大人から学生まで大人気の50ccバイク「エイプ」の中古紹介!
2016/03/07
たこのすけ
マツダは1963年の東京モーターショーでコスモスポーツを発表してから約50年、RX-8まで様々な難題を抱えながらもロータリーを世に出し続けてきました。そのRX-8も既に生産が終わり、現在は中古でしか手に入りません。RX-8の中古市場をちょっと覗いてみましょう。
・13B型ロータリーエンジン
通常のレシプロエンジンのピストンにあたる部分がおにぎり型のローターになっている。
「吸気・圧縮・爆発・排気」の工程がローター一回転で完結。
ドイツのバンケル技師が開発したロータリーエンジン。
往復運動を回転運動に変換する従来のエンジンに比べ、回転運動を回転運動のまま使うロータリーエンジンの低振動、高出力、ロスの少ない動作は魅力たっぷり。
しかし開発は困難を極めたようです。NHK「プロジェクトX」でも紹介された壮絶エピソードを観られた方も多いのではないでしょうか。
2003年~2012年までの販売だったため、中古価格には幅があります。
2016年8月現在最安値が約20万円、最高値が340万円ほどです。
まずは前期型と後期型に分けてご紹介していこうと思います。
2003年~2007年までの前期型RX-8
2003年車中古価格:約20万円~
2004年車中古価格:約30万円~
2005年車中古価格:約50万円~
2006年・2007年車中古価格:約70万円~
(2016年8月現在調べ)
もちろん程度や走行距離にもよりますが、大体上記のような金額で推移しています。
ここで面白いのは、RX-8乗りがまず購入時に一番気にするであろう「タイプS」なのか「ベースモデル」なのかは、あまり中古価格に反映されていないということ。
RX-8に関する情報も出揃っているため、「自分に合った」車両選びが購入者側ですでに確立されているため、「どっちがお得」ということがなくなっているんでしょうね。
2008年~2012年までの後期型RX-8
2008年車中古価格:約80万円~
2009年車中古価格:約100万円~
2010年車中古価格:約130万円~
2011年車中古価格:約150万円~
2012年車中古価格:約200万円~
(2016年8月現在調べ)
今度は前期型とは逆にモデルやオプションでかなり価格の幅がありました。
既に販売の終了した車であるために、購入者側は「新車」を買うつもりで車選びをするからでしょうね。
前期・後期の顔の違い。
これは好みの問題。
とても細かく区分けされているRX-8のグレード。
ここでは簡単に(大雑把に)区分けしてみましょうね。
RX-8ベースモデル
エンジン回転レブリミッター7500回転
16インチホイール
5M/Tか4A/T
210・215馬力
RX-8タイプS
エンジン回転レブリミッター9000回転
18インチホイール
6M/Tのみ
235・250馬力
エンジン、車体に各年式で違いはありませんが、エンジンの味付けによる各変更点があります。
つまり「街乗りタイプ」なのか「スポーツタイプ」なのか。
このタイプの違いにより、後々の維持費にも差が出てきますね。タイヤ交換の時にその違いははっきりすると思います。
4ドア車とはいえスポーツカーの血を引いているRX-8。
前任者の使い方によっては距離数以上にへたっている場合があります。
まずはロータリーのプロショップをあたり、気に入った中古車両の無い場合のみ一般の中古車センターなどを回るようにしましょう。
足回りのブッシュ
一車検ないしは二車検ごとに足回りの消耗品の交換をしていたような中古車を見つけましょう。
ロータリーエンジンに乗っていればオイル交換をまめにするのは当たり前。
必ず前任者が残した整備検査簿を調べましょう。
RX-8がスポーツタイプの車である以上、足回りのケアが十分な車両を選びましょう。
良かった点
マツダ最後のロータリーエンジン車。 特徴の観音開きも、初めて見る人は結構面白がります。 また、そのおかげで意外に大きな荷物も乗り、ちょっとした組み立て家具も 乗せられて意外と便利。
総評
パッと思いつく限り、メリットよりデメリットの方がたくさん思いつく車ですが、 やはり乗っていて楽しいです。
良かった点
ハンドリングが気持ちいマツダらしい車です。RX-7と比べると、人も物もたくさん載せられるので、乗用車としてもある程度利用可能です。 心配される燃費ですが、1.5~2千回転あたりで乗車すれば、8~10Lくらい乗れます。 意外ですが、普通のセダンなみにトランクが大きいです。 ゴルフバックを3つくらい入れられますので、3名くらいでゴルフもいけてしまいます。 一番は何よりかっこいいですし、走りも気持ちいので、ほかの車に乗ると違いがすごく分かります。
映画「ワイルド・スピード」で使用された車両。
RX-8は映画での使用が結構目立ちます。
「ワイルド・スピード」だけでなく、「X-MAN2」でも使用されています。
もちろん日本映画でも、「ハゲタカ」内で「AKAMA-GT」として登場。
RX-8の付加価値として考えてもいいんじゃないでしょうか。
中古RX-8の魅力は1000文字や2000文字では語り尽くせません。
しかし、この記事を読んだ方が少しでも購入時に「参考になった」と言って頂ければありがたいと思います。
エンジョイ!RX-8!
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