三菱・アウトランダーのガソリン車とPHEV車の燃費と実燃費!
2016/03/02
ゴンタ
イタリア・ギア社のジウジアーロの流麗なデザインの名車117 クーペは1968年に誕生しました。117クーペは今も人気で、現役で走っている車も沢山あります。今回は117クーペの燃費と実燃費のご紹介とライバル車達との燃費比較をしてみます。
往年の名車として名高い117クーペについて軽くおさらいしておきましょう。
117クーペ
117 クーペは1968年から1981年までいすゞ自動車が生産していた乗用車です。
流麗なデザインの4人乗りのクーペで70年代を代表する傑作の一つ、といわれ、13年という長い期間生産されたいすゞのフラッグシップです。
FR(後輪駆動)で水冷直列4気筒エンジンを持ち、主に5MTのモデルが主流です。
そんな117jクーペの価格はいくらなのでしょうか?
[117クーペの価格]
初期型の発売時の価格は172万円でした。
現在は中古車のみ流通しており、30万円台~280万円台となっています。
さぁ、ここからが本題です。
往年のスポーツカー、117クーペの燃費はどれぐらいなのでしょうか?
117 クーペ
117 クーペの燃費は、残念ながら発売当時のカタログに記載の諸元表には燃費の記載がないため、公式な燃費は不明です。
1600cc~2000ccのエンジンのラインナップがあり、マニュアルミッションが主流の117クーペは、いまどきのスポーツカーと比べても遜色のない燃費だったのではないか、と想像します。
さて、公式な燃費は不明でしたが、未だ現役で走っている117クーペの実燃費を見てみましょう。
117クーペ
熱烈なファンの多い117クーペは、まだ沢山の車が現役で走っています。そんなファンの方が乗っておられる117クーペの実燃費を調べてみました。
[117クーペの実燃費]
・7.02~13.66km/L
・平均10.76km/L
という結果でした!
やはり、思ったより良いですね。
ここまで、117クーペの実燃費を見てきました。
ここでは実際に117クーペに乗っておられる方から見た、燃費に対する評価を見てみましょう。
117クーペ
117クーペの燃費に関する評価は
「燃費が意外とよく、一般道:高速=3:1で、
常時エアコンオンで走っても、13.3㎞/lだった」
という評価がある一方
「古い車なので燃費は悪い」
という方もちらほら。中古車はメンテナンスの程度によって当たり外れがあるのかもしれません。
117クーペの走行性能や運転のしやすさに関しては
「車両感覚がつかみやすく、運転しやすい。
クラッチがつながりやすく、坂道発進も楽。
100㎞巡航までなら不満のない動力性能。」
という声もあり、概ね好意的な評価が多いです。
117クーペのデザインを気に入る方が多いので、下記のようにデザインに対する評価はとても高いです。
「デザインがすべての車です。いつまでも飽きない」
117クーペを古いが名車だと割り切っておられる方は好意的にとらえた評価が多いです。
なにより、所有すること自体に満足感のある車、ということでしょうか。
117クーペは30年以上前の車ですから、21世紀の車のような低燃費は望めませんが、メンテナンスや運転の仕方によって燃費を改善することが出来そうです。
117クーペの燃費を向上させる運転法とは?
117クーペ
1.エンジンブレーキを使う。
低速ギアを使用してエンジンブレーキを多用する方が燃費が良いです。
2.エンジンの回転数を一定に保つ
アクセル開度を一定にして回転数を変化させない方が燃費がよくなります。
マニュアルミッション車はAT車にくらべて、燃費走行をしやすいと言われています。クラッチがつながりやすいと定評のある117クーペなら、かなりの燃費走行を出来そうですね。
70年代を彩る名車は他にもあります。
ここでは、117クーペと同時代のライバル車の燃費や実燃費を調べてみました。
トヨタ セリカXX
[燃費]19.5km/L
[実燃費]10.40km/L
日産 シルビアS10型
[燃費]カタログ記載なしのため不明
[実燃費]2~3km/L
いかがでしたか?
車好きにはたまらない魅力を持った117クーペ、ライバルと比べても燃費ではひけを摂らないことが分かります。
確かに今の車のような燃費ではないですが、当時の技術の粋を結集して作られた117クーペはまだまだ現役です。
70年代の名車の購入を健闘される際は、燃費情報も参考にしていただければ幸いです。
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