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これで車酔いなんて怖くない!車酔いの対策法をまとめました

車に乗ってドライブや旅行に行くのは好きだけど車酔いが心配…という方は多いのではないでしょうか。車酔いが気になるとせっかくのドライブも楽しめませんよね。そんな方のために車酔いの対策法をまとめました。車に乗る前にはこのまとめを読んでしっかり対策しましょう!

まずはじめに。車酔いとは?

車酔いなど乗り物酔いは専門的には「動揺病」といいます。
顔色が青白くなり、吐き気、冷や汗が出てきます。更にひどくなると嘔吐などの症状が現れます。

車を運転しているときは平気だけど助手席や後部座席にのると車酔いをするという人もいますね。
一般的には乗り物酔いをするのは3歳~中学生の子どもが多く、それ以降の年代になると車酔いをするという人は徐々に少なくなってきます。
ですが、40~50代になると再び車酔いになる人が増えるようです。

車酔いの仕組み

なぜ車酔いをするか、ですがそれには内耳にある三半規管が関係しています。
振動や加速、体の傾斜といった情報を三半規管がとらえ脳から眼に伝えます。この時の情報にズレがあると混乱して車酔いをしてしまいます。

カーナビや本などを見ているとカーブやブレーキなど内耳でとらえた情報と眼から入る情報にズレが生じるために車酔いを起こしやすくなり、遠くの景色を見ている場合は情報のズレが少ないために車酔いをしにくくなります。

車酔いの対策法1:薬や食べ物・飲み物

それでは車酔いの対策法をご紹介していきます。
まずは薬や食べ物・飲み物を使った対策です。

車酔いをした時のために「酔い止めの薬」を鞄に入れている方がいらっしゃるのではないでしょうか。ですが、これは間違いなんです。
酔い止めの薬は車に乗る前に飲むようにしてください。車酔いをしてから酔い止めの薬を飲んでもあまり効果はありません。

薬をあまり飲みたくない、妊娠中や小さい子どもなので薬を飲めないという方は食べ物や飲み物でも車酔いの対策が出来ます。
車酔いの対策としてオススメなのは以下の食べ物・飲み物です。

【チョコレート、アメ】
糖分が多い食べ物を食べると血糖値が上昇して脳が覚醒するため車酔いをしにくくなります。
【炭酸水】
胃の調子と自律神経を整えるのに役立ちます。
【梅干し】
梅干を食べたときに出る大量の唾液が三半規管のバランスを整え、酸味が胸のむかつきを抑えます。

満腹や空腹だと車酔いしやすくなるため、脂っぽいものを避けて消化が良いものを適量たべるようにしてください。

車酔いの対策法2:体調・気持ちを整える

続いてご紹介する車酔いの対策は体調・気持ちを整えることです。

まず、睡眠不足や過労など頭のはたらきが低下した状態だと車酔いしやすくなります。
また、「車に酔ったらどうしよう」などと考えると更に酔いやすくなってしまいます。

車に乗る前には十分に睡眠をとって体を休め、ドライブ中は周囲の人とおしゃべりを楽しんだり、音楽を聴いてリラックスすることで車酔いの対策になります。
また、ドライブ中に軽い睡眠をとることも効果的です。

車酔いの対策法3:姿勢に気をつける

続いてご紹介する車酔いの対策法は姿勢に気をつけることです。

車に乗っている間は背もたれに頭をつけて出来るだけ動かさないようにして、カーブを曲がるときなど車が傾くときは動きに合わせながら体をまっすぐに保つように心がけてください。

助手席に座りながら後部座席の子どもの世話をしなければならないこともあるでしょう。
ですが、進む方向に背を向けて座ると加速の影響を受けやすくなり車酔いをしやすくなってしまいます。
ですので車酔いしやすい方は信号待ち出来れば車が停止しているときなどにお子さんのお世話をするようにしてみてください。

車酔いの対策法4:服装に気をつける

次の車酔い対処法は服装に気をつけることです。

厚着をしていたりネクタイやベルトなど体を圧迫する服装だと車酔いをしやすくなります。
ドライブ時にはゆったりとした服装で体に負担がかからないようにしてください。
なお、立っている時と座ったときでは体への締め付け具合がかわりますので座った状態でも体に負担がかからないか確認するようにしてください。

また、黒いサングラスをすることでから眼に入る刺激を抑えられるので、車酔いの対策になるとも言われています。

車酔いの対策法5:車酔いを防ぐ行動を取る

最後にご紹介する車酔いの対策法は車酔いを防ぐ行動を取ることです。

親指の第一関節を噛む

親指の第一関節を約15秒間隔で噛んだり止めたりを繰り返します。
痛みの感覚は視覚、聴覚などの感覚よりも早く脳に伝わるため酔いが治まると言われています。

窓を開ける

車内が暑かったり匂いがこもってくると車に酔いやすくなります。
そんな時には窓を開けて冷たくて新鮮な空気を車内に取り入れるようにしましょう。どうしても匂いを避けられない時はマスクをすることでも対策になります。

ツボを押す

車酔いに効果があるといわれているツボがあります。
少し酔ってきたかな、と思ったらそのツボを押してみて下さい。体が楽になると思います。

【内関】手首の付け根から指1.5本おいた手首中央のへこんだ場所
【手心】手のひらの中心にあるツボ
【天柱】うなじの中央の髪のはえぎわから指1本分上のくぼみの、さらに左右に指3本分ずらした位置
【築賓】足の内くるぶしから、内側のすねに向かって、自分の親指の幅5本分を上がったところ
【三陰交】内側のくるぶしから、指4本分上

三半規管は鍛えられる!

車酔いの原因は視覚と三半規管の感覚のズレであることはご紹介しましたが、三半規管は鍛えられることをご存知ですか?

何度も乗り物に乗ってズレを経験することで徐々に体と脳が慣れ次第に車酔いをしなくなります。
ですが、何度も車酔いを体験するのはツライという方はでんぐり返しやブランコ、水泳などで平衡感覚を養うことで三半規管を鍛えることが出来ます。

車酔い対策のまとめ

車酔いの対策法をいくつかご紹介いたいしました。
十分対策をしてドライブを楽しんでくださいね。

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