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「2014年3月生産終了ホンダインサイト」購入のポイントとその評価

1999年に発売された「ホンダインサイト」発売当初はガソリン車として発表されましたが、2009年にハイブリット戦略車として生まれ変わり、比較的自動車好きの層から評価を得ました。今回はインサイトの評価をまとめました!インサイト中古購入の際の参考にしてください!

2014年3月生産終了の「ホンダインサイト」とは?

「ホンダインサイト」は2014年3月に残念ながら生産が終了していますが、現状、中古車での購入は可能です。
その「ホンダインサイト」について中古車での購入を検討している方に向け、評価に入る前に「ホンダインサイト」がどんな車なのかを説明していきたいと思います。

インサイトはホンダが製造、販売していた5人乗りのハッチバック型ハイブリットカーです。2014年3月に生産が終了したモデルが2代目で、1代目インサイトはガソリン車モデルで1999年〜2006年7月に生産が終了ました。

1代目のモデルはリアホイール部にスポーツカーさながらのオーバーフェンダーが装備されており話題を呼びました。そのデザインがのちのハイブリットカーのデザインに影響を与えたとされています。

それでは発売当時の価格から見ていきましょう。

【インサイトエクスクルーシブXL・インターナビセレクト】希望小売価格2,550,000円
【インサイトエクスクルーシブXL】希望小売価格2,250,000円
【インサイトエクスクルーシブXG】希望小売価格2,080,000円
【インサイトエクスクルーシブL】希望小売価格2,130,000円
【インサイトエクスクルーシブG】希望小売価格1,930,000円

このようにインサイトはグレードにより5つのモデルが販売されていました。
ハイグレードモデルでは「Honda インターナビ+リンクアップフリー+ETC車載器」という当時ホンダの製造するカーナビゲーションシステムの中で最上級のものが標準装備されており、インテリアには本革のセレクトレバーが搭載されていました。

「ホンダインサイト」の走行評価

続いて、ホンダインサイトの評価についてみてみましょう。
まずは走行性能についてです。

インサイトに搭載されるエンジンはLDA型1,339cc直列4気筒SOHCi-VTEC-DSIエンジンで、シビックハイブリットと同形式のものとなっています。
インサイトの通常運転時のパワー感は車体重量などの影響からか同排気量帯のハイブリット車と比較すると出だしが「非力に感じる」という評価が多いです。

しかし、走行中の加速については高評価が多く、アクセルを踏み込むことによって、電動ターボが作動しエンジンの回転数が急上昇する仕組みになっているため追い越し時の加速感については問題ないようです。

この加速性能の良さはインサイトを評価するポイントの一つです。

続いて足回りに関してですが、インサイトの評価を見ると「ホンダらしい固めの足回り」のようです。ホンダ車に共通しての話ですが足回りが比較的固めで、コーナーのフィーリングは良いようです。

しかしながら剛性が若干弱いようで、ギャップ(段差)をクリアした後の立ち直りに少しタイムラグを感じるという評価も多いです。

足回りについての評価はホンダ車は比較的共通する話で、当然街乗りなどの一般使用に問題のある話ではありません。

また、直進走行性能に関しては少し低い評価が多く、直進の安定感が少し不安だという評価も多いです。高速などを走行する際に特に感じるようです。

「ホンダインサイト」の燃費評価

次にインサイトの気になる燃費評価についてみていきましょう!

【インサイトの燃費性能】(JC08モード)
・27.2km/L〜22.2km/L
という数値となっており、同メイカーのハイブリット車と比較すると比較的良い数値と評価することができます。

続いては実際のオーナーの評価について見てみたいと思います。

通勤や買い物などの街乗りでは
「平均燃費が18km/L〜16km/Lほど。
ズバ抜けて悪いわけではないがハイブリット車としては普通レベル」
という評価が多いです。

また、
高速走行では20km/L〜22km/L程度
信号のない田舎道などでは25km/L〜30km/l程度

上記のように、総合的にみてもハイブリット車として可もなく不可もなくといった評価になりそうです。

「ホンダインサイト」の乗り心地評価

続いてはインサイトの乗り心地について評価していきたいと思います。

インサイトの乗り心地としては
「足回りが硬いため少しゴツゴツした感じがする」と意見がもっとも多かったです。

足回りの硬さが影響しているようで、路面状態の悪い道を走ると衝撃がそのまま乗っている方に伝わってくるようです。


こんな意見も‥
「以前のモデルは実際に固く、乗り心地がとても悪かったが、2代目は改善されており、快適に乗ることができます。これがわからない方はどうかしています。」
といった強気の評価もありました。

車内の様子ですが、「コックピットのようなハンドル周り」の評価がとても高かったです。

まるで宇宙船のコクピットのように、エアコンなどの操作パネルから独立して設置されたスピードメーターなど市販車されている車の中ではダントツのかっこよさがあると思います。

しかし車内スペースの点で見ると後部座席のスペースが少し狭く大人の5名では窮屈といった評価がありました。

「ホンダインサイド」の総合評価

実際にインサイトを所有してみて評価できる点として多かったのは

・エクステリアデザインの良さ
・シンプルな内装
・追い越し時の加速感
・コーナリング性能の高さ

上記のような点が評価できる点として多数挙げられていました。

特に購入理由を見てみるとデザインの良さでこの車を選んだ方が非常に多かったと思います。

走行性能、燃費などの点において特別秀でている車種ではありませんが、
ハンドル周りの独特なデザイン、多くの方を惹きつけるエクステリアデザインの良さなど評価する点の多い車種だと思います。

ホンダインサイトの評価いかがだったでしょうか?

冒頭でも書きましたがこの車はすでに生産が終わっています。新車で買うのはなかなか難しい状態ではありますが、まだまだ状態の良い中古車は多数市場にある状態です。

ハイブリットカーを中古で購入したい、中古での購入を検討しているという方の参考になれば幸いです。

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