シャランの中古相場は？！購入の際に注意したいポイント！！

シャランは、ドイツの自動車メーカー「フォルクスワーゲン」が生産しているミニバンの車種です。
初代のシャランが、日本に導入された期間は、たったの２年と短かったのですが、2010年に2代目シャランが再び導入されました。
シャランは、ファミリー層をターゲットにしているため、実用性のある車になっています。
乗車定員は7名で、後部座席の人も快適にドライブを楽しめるようになっています。

シャランの内装は、シンプルで上品さを感じさせます。
また、後部座席の全てが独立しているので１人１人がゆったりと快適に座れることや、エアコンの送風口が2列目、3列目のそれぞれに対してついていたりと、後部座席の人も快適に過ごせるように配慮されています。
そして、バックレストを前に倒すとカップホルダー付きのテーブルになるのも嬉しいポイントです。

シャランは、驚くほどの運搬力を持っています。
7人乗っていてもラゲッジ容量が300Lもあります。
そして、3列目を倒すと最大988Lに広がり、全てのシートを倒すと最大2430Lまで荷物を積むことができます。
しかも、3列フラットなので、車中泊の時でも、大人の男性がゆったり寝れるほどのスペースがあります。

1,400ｃｃのシャランですが、低回転はスーパーチャージャーを使って過給され、一定の回転数まで上がるとターボーで過給されるので、パワーが出るまでのタイムラグを感じさせません。
また、「実質的な排気量」がアクセル開度によって変わるのが、TSIエンジンの面白さです。

シャランは1,400ｃｃなので税金が安いのも魅力の一つです。
例えば、シャランのTSI コンフォートラインを購入した際、実際にかかる最低費用は、
自動車税　34,500円
重量税　　20,000円
自賠責　　11,235円
これが、1年で最低かかる税金になります。

中古のシャランは、年式の古いものの方が安くなっている傾向があります。

2011年式　180万～230万円台
2012年式　220万～300万円台
2013年式　240万～310万円台
2014年式　260万～330万円台
2015年式　300万～360万円台
2016年式　340万～400万円台

実際に購入した方の口コミを見ると、性能やデザイン、パワーは満足している方が多いようです。
しかし、燃費については、少し不満を感じている方や車体の大きさから考えると妥当と感じている方もいるようです。

車体全体を見て、傷や違和感を感じる所がないか、チェックしましょう。
また、中古の場合、修理した可能性があるのでバンパーの角や下部も念入りにチェックしましょう。

きちんと整備されているか、販売店に整備内容を確認し、整備記録もチェックしましょう。
特に消耗品やエンジン周辺は念入りにチェックしてください。
せっかく、中古で安く購入できても、修理費につぎ込む事になってしまいます。

購入前に必ずエンジンをかけてチェックしましょう。
中古の場合、スムーズに始動しなかったり、アイドリングの回転が不安定だったり、異音がするなどのトラブルを抱えている事があります。

認定中古車とは、状態が良いものだけが選ばれ、ベストコンディションに仕上げられた中古車です。
また、一定期間の保障も受けられるので、中古でも安心して購入することが出来ます。
しかし、安心できる認定中古車とはいえ、最低限のチェックは忘れないでください。