ブリオ!ホンダのアジア新興国向け小型乗用車。その性能や価格は?
2015/11/12
tace
現在でも根強い人気を誇るアメ車の代名詞ポンティアック・ファイヤーバード。車好きとして知られる所ジョージさんも所有している、ファイヤーバードの魅力とは?現在の中古車価格を中心に、宿命のライバルと言われたマスタングの価格も比較してみました。
マッスルカーファンに根強い人気のファイヤーバードですが、気になる価格の前にポンティアック・ファイヤーバードはどんな車なのか触れておきます。
ファイヤーバード トランザム
ポンティアック・ファイヤーバードは、ゼネラルモーターズが製造していたポニーカー(日本で言うスペシャルティカーに相当)であり、シボレー・カマロの姉妹車です。
日本では、むしろトランザムという名前で知られていますが、、トランザムはポンティアック・ファイアーバードの最上級グレード車で、グレード名の事を指します。グレードは、ベースグレードの他に「エスプリ」「フォーミュラ400」「トランザム」の4種類があります。
2代目ファイヤーバード、特に初期型のトランザムはアメリカンマッスルカーの代表格となる存在で、米国内外のアメリカ車ファンからも注目されました。
マッスルカー(muscle car)とは、主に1960年代後半~1970年代のアメリカ車、オーストラリア製造のアメリカ車の中で、特にハイパフォーマンスな車のことを指す。
大抵の場合、「マッスルカー」と呼ばれる車はFR、2ドア、NA(もしくは巨大なエアスクープを持ったスーパーチャージャー付き)のV型8気筒エンジン、強烈なトルク(当時若者たちのトレンドと化していたドラッグレースのため)、そして重めの車重を持っている。アメリカ車と一部のオーストラリア車に与えられた呼び名であり、スポーツカーやグランツーリスモとは異なる。「マッスルカー」の呼び方が広く一般に使われ始めたのは、1980年代になってからのことである。当時の日本では「スーパーカー」の1カテゴリ(ただし、近年のその語ほどの特別な車という意味でもなく)という認識であった。なお、欧州車や日本車などは、ハイパワーな車であっても「マッスルカー」と呼ばれることはない。
4.69 km/L~9.72 km/L 平均5.25 km/L
ファイヤーバードの概要を見たところで、本題の中古車価格を比較してみましょう。
ポンテアック ファイヤーバード AM
本体価格(消費税込)250万円
年式(初度登録)1967年 走行不明 排気5400cc 車検 なし
ポンテアック ファイヤーバード フォーミュラ ブラック全塗装レストア
本体価格(消費税込)298万円 支払総額330万円
年式(初度登録)1970年 走行不明 排気5900cc 車検整備付
ポンテアック ファイヤーバード フォーミュラ
本体価格(消費税込)230万円
年式(初度登録)1975年 走行不明 排気7500cc 車検なし
ポンテアック ファイヤーバード エスプリ ディーラー車
本体価格(消費税込)198万円
年式(初度登録)1977年 走行不明 排気5700cc 車検なし
ポンテアック ファイヤーバード トランザムNEWデカール
本体価格(消費税込)398万円
年式(初度登録)1978年 走行不明 排気6600cc 車検なし
ファイヤーバードの中古車価格を見てきましたが、価格の他に、実際の乗り心地や運転性なども気になるところです。そんな評価を集めてみました。
ファイヤーバード
走行性能
長距離、特に加速は思い通りにいきません。しかし、そこが魅力です。
乗り心地
大変煩いし、時々エンジンの振動は時々乱れるし、ハンドリングはとても固い、そこが好きです。
使い勝手
とても気に入っています。しかし、キーロックを2回失敗しましたので、よく注意するようにしています。
内外装
外装は塗装のはがれ、内装はシートの破れなど、ボロさが目立ちますが味があって好きです。
不満な点
ありません。
総評
バブル時代に埋もれていた、アメ車のスポーツカーの典型だと確信しています。手放す気持ちはありません。
走行性能
燃費はあまり考えないです。考えると国産の方が遥かに性能が良いので。
乗り心地
コーナリングで速度を出しすぎると、ケツが滑るので危険。ストレートは全く問題なし。特にヒルクライムは楽しいくらい加速します。
使い勝手
車内空間は若干狭いですが、乗ってしまえば何も気にならないです。
内外装
ナイト2000仕様の内装はハンパなくカッコいいです。いじりがいがあります。
不満な点
アメ車だけに故障が多い点。
総評
ナイト2000に乗りたい!と思う人は多いですが、現実的に故障が多かったり維持が大変なことも忘れずに。ただ、乗ってしまえば、最高のマシンになります!!
