世界最小スーパーカー　オートザムＡＺ-1の価格調査とライバル比較！

価格の比較に入る前に！
「究極のハンドリングマシーン」と銘打たれた車であるもあるＡＺ-1とはどのような車だったのでしょう？まずはＡＺ-1について簡単に紹介したいと思います。

【ＡＺ-1とは？】

１９９２年１０月に発売されたＡＺ-1はスズキ製3気筒DOHCのF6Aターボエンジンをシート後部に（ミッドシップ）搭載し、ボディは外装を簡単に取り外せるスケルトンモノコックという特殊なフレームを採用して剛性を高め、外装がない状態でも走行可能とする車でした。軽量化を考えアウターパネルはオールプラスチック製となり車重は720kgで全高1.15mの空力ボディと相まって最高速度は180km/hオーバーのようでした。

ちなみに燃費を調べてみると

・カタログ燃費 (10・15モード) ：18km/L ・実燃費平均：17.5ｋｍ/L

もちろん走り方にもよると思いますが実燃費17.5ｋｍ/Lは申し分ないのではないでしょうか。

さて、ここから本題の気になるＡＺ-1の価格を見ていきましょう。

【ＡＺ-1価格】
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
・1992年10月発売モデル　　 グレード　　　　　ＡＺ-1　　　　　　　　　　　　　 価格　1,498,000円

・1994年2月 発売モデル　　　グレード　限定マツダスピードバージョン　　 価格　1,558,000円

・1994年5月 発売モデル　　　グレード　　　　限定　Ｍ2-1015　　　　　　　　価格　1,598,000円

ＡＺ-1は複数のグレードがある訳ではないので価格は分りやすいですね。でも当時、軽自動車の価格で１５０万は高額でしたよね。

続いてＡＺ-1の評価を見ていきましょう。

この手の車を検討する時には価格や評価というより、乗りたいという気持ちの方が強く勢いで買ってしまいました、となりがちな気もしますが購入するにあたり、一度評価にも目を向けてみましょう。　

実際ＡＺ-1のオーナー様の声など、乗ってみての感想や評価を紹介したいと思います。

ＡＺ-1を実際に運転してみての「良い点」と「悪い点」とでみていきましょう。

【良い点】
　「クイックなステアリング」　「軽とは信じがたい加速性能」　「運転というより操縦してる感覚」
　などの声がありました。

【悪い点】
　「乗り手を選ぶ」「乗り降りしずらい」「死角が多い」「容易にスピンしてしまう」
　などの声がありました。

本当に小さなスーパーカーと言われるだけあって、走りのポテンシャルはかなりのようですね。
１度手にすると手放したく無くなるほど魅力ある車なんですね！
ただ、ガルウイングのドア恥ずかしいという意見もありました。

実用性からは掛け離れほぼ趣味の車ですが、性格の違う２車種の新車時の価格も気になるところですよね。ＡＺ-1の価格とライバル車と価格を比較してみましょう。

ビートとカプチーノで価格比較しましたが、ＡＺ-1も含めて価格にはほとんど差が無いといった印象でしたね。

最後にＡＺ-1の購入を検討した人の声を載せておきます。
ステアリングのロック・トゥ・ロックが2.2回転などマニアック感もあるＡＺ-1ですが、購入を検討した方の声はどのようなものがあるでしょうか？

「カートのような乗り味」「運転してみたい車の１台」「こんな個性的な車は他にはないのでは」
などの声がありました。

このＡＺ-1という車はもし許せるなら、乗らないで後悔するより乗って後悔するほうがいい車ということですね！

運が悪い事に発売された時期がバブル崩壊の次期と重なり販売台数の低迷で1995年に生産打ち切りの運命をたどってしまったＡＺ-1でしたが、楽しい車というのは事実だと思います。

以上がＡＺ-1とライバル車の価格比較でした。

購入検討の際には今回の価格比較の紹介を判断材料の１つにしていただければ幸いと思います。