本田宗一郎氏の想いの詰まったＮ３６０の極上中古車を探す！

１９６７年にＮ３６０が発売されましたが当時の軽自動車としては驚異的な馬力を計測して競合他社もＮ３６０に負けじと馬力競走へと進んでいくこととなりました。Ｎ３６０は通称・Ｎコロと呼ばれ１９６７年から１９７０年（１９７１年からはＬｉｆｅへ継承）まで生産されました。

Ｎ３６０の中古車はやはり旧車の為、年式が古く状態が良ければ車両価格も高くなっています。

年式と価格の関係は関係なく、状態が良いもＮ３６０中古車は値段が付けられない状態となっています。

１９６８年以前　　　　：８０万円台
１９６９年　　　　　　　：７０万円台～１００万円台
１９７０年　　　　　　　：１０万円台～１００万円台

Ｎ３６０の中古車は大まかに分けると前期（１９６７年～１９６８年）、中期（１９６９年）、後期（１９７０年）の３車種があります。中古市場では前期型は殆ど見かけることが出来ず状態の良いものも少ない関係であればかなり高額な価格となっています。中期、後期型が中古車市場の主流となっていますので拘りがない人は台数が多い中期、後期型から良質な中古車を探すのが得策です。

今から４０年以上前の車ですから状態の確認は非常に重要なポイントとなります。

Ｎ３６０の中古車はハッキリ言いまして納得のいく車両を見つけるのは困難です。画像のＮ３６０のように外装（特に下廻り）にサビや塗装の剥がれがある車両が殆どです。予算に余裕があれば同色に全塗装する覚悟を持った方が良いかもしれません。ヘッドライトやウィンカーレンズ、リヤテールレンズなど割れていたり水滴が溜まったりしていないかも要確認。

Ｎ３６０の中古車メーター廻りで確認する箇所はまずはスピードメーター。試乗出来れば一番いいのですがメーターが上がらない不具合や各メーターが正常に作動するかどうか要確認。ステアリングもホーンボタンが正常に作動しないなどよくありますので手動で確認出来る箇所は徹底的に確認するようにして下さい。

Ｎ３６０の中古車のシートは非常に破れ易くなっています。シートの角が破れて中のスポンジが出てしまっているものも多く見られますので全シートを確認して下さい。内張りも浮いたり破れているものが多いので要確認です。

Ｎ３６０の中古車のエンジンは何もないと言うことは期待出来ませんが、エンジン始動してあまりにも不安定なものは後々大変なことになる可能性が高いので敬遠して下さい。多少のオイル滲みでしたら整備時にパッキン交換など出来ることはして頂くようにして下さい。

Ｎ３６０の中古車はゴム類がボロボロのものが多いです。販売店の人と相談しながら出来る限り交換して頂くように交渉して下さい。

Ｎ３６０の中古車を購入する際にはライバル車であるアルトなどを兼ね合いにするのが良いと思いますが、希少性が高いスバル３６０を兼ね合いに使用する方が値引き額に反映されるかもしれません。出来るだけ良い常態のライバル車を兼ね合いに使用して下さい。

Ｎ３６０の中古車を実際に乗っている人の感想を集めましたのでご紹介します。旧車ですから実際に乗っている人の意見は貴重で非常に参考になりますので是非、Ｎ３６０中古車購入の参考にして下さい。

Ｎ３６０の中古車についてご紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか？とにかくＮ３６０の中古車を購入する場合は状態の良いＮ３６０に出会うことが肝心。ほとんどがボロボロな状態かもしれませんがある程度、手を加えることも考慮して販売店の人と相談して下さい。

最後まで読んで頂きまして有難うございました。