ファイヤーバード宿命のライバルと云われたフォードマスタング。その中古車価格はどうなっているのでしょう。ファイヤーバードと同年代のマスタングをピックアップしてみました。
マスタング(Mustang)とは、アメリカ合衆国の自動車メーカー、フォード・モーターが製造販売する乗用車である。かつて日本ではムスタングとも表記された。
開発開始当時副社長であったリー・アイアコッカの指導下で、第二次世界大戦以降に出生したいわゆるベビーブーマー世代向けの中型車として開発がスタートした。1964年4月17日から開催されたニューヨーク万国博覧会の初日に発表された初代マスタングは、後発(1968年)の4ドアセダンであるフォード・トリノより低価格ながら、スポーティーな外観と充分な性能、フルチョイスシステムと呼ばれる多彩なオプション群と巧みな広告戦略によって、ターゲットだったベビーブーマー以外の心も掴み、1960年代中盤の好景気と相まって、T型フォード以来と言われる同社の大ヒットとなった。初代マスタングの販売戦略とその成功は、日本において1970年に発売されるトヨタ・セリカにも多大な影響を与えたと言われている。マスタングはフォードのみならずアメリカを代表するスポーツカー(スポーティーカー)として途切れることなくモデルチェンジを重ねている。
フォード マスタング クーペ 289cui 正規ディーラー車
本体価格320万円
年式1968(S43) 走行距離不明 車検整備無
フォード マスタング カリフォルニア スペシャル ビッグブロック
本体価格648万円
年式1968(S43) 走行距離不明 国内未登録
フォード マスタング シェルビーGT500エレノア仕様
本体価格1280万円
年式1967(S42) 走行距離不明 車検2016(H28)年11月
フォード マスタング
本体価格359.9万円 支払総額380万円
年式1966(S41) 走行距離9.3万km 車検2017(H29)年7月
60年代から70年代前半にかけてのモデルはボディラインと丸みを帯びたライトが美しく、現在でも根強い人気を誇っているファイヤーバード。そんなファイヤーバードを検討した人の声を聞いてみましょう。
やっぱり、かっこいい(自分にとっては)。
不気味なくらい壊れない。5年乗っているが、JAFなどの世話になったことがない。自分でボンネットを開けるのはウォッシャー液を変えるときくらい。
洗車してると近所の人によく話しかけられ、近所づきあい向上のネタになる。これが一番大きいかも・・・
壊れない自慢をしているようだが、本当にそうなのだから、仕方がない。
ただし私の場合は、すぐ近所に信頼できるアメ車屋があり、オイル交換時などにオマケで点検をしてもらい、社長のアドバイスを素直に聞いて、本当にぶっ壊れる前に必要な整備をしていることが大きいと思う。
その意味では、金と手間がかかることは否定できない。
やはり私も米テレビドラマが好きで、あの仕様にすることを前提にクルマを買ったのだが、しばらく乗っているうちにトランザム自体が好きになってしまったこと、実際に街中で走っているレプリカ車をみたら妙に冷めてしまったこと、ショップの社長から「悪いことは言わないから、やめとけ」と言われたこと、等々の要因により、ノーマルで乗り続けることにした。
自動車税を毎年10万円弱納付してはいるが、ファミリアに乗っていても4万円は納めなければならないのだから、プラス6万円支払ってこんなクルマに乗るのも一興ではありますまいか。
オーナーさんがよくおっしゃる事ですが、やはり好きでないと
この車は所有出来ません。
最終モデルでもすでに15年経っています。程度がいい車両も少なく
なってきていると思います。
そういう意味でおすすめ度は1にしました。
現在所有されている方は本当に好きで乗っておられるでしょう。
機会があればもう一度乗ってみたいと思っています。
それほど魅力的な車です。
フロントマスクをナイトライダー仕様にしてただけあって、すれ違うたび視線を感じて気分のいい車でした。5年近く乗っていたのに慣れがこない爆発的なスピードには惚れ惚れでしたね。しかしそんな満足点を常に強調克、思考していなければ維持費も辛いしガス代も辛いし微妙な故障も多々あるし(しかも国産車じ数千円の部分が数万円が日常…)決して憧れのみで乗る車ではありませんね…自分でもよく5年近くも乗ったなと思います。
ファイヤーバードの価格や評価、ライバル車との価格比較などを見てきましたが、皆さんとても愛着を持ってファイヤーバードに乗られているのが伝わってきました。
メンテナンスには苦労しそうですが、その苦労が吹き飛ぶほどの満足感を得られる、そんな車だと感じました。
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