アテンザワゴンの中古車購入検討中の方必見!中古車購入の基礎知識
2016/02/10
あべちゃんこ
ポンティアック・トランザムの誕生から代々の名車の紹介、またポンティアック・トランザムを中古として購入する際にためになる情報を調べます。さあご一緒に、中古ポンティアック・トランザムの魅力とポンティアック・トランザム中古車購入の可能性を探っていきましょう
トランザム(ポンティアック・トランザム【Pontiac Trans Am)】は、ゼネラルモータースが生産したポンティアック・ファイヤーバードの最上級グレード車のことです。
ここでは、ポンティアック・トランザムの誕生から代々の名車の紹介、またポンティアック・トランザムを中古として購入する際にためになる情報を調べてみます。
ポンティアックの由来は、アメリカ デトロイト近郊の街、ポンティアック市という地名に起因ています。
そのポンティアックとは、ネイティブ・アメリカンのポンティアック酋長という人の名前から採られています。
ポンティアック市商業歴史地区
なお、ここでいうポンティアックは、ゼネラルモータースが生産する車の部門名のことです。
一方トランザムは、SCCA(スポーツカー・クラブ・オブ・アメリカ・プロレーシング)が主催するツーリングカーレス「Trans-Am Series」の名称からきています。
「Trans-Am Series」の正式名称は「Trans American Sedan Race」といい、「Trans-Am」とはTrans-American、アメリカ横断の略です。
1967年にファイアーバードが生産され始め、1969年その最上級版ともいえる”トランザム”が誕生しました。
つまり、ポンティアックファイアーバードの最上級モデルに与えられたネーミング、それが、”トランザム”なのです。
1968 Pontiac GTO
ただし、我が日本ではいつの間にかファイアーバード全体を現す代名詞として”トランザム”が広く浸透してしまいました。
以降、次々と新しいデザイン変更を行い、第4世代と言われる2002年モデルを最後に生産終了、工場も閉鎖されることになってしまいました。
1967年にその歴史を刻み始めたファイアーバードですが、最上級版ともいえるトランザムが産声を上げたのは1969年のことでした。
ファイアーバードを過激に進化させたモデル、コード322UPC WS-4が、最初のトランザムでした。
トランザムといえば一番の特徴はエンジンにあります。
ファイアーバードの中でもトランザムと名がつけば、必ず大排気量V8エンジン(排気量6リッター以上を許容するアメリカンV8エンジンの通称であるビッグブロックエンジンとも言う)が搭載されていました。
なお、この時に正式に販売されたのは697台のみでした。
この697台しか生産されなかったモデルが、強烈でよりスポーティーな車へとトランザムを進化させたと言っても過言ではないでしょう。
第2世代トランザムでは、電子制御の燃料供給システムを追加装備されたり、ボディーカラーもゴールドなどがラインナップされたりしました。
しかしこの世代で忘れられないのは、映画「トランザム7000vs激突パトカー軍団」に再出演させられたことでしょう。
「トランザム7000」の続編で、主演は同じくバート・レイノルズ。
4.9Lターボトランザムスペシャルエディションのブラックボディで登場しました。
そしてこの世代でもう一つ特筆すべきは、大排気量V8エンジンを誇ったトランザムが、4.9Lのスモールブロックとして発表せれたことでしょう。
またこの世代では、オプションでトランザムの歴史初となるターボチャージャーを搭載したモデルも発表されました。
第三世代は、欧州車の影響を受け従来より大人しいデザインとなっている。
それと同時に長年にわたりトランザムをラインオフしてきたGMバンナイス・アッセンブリープラント(ロサンゼルスにあったGMの工場)をこの年で閉鎖する事が決まり、古くからのアメ車ファンに大きな悲しみを与えた出来事があったことでしょう。
2002年を持って、ポンティアック ファイアーバード トランザムはその幕を下ろす事になったのですが、このころが第4世代と呼ばれ最後の限定モデル「コレクターズエディションパッケージ」が発表されたのでした。
「コレクターズエディションパッケージ」は、黄色のボディーでボンネット上のラムエアフードに小さな火の鳥が左右に誇らしげに位置取りし、鮮麗さをアピールされたモデルでした。
こうして、33年という長きにわたり世界中のファンを魅了してきたトランザムに、幕が下ろされたのでした。
その誕生から最強の時代を経て、苦難の時代との戦い、映画出演による知名度の向上、幾多の斬新なデザイン変更、その時代の新しいテクノロジーを積極的に導入、などなどでアメ車の発展に一役も二役も貢献した一台と言えるのではないでしょうか?!!!
