車とは一線を画する美的なスタイルは本当の意味での車のデザイン性を考えさせられます。

出典:http://wave.ap.teacup.com

アウトローなタフガイに似合うクルマ

● 『アウトロー』でトム・クルーズが乗るシボレー・シェベルSS(1970年製)
● 「ワイルドスピード6」で主人公ドミニク(ヴィン・ディーゼル)が乗るシボレー・シェベルSS
● 「デス・プルーフ」でカート・ラッセル演じる殺人鬼スタントマン・マイクが乗っていた1970年型のシボレー・ノヴァ

上記の映画で、主役のタフガイが乗っているのがシボレー・ノヴァ。
シボレー・ノヴァ=アウトローなタフガイといったイメージに結びつくようです。

シボレー・ノヴァのライバル車との価格比較

シボレー・ノヴァのライバルといえば、シボレーの宿命のライバルといわれるマスタングや、コンパクトカーブームの先陣を競い合ったフォード・ファルコンの中古車価格を調べてみました。

マスタング(Mustang)とは、アメリカ合衆国の自動車メーカー、フォード・モーターが製造販売する乗用車である。かつて日本ではムスタングとも表記された。
初代から現行型まで一貫して2ドアに4人もしくは5人乗りのレイアウトで、マッスルカーもしくはポニーカーと呼ばれる2ドアクーペ(ハードトップ)に分類される。他の代表的なポニーカーとしては、ダッジ・チャレンジャーやシボレー・カマロ、ポンティアック・ファイヤーバードなどがある。

出典:https://ja.wikipedia.org

フォード マスタング グランデの価格

フォード マスタング グランデ

本体価格248.0万円
年式1972(S47) 走行距離不明 車検2017(H29)年6月

フォード マスタング カリフォルニア スペシャル ビッグブロックの価格

フォード マスタング カリフォルニア スペシャル ビッグブロック

本体価格648.0万円
年式1968(S43) 走行距離不明 国内未登録

フォード マスタング シェルビーGT500エレノア仕様の価格

フォード マスタング シェルビーGT500エレノア仕様

本体価格1280.0万円
年式1967(S42) 走行距離不明 車検2016(H28)年11月

フォード マスタング 2 DOOR HARD TOPの価格

フォード マスタング 2 DOOR HARD TOP

本体価格378.0万円
年式1964(S39) 走行距離不明 車検整備別

フォード・ファルコン (Ford Falcon) は、フォード・オーストラリアが生産・販売する自動車である。
なお、フォード・ファルコンの名称は他にも下記の2つの車両にも用いられている。
ファルコン (北米) はフォード・モーターによって1960年から1970年にかけて生産されたモデルで、オーストラリアのファルコンのベースになったモデルである。
ファルコン (アルゼンチン) はフォード・アルゼンチンによって1962年から1991年にかけて生産されたモデル。アメリカのモデルをベースとしている。

出典:https://ja.wikipedia.org

フォード ファルコンの価格

フォード ファルコン

本体価格(消費税込)324万円
年式(初度登録)1964年 走行不明 排気4300cc 車検27.12

シボレー・ノヴァを検討した人の声

最後に、シボレー・ノヴァの購入を検討した人の声を集めてみました。
実際に、この年代のマッスルカーを購入するにあたって検討した点は、どのようなものでしょうか。

シンプルなデザインがいいですよね。その一方でグレードによっては6.5リッターの強力なエンジンを搭載してたりするから面白いです。マッスルカーという部類の中ではコンパクトなイメージがありますけど、ボディスタイルは完全にマッスルカーなので、狭い日本で乗るのに持ってこいかもしれないですね。日本の旧車で言うところのハコスカの弟分、ブルーバード510って感じでしょうか?

出典:http://missilemachine.livedoor.biz

都内でアメ車を乗り回すにはとても高いハードルがある。
それはまず駐車場問題です、戸建てで敷地に余裕があればいいのですが、都内の賃貸駐車場は大抵全長5m以内。それ以上はトラックなどの商用大型車料金が課せられます。
次に税金です、フルサイズ、V8、マッスルエンジンとなれば6Lから7Lは外せないですから10万超えは覚悟ですよね。(1または8ナンバー使えばなんとかなる?)
以上の理由で根がケチな私は一生アメリカンマッスルには乗れないわけです。
ですから都内でアメリカンマッスルに乗っているのを見つけると、本当に”尊敬”の念を抱いてしまうのです。(笑)

出典:http://blogs.yahoo.co.jp

シボレー・ノヴァの中古車価格や評価を見てきましたが、いかがでしたか?
ワイルドな外観が魅力のマッスルカーですが、価格はお手頃とは言えないものが多いようですね。
維持費を考えても経済的ではなく、実用性よりも趣味の車といった感じで、どうしても欲しいという熱意がなくてはハードルが高い印象でした。

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