自動車のシートカバーはどの様なものが販売されているのでしょうか。
2016/11/30
なみけん
昭和40年後半に入ると日本の自動車産業は大きく発展しました。現在、旧車と呼ばれる多くの自動車はこの時代に誕生する事となります。そんな中、現在旧車と呼ばれる自動車の中から「日本の名車」と言われた自動車をご紹介していきます。
トヨタの旧車と言われる自動車の中には、名車と呼ばれる自動車が多数あります。トヨタの旧車にはどんなものがあるのかご紹介していきます。
トヨタ2000GT
言わずと知れたトヨタの名車2000GT。トヨタとヤマハの共同開発により誕生しました。2013年の海外オークションでは日本円にして1億円以上!世界でもトップクラスの旧車とされています。
当時の日本車としては斬新なスタイルとなる2ドアクーペのハッチバックに、リトラクタブルヘッドライト。このデザインは、世界からも高く評価されました。
当時の新車販売価格は約238万円でしたが、現在の価格に換算すると1,500万円~2,000万円となり、スーパーカーレベルの自動車でした。
トヨタセリカA30型(リフトバック)
1970年~1977年まで販売された、ダルマセリカの愛称で多くの人に愛された初代セリカ。キャッチフレーズは「未来の国からやって来たセリカ」。
誕生当初のボディスタイルは、2ドアクーペのみでしたが、1974年のマイナーチェンジにより、全車3ドアのリフトバックタイプに統一されます。
セリカA30型のリフトバックは、当時の若者から多くの支持を集めたトヨタを代表する自動車となりましたが、2.0LのDOHCを搭載したLB2000GTに人気が集中しました。
カローラレビンAE86型(2ドアクーペ)
AE86型のレビン&トレノは、2ドアクーペと3ドアハッチバックの2タイプのボディを有しており、1.6Lのライトウェイトスポーツカーでした。
スプリンタートレノAE86型(3ドアハッチバック)
AE86型のレビン&トレノは、同じボディタイプと同じエンジンを持っていましたが、ヘッドライトの固定式とリトラクタブル式で人気が二分されていました。
AE86型のレビン&トレノの誕生は1983年ですから、すでに誕生から30年以上経過したことになりますので、もう自動車の旧車と言ってもいいのかもしれません。
しかし、爆発的人気となったのは1990年頃のスポーツカーブームの時代で、峠族と呼ばれる若者たちから、絶大な人気を誇っていました。
S30型フェアレディZ
当時の北米において、コストパフォーマンスに優れながらも外国産の高価なスポーツカーにも劣らないスポーツ性能を持っていることから高い評価と支持を集め、このことから日本でのスポーツカーとしての地位を築くこととなります。
前後に四輪独立懸架ストラット式サスペンションを採用し、最高速も200km/hオーバーの記録を持ち、当時のポルシェにも引けを取らない自動車だったのです。
世界に日産フェアレディZの名を知らしめ、10年という長期にわたって販売された結果、日本国内販売台数8万台、世界総販売台数55万台という大記録を打ち立てる自動車となりました。
スカイラインGT-R KPGC10型
1970年10月PGC10型に2ドアが追加されると、S20型エンジンを搭載するGT-Rは、セダンから2ドアハードトップに切り替えられました。当時の新車価格は150万円以上で、2000GTが約90万円、1.8Lが70万円といえば、その価値がご理解いただけると思います。
スカイラインGT-Rハコスカは4年間のレースで52勝、通算で57勝という大記録を達成しましたが、そのほとんどはKPGC10型の2ドアハードトップでした。
レースでポルシェを抜き、そしてこの大記録達成によりGT-Rは常勝という宿命を背負うこととなり、GT-RはR35型となった今も世界と戦い続けているのです。
三菱コルトギャランGTO
コルトギャランGTOは、1969年の東京モーターショーではギャランクーペGTX-1という名で発表されましたが、1970年の販売開始にあたってコルトギャランGTOとされました。排気量は1.6L、1.7L、2.0Lの3通りが設定されていました。
コルトギャランGTOは基本設計はコルトギャラン流用でしたが、スポーティな2ドアハードトップクーペとして登場、そのボディスタイルは、ダイナウェッジラインと呼ばれました。
コルトギャランGTOの上級グレードに冠されていた「MR」は、ミツビシレーシングの略で、後のGTOやランエボの最上級グレードにだけ与えられる名称となりました。
ホンダS800
ホンダS500、S600のSシリーズ第三弾として登場したがこのS800です。排気量0.79Lで最高出力70馬力を発揮、ボディタイプはオープンタイプとシューティングブレーク風のクーペタイプの2種類が設定されていました。
※シューティングブレーク~時代によって異なりますが車のボディ形状のこと。19世紀から20世紀
初頭に英国で使われたオープン馬車のことを指します。
1966年1月から1970年5月まで製造販売されており、後輪を独立懸架ストラット式としていることが特徴で、0.8Lのエンジンでありながら最高速を160km/hとした自動車でした。
日本での国内販売が開始されたのは1968年5月のことで、北米仕様モデルを手直しし、S800Mとして発売され、クーペタイプは廃止となりオープンタイプのみとなりました。
現在、中古市場でも流通がある国産自動車の旧車をいくつかご紹介します。
年式:1968年式
排気量:2.0L
ミッション:5速MT
車検:なし
走行距離:7万2千キロ
価格:応談
トヨタ セリカ A30型
年式:1975年式
排気量:2.0L
ミッション:5速MT
車検:2017年6月
走行距離:11万4千キロ
価格:応談
トヨタ カローラレビン AE86型 3DH
年式:1985年式
排気量:1.6L
ミッション:5速MT
車検:2018年3月
走行距離:23万キロ
価格:118万円
日産 スカイラインGT-R KPGC10型
年式:1971年式
排気量:2.0L
ミッション:5速MT
車検:車検整備付
走行距離:3万キロ
価格:応談
三菱 コルトギャランGTO MR
年式:1972年式
排気量:1.6L
ミッション:5速MT
車検:なし
走行距離:不明
価格:299万円
ホンダ S800
年式:1966年式
排気量:0.8L
ミッション:4速MT
車検:なし
走行距離:不明(推定5万6千キロ)
価格:応談
ここでご紹介した旧車と言われる自動車の中古車をピックアップしましたが、ほとんどが40年~50年前の自動車ということで価格が設定されていません。
現在では数も少なくなっていますので、旧車を購入するにあたっては販売店と綿密な交渉が必要不可欠となり、補償についてもどこまでが補償なのかを十分に確認する必要があります。
往年の名車と言われる自動車の旧車についてご紹介しました。現在では希少価値も高く、流通数も減少し、純正部品もほぼないのが現状です。現在所有されている方はこれからも大切にしてください。これからご購入される方は維持するための計画を!
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