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クロカン4WDの頂点!ランドクルーザーの維持費を抑える方法とは?

世界中で信頼を集めるクロカン4WD、ランドクルーザー。実際乗ってみると、どのくらい維持費がかかるのでしょうか。その維持費を抑える方法もご紹介します。走行距離100万キロも不可能ではないランドクルーザーと長く付き合ってゆくために、購入前から知っておきたいですね。

世界中で信頼を集めるクロカン4WD、ランドクルーザーとは?

維持費や、維持費を抑える方法に入る前にランドクルーザーの概要についておさらいしておきましょう!ランドクルーザーはどんな車か知っておくのは維持費をイメージする上で、必要なことですよね。

それでは、ランドクルーザーについてご紹介します!

ランドクルーザー

ランドクルーザーは、1951年に発売されてより今まで、信頼性、耐久性、悪路走破性が世界中の人々から支持を得てきました。「ランドクルーザーは地球上最後に残るクルマであると認識して開発に臨むべし!」という開発スローガンを掲げて作られてきました。

未だにモノコックボディではなく、ラダーフレームを採用しているのも、悪路を走り続けた時の生存性を高めるためのものです。また、世界に悪路を走破する4WDは他にもありますが、壊れにくい・壊れても修理しやすい、といった点においては、ランドクルーザーは圧倒的です。

こういった高い耐久性・信頼性のおかげで、リセールバリューも優れています。

そんなランドクルーザーの燃費はどれくらいなのでしょうか。

【ランドクルーザー燃費】
・ランドクルーザー 6.7km/l

開発者も言い切っています。燃費より信頼性だと。車に対する思想、優先順位がちがうということですね。

このようにして世界中の信頼を集めるランドクルーザーですが、価格はいくらくらいでしょうか。

【ランドクルーザー価格】
・4,728,437円

ランドクルーザーに必要な維持費はどのくらい?

ランドクルーザーがどんな車かご覧頂いたところで、次は本題です。ランドクルーザーの維持費を調べてみましょう。

ランドクルーザー

年間の維持費として、何がどのくらいかかるのでしょうか

ランドクルーザーの維持費としてかかるものを、一年分にして見てゆきましょう。

・自動車税(毎年5月支払い)88,000円/年
・自動車重量税(2年毎の車検時に支払い41,000~49,200円)20,500~24,600円/年

・自動車保険(自賠責保険24ヶ月27,840円) 13,920円
・自動車保険(任意保険)

・点検や車検に関する費用
・オイル、タイヤ交換などのメンテナンス代

・ガソリン代、駐車場代、高速料金等

4.7Lエンジンを搭載するランドクルーザーは、自動車税がかなり大きな割合を占めます。このように並べてみると、ランドクルーザーの維持費として税金・保険・整備費用・交通費等いろいろ必要ですね。

次は維持費の中で、変動のありそうな項目を少し詳しく見ていきましょう。

自動車重量税

車両重量に対して課せられる自動車重量税ですが、ランドクルーザーの場合、ZX・AX“Gセレクショ
は2.5トン超、AX・GXは2.0-2.5トンのカテゴリに入ります。しかしAXはメーカーオプション装着による重量増により、2.5トンを超える場合もありますので注意が必要です。

次に、車を走らせれば必ず必要なガソリン代を見てみることにしましょう。

ランドクルーザーのガソリン代は年間どれくらいかかるのか?

車を走らせれば、かならず必要なガソリン代。走行距離は人それぞれになりますので、あくまでざっくりとイメージをつかむための試算をしてみました。

ランドクルーザーは信頼性と走破性を重視してパワフルな4.7Lエンジンを積んでいます。

ランドクルーザー 350,000円
(燃費6.7km/L 年間走行距離15,000km ガソリン価格140円/Lにて試算)

年間で結構な金額になりますね。維持費の中で大きな金額を占めることになりそうです。

その他に変動のありそうな費用もさらっと触れてみましょう。

その他の維持費としてかかる費用

自動車保険料(任意保険)は、車種や保証内容によりかなり異なります。また、降雪地ではスタッドレスタイヤも必要になります。

車検時には、自賠責保険、自動車重量税と、さらに整備費用が必要になります。

また車検の費用は方式によっても異なります。ユーザー車検なら3ナンバー印紙代1,800円と整備に使ったパーツ代で済むかもしれませんが、ディーラーの車検だと点検費用や工賃もかかってきて、かなり幅が出てくるところです。

またランドクルーザーは普段の整備費用も小型車より高額になります。例を挙げると、1.5Lクラスのエンジンの車はエンジンオイルは4Lより少し少ない程度ですが、4.7Lエンジンを搭載するランドクルーザーは6.5L前後のエンジンオイルが必要になります。

このように、ランドクルーザーは購入費用だけではなく、維持費もかなり必要になりますね。

ランドクルーザーの維持費を少しでも安く抑える方法

先ほど調べたように、車は購入時だけではなく維持費も多くかかります。一般的に車が大きいほど維持費も高くなります。そんな中で維持費を少しでも安く抑えるにはどのようにすれば良いのでしょう。