ポンティアック ファイアーバード トランザムの中古車は、もともと高価な車であることや嗜好性の高い車種であるためか、中古車として出回っている台数がかなり少ない車です。
中古車情報カーセンサーの「価格と年式の相場表」によると、中古車として全国で7台しか登録されていないほどです(2015/09/17調べ)。
しかもその7台の中古車も、関東地区に1台、東海地区に3台。関西地区に2台、九州・沖縄地区に1台と全国に中古車として散らばっています。
ぽんさん(群馬県)の中古車
そんな状況の中古トランザムですが、その中古車相場価格帯は、86万円~386万円とかなり幅かあります。
その中古車7台のうちの1台が、ユーチューブに載っています。
その中古車オーナーと映っている中古トランザムを、ここに掲載させていただきます。
ポンティアック トランザム アメ車のボンネットの開け方知ってますか?
ポンティアックトランザムを、中古で購入したオーナーたちの【良い点】【悪い点】【総合評価】をまとめてみました。
それらを見ることで、中古ポンティアックトランザムの本当の姿が見えてくるかもしれませんネ・・・・!!
フルオリジナル 2年車検付き90年モデルの中古車
●スポーティなデザインで走りも良い。魅力的なクルマだと思います。
●加速性能が高くしっかりと運転することが出来て性能も高く装備も整っている
●ツヤ消しブラックでオールペンしたらイカつさ倍増誰も近寄ってこない、あおられることなど皆無。 これこそアメ車って感じのV8サウンド。
●日本でアメリカ合衆国を体感できます♪ イカツイ車なのでみんな避けてくれます♪
●パワーがある
●燃費が悪い
●仕方ない事かもしれませんが、燃費はそこまで良くないと思います。
●しっかりと運転することが出来て性能も高く装備も整っていて気になる
●調子に乗ってパワースライドをするとクーラントがガンガンあふれてくる。取り付け方が悪かったのか音楽を消していてもアクセルに連動して妙な音を奏でるオーディオ、そして笑うしかない燃費。
●とにかくまあよく壊れますわ>< 夏は常に水温計を見とかないと大変なことに!
●外見のみのこだわりならいいかも
●全体的に良くできたクルマだと思います。アメ車らしいクルマで、魅力的だと思います。
●しっかりと運転することが出来て性能も高く装備も整っていて素晴らしい出来だ
●流行や燃費を気にする人には乗れないし似合わない、アメリカを愛する不良のための車。
●修理代は高くつくしガソリン漏れてんじゃないかというほど燃費悪いですが、日本でアメリカを感じたい方はぜひ♪
中古ポンティアックトランザムへの貴重な意見、厳しすぎる意見、どうでもよさそうな意見と、多種多様な意見が見られました。
しかし中古車オーナーの【総合評価】に見られるように、総じて皆さん好きなんですネ!!!中古ポンティアックトランザムが・・・・!!
前述のとおり、ポンティアックトランザムはすでにその新たな生産を終了しています。
ということは、ポンティアックトランザムを所有するには、中古車を探す以外にありません。
でも、ポンティアック ファイアーバード トランザム、火の鳥は永遠に人々の心の中に中古車であっても不死鳥としてイキイキと生き残っているようです。
これを読んで、ちょっとでも心を揺さぶられたあなた・・・・!
次の休みに中古のポンティアック ファイアーバード トランザムを見に行ってみませんか?!
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