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タコメーターって何を知らせているメーターかご存知ですか?

車の計器類にタコメーターというのがあります。スピードメーターは車の速度を知らせるものですね。では、タコメーターは何をドライバーに知らせているのでしょうか?知らないドライバーも居るのではないでしょうか?なのでここでタコメーターにちて説明したいと思います。

車のタコメーターが有る意味

車のタコメーターの役割は、エンジンの回転数を示しています。なぜ回転数を示すのか?エンジンの回転数には上限があります。回しすぎ(オーバーレブ)ると、エンジンは壊れます。またエンジンにはおいしい(パワーやトルクが出る)回転数があり、ドライバーがそれらを知る為です。

タコメーターの役割

車のタコメーターはドライバーにエンジンの回転数を知らせるためのものです。これがないとエンジンを回しすぎて車を壊してしまいます。また、うまく速く走らせるためにもタコメーターは必要なのです。レースカーにはタコメーターしか付いてない場合もあります。

車のタコメーターの見方

車により多種類のタコメーターがありますが、基本的に知らせる内容は同じです。レッドゾーンというものがあります。名前のとおり、それ以上回すとエンジンが壊れますよという領域です。その回転数も車により違います。タコメーターのレッドゾーン以上にエンジンを回さないように。

レッドゾーンを越えている車のタコメーター

タコメーターのレッドゾーンを越えるくらいエンジンを回しています。一瞬だけならまだ救われるかもしれませんが、このまま走り続ければエンジンは壊れます。またここまで回しすぎると逆にパワーは最大まで出ません。

車をスポーツ走行させるようなときには、タコメーターに印をつけることがあります。何の印かというとおいしい回転数(最大パワーや最大トルクが出る回転数)が分かるようにするためです。最近のタコメーターはその回転数になると光で知らせるものもあります。

指定した回転数を光で知らせるタコメーター

あらかじめ、自分で知りたい回転数を設定しておけば、その回転数になったときに光で知らせるタイプのタコメーター。これにより、ベストなシフトタイミングが取れます。レースカーでは常識になっています。

タコメーターのない車でも後付けができる

全ての車にタコメーターがついているかと言えば、ノーです。商業者のライトバンや軽トラなどには付いていません。そこまで必要がないからです。が、タコメーターがあればなんかカッコイイですよね。車にタコメーターがない場合、後付することができます。

車にタコメーターを後付けした例(大森製)

車の配線が理解でき、ある程度バラす技術があれば、タコメーターの後付は意外と簡単です。バイクだと機械式と電気式がありますが、車はたぶん全部電気式タコメーターなので、配線の理解は必要になります。

車用の後付タコメーターで個人的に好きなのは大森製です。有名なアニメ「イニシャルD」のハチロクに後付されていたのがこの製品です。が、もう倒産しているので新品で手に入れることは出来ません。悲しいです。後付タコメーターは、数千円から1万位で入手できます。

車の色んなタコメーター

タコメーターといってもほんとに色んな種類があります。では、ここで色んな車のタコメーターを紹介します。一般的な車のタコメーターなら皆さん見たことがあったり見慣れているでしょうから、ちょっとあまり見ないタコメーターを紹介していきます。

ラ・フェラーリのタコメーター

カッコイイですね!中央にタコメーターを配置しているのがとてもレーシーな気分にさせます。ステアリング上部にある黒いところは光ります。シフトタイミングを知らせるランプになっています。まさにレーシングカーですね。

ランボルギーニ アヴェンタドールSVのタコメーター

アヴェンタドールでも、このSVのタコメーターは標準とは違い、TFT液晶になっています。また始まりが2000rpmからになっているので、低速ではタコメーターが動かないのです。レース用のタコメーターのようですね。カッコイイ!

F1のタコメーター

ちなみにこれは、1989年のマクラーレンホンダのタコメーターです。あの有名な「アイルトン・セナ」が乗っていたF1です。この頃からタコメーターはデジタルになっています。なんと回転数の始まりが7000rpm!!それ以下の回転数ではF1は走っていないということですね。

ディーゼル車のタコメーター

今までご紹介したタコメーターとちょっと違うところ、分かりますか?やけに回転数の数字が低いですよね。ディーゼル車は高回転で走らないので、これくらいの目盛りになるんです。レッドゾーンが4700rpmです。

車のタコメーターまとめ

タコメーターがあるとカッコいい!

いかがでしたか?車のタコメーターについて理解できましたでしょうか?タコメーターにはちゃんとした役割があるのですが、タコメーターがあるだけで、レーシーな気分になってカッコいいですよね。これからはタコメーターも気にしながら運転してみてください。

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