今回はランドクルーザーの維持費のうち、変動する項目(自動車重量税・ガソリン代・任意保険)に着目してみます。維持費を安く抑えるコツを見てゆきましょう。

ランドクルーザー

グレードとメーカーオプションで自動車重量税に差がでるランドクルーザー

ランドクルーザーはグレードとメーカーオプションによって維持費が異なってきます。これは、車両重量が異なるためです。

ZX・AX“Gセレクションは、AX・GXに比べて年間+4,100円となります。

またAXは車両重量2490kgですが、 チルト&スライド電動ムーンルーフを装着した場合は20kg増加して2.5トンを超え、重量税は年間+4,100円となります。

新車購入時はディーラーの担当者によく確認して下さい。中古車を購入する際には、車検証に記載されている車両重量の欄をよく確認しましょう。

ガソリン代を抑えるエコドライブを実践しよう!

ガソリン代は維持費を安く抑えるなかで、大きなウエイトを占めています。普段からエコドライブを心がけてゆきたいものですが、気をつけるポイントを見てゆきましょう。

エコドライブの基本は、スムーズな運転を心がけることにあります。急発進急減速をすると車は無駄なエネルギーを消費します。

特に発進時に大きなエネルギーを使うので、優しくアクセルを踏むと良いでしょう。ランドクルーザーの4.7Lエンジンは十分にパワフルなので、クリープ現象からアクセルをほんの少し踏み増し、さらに必要な分をアクセルを軽く踏みながら加速します。発進から5秒後に20km/hに加速するのを目標にします。その後にさらに流れに乗るための速度に加速してゆきます。

単にゆっくり走るのではなく、このように低速時はゆっくりと加速して速度が早くなってから加速の割合を大きくするのがエコドライブのコツです。

通常走行時も急な加減速を避けるためには車間距離が必要です。アクセルワークだけで車間距離を保てると良いですね。しかし、ノンブレーキ走法を推奨しているわけではありません。前の車にぶつかる寸前に急制動をしては安全運転にもなりません。

ちなみに最近の車は暖機運転がいらない車がほとんどです。マニュアルを良く確認してみましょう。燃費走行に関するアドバイスが乗っている車も多く見かけるようになりました。

また、車は軽いほど燃費が向上します。ゴルフバックやアウトドア用品など、使わない荷物があれば下ろすようにしましょう。

エコドライブを実践する上で大切なのは、実燃費をこまめにチェックすることです。エコドライブの効果が実感できるとモチベーションが高まり、ガソリン代を抑えることにつながってゆきます。

任意保険の保険料を抑える

ランドクルーザーの維持費を抑える上でガソリン代と並んで大きなウエイトを占めるのは、自動車保険料(任意保険)です。ランドクルーザーの自動車保険料は、運転者の年齢・保険の適用範囲・等級・車両保険の有無などによりかなり異なります。30才を超えていて、等級も下がって、車両保険も付けなければ、年間10万円を切る場合もあります。新規の6等級で年齢制限なしで車両保険にも加入すれば、30万円に近い保険料になる場合もあります。

自動車保険料を安くするためには、契約を定期的に見直すことが大切です。

今まで弟や妹の運転時までかけていた保証が、結婚して同年齢の配偶者だけ保証すればよくなった、というような場合。26才の誕生日がきて運転の年齢制限の変更がある場合。都市部に引っ越しして通勤に車を使わなくなったなどの使用目的の変化がある場合。車が古くなってきたので車両保険は要らなくなった場合などに、自動車保険料は上下します。年に1回の更新時には保証内容に目をとおして置くとよいでしょう。思わぬところで維持費を抑えることができるかもしれません。

また保険会社によっても保険料が変わってきます。保険内容がよくわからない人は、代理店で対面式の契約が良いでしょう。ネット保険を検討する人は、保険についての知識がある程度必要になりますし、保証内容に漏れがないか良く確認しないと思わぬ落とし穴があるかもしれません。必要な保障を得ながら維持費節約をするためにも、保険会社は上手に選びたいですね。

また安全運転は維持費を抑えるのに効果絶大です。無事故なら1年ごとに自動車保険料もお得になってゆきます。新規で6等級からスタートして14年間無事故ならば63%割引になり、維持費がぐっと抑えられます。事故を起こせば修理代もかかります。日頃から安全運転を心がけたいですね。

まとめ

ランドクルーザーという車の概要、ランドクルーザーの維持費がどれくらいで、知っていること、実践することでどのくらい維持費を節約できるかお伝えしてきました。ランドクルーザーは優れた耐久性を持っています。お気に入りの車と長い付き合いをしてゆくためにどのくらい維持費が必要なのか、イメージができたかと思います。

エコドライブや安全運転は、維持費を抑えるというためだけではなく、社会的にも意義があることですので、ぜひ心がけてゆきたいですね!

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