ベンツ・Eクラスを新車で買うのは厳しいけど中古なら手が届くかも。

中古のEクラスを紹介していく前に、Eクラスをあまり知らないという方のために、まずはEクラスがどのような車なのかを紹介していきます。

Eクラスは、メルセデス・ベンツが販売するモデルの中で中核を担う車で、新車価格は698万円～988万円といずれも高額なEセグメント乗用車です。また、この車のボディタイプは「セダン」「ステーションワゴン」「クーペ」「カブリオレ」と豊富な車種設定となります。

スポーティさを感じさせるフォルムはとても美しく、ボンネットからテールエンドにいたるまでの綺麗な作り込みはメルセデスベンツ・Eクラスならではです。

また、インテリアもとても高級感が感じられ「オープンポアウッド」「ブライトアルミニウム」「ウォールナットブラウンウッド」などの高級素材をふんだんに使用しているので室内はとても豪華です。

というように、Eクラスはトータル的にとても豪華で素晴らしく「一度はEクラスに乗りたい」という方も多くいますが、車両の価格が700万円以上といずれも高額だという点でどうしても手が出せないという方も多いのです。

ただ、新車にこだわらなくても、お手頃価格で手に入れられる「中古車」という選択も十分ありだと思いますので、これからEクラスを中古で購入しようと検討されている方は是非参考にしてみてください。

ではまず中古市場におけるこの車の流通量ですが、全国で「ワゴン」がおよそ498台、「セダン」がおよそ920台とされており、中古Eクラスの流通量は比較的多いと言えます。

また、この車の中古車販売価格の平均額ですが、ワゴンが352.4万円でセダンが699万円とされておりますので、いずれも新車で購入するよりはるかに安いということがわかります。

2016年8月現在におけるEクラス「セダン」「ワゴン」はこのような価格で販売されており、価格の幅も随分と広くなりますので、ご自身にあったEクラスをお探しください。

Eクラスが中古で凄く安く売られていたからといって、すぐに飛びついてはいけません。Eクラスは元々1000万円ちかくする高級車ですから安い車両に関しては特に注意が必要です。

購入してすぐ故障してしまったなどの車両トラブルに遭わないためにも、車両購入前のチェックは出来るだけ入念におこなうようにしてください。

晴れた日の日中の明るいうちに車両を見に行き、ボディを隅々までチェックします。購入後にキズなどに気づいても遅いのでしっかり確認するようにしてください。

エンジンルーム内を見わたし、全体的に汚れていないかを確認してください。また消耗部品についても確認し、交換が必要な場合は新品に交換してもらいましょう。

特にベンツは電気系統のトラブルが比較的多いとされていました。現在ではそのようなトラブルも減りましたが、やはり確認は必要です。全ての電気系統が正常に作動するかを確認してください。

中古車を購入する場合は、中古車両購入後の保証はとても大事なことです。特にEクラスのように輸入車ですと、国産車では考えにくい箇所が故障したりする場合もあり、またその修理費用も国産車より割高です。

保証のサービス内容は購入するお店によって異なるかと思いますので、「ここまで保証があるなら安心できる」というように、納得してから車両を購入するようにしてください。