上質ステーションワゴン！ホンダ「アコードワゴン」の中古が気になる

中古車特集の初めにまず、「アコードワゴン」についてご説明しましょう。
1992年にデビューした「アコードワゴン」。セダンが国内生産に対し、米国アンナ工場生産のアメリカンテイストあふれる乗用車感覚の、セダンより一回り大きな3ナンバーサイズがアコードワゴンでした。
巨大なラゲッジルームゆえの、荷物の量に応じてシートバックを別々に倒せる6：4分割可倒式タイプのリアシートとし、フルフラット時にはビッグなカーゴスペースを確保できました。

1997年には国内専用車にスイッチをしたアコードワゴンは、高水準の環境保全対応と数々の先進技術により高次元で両立した先進・高機能スポーティカー、そして内外装デザイン領域における「強い主張」の追求をコンセプトに、国内ベストサイズとスペースユーティリティの両立を目指しました。
全エンジンにVTECを採用し、高出力・高効率化を図るとともに、アコードシリーズでは初めてリアルタイム4WDを採用するだけでなく、運転席&助手席用SRSエアバッグシステム、ドアビーム/ドア内蔵衝撃吸収パッド、室内難燃材等の安全装備を備えていました。

2002年には再度モデルチェンジをした「アコードワゴン」。ウイングルーフを特徴的なボディとし、荷室の使い勝手にこだわって開発されたのには、初代から継承されてきた人と社会との調和という理念のもと、「ニュークオリティツアラー」というコンセプトがありました。
エンジンは2.4Lの直列4気筒DOHCでi-VTECを搭載し、FFと突然の路面変化にも対応するリアルタイム4WDを設定しました。マニュアル感覚の変速操作ができるSマチック付5速ATのみです。

インテリアは、低床でフラットなラゲッジスペースに、片手でシート格納できるワンモーションリアシートにより容易に拡大し、リモコンキーによる電動でテールゲートの開閉も可能にしました。安全装備として電子制御制動力配分システム付ABS＋ブレーキアシストの他にも、高速道路における車線維持と車間／車速制御による運転者支援システム（Hondaインテリジェントドライバーサポートシステム）を設定するといった、積極的に先進機能を取り入れています。
日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞するなど、「アコードワゴン」は上質＆快適さ＆利便性を兼ね備えたステーションワゴンです。

ではアコードワゴンの中古相場を見てみましょう。
ホンダ「アコードワゴン」の新車時価格は214万円～303万円、中古車価格は5万円～97万円です。
状態として悪くはありませんが、登場してから結構年数も経っているので、細かな傷や小さい部品の劣化等は致し方ないといえます。
アコードワゴンの中古車の全体的にも、上質さがどれだけ残っているかが鍵と言えます。

ではアコードワゴンの中古車を探す判断基準となるものを内装からご説明させていただきます。
本革仕様や内装のデザインから、アコードワゴンは非常に上質です。しかしながら、大事に扱われてきた中古車が多いとはいえ、シートの擦り切れや目立つ傷等を確認するようにしましょう。綺麗な中古車のものが多いようです。あとは、機器類の動作確認や後部座席やラゲッジルームも見ておいた方がよいでしょう。特にラゲッジルームは「汚れ」が顕著に出ていることが多いです。注意しましょう。

次は外装です。
中古のアコードワゴンの状態等によりますが、目立つ傷やへこみ等を確認しましょう。
後は走行距離や修復歴の有無の確認と合わせて、エンジン状態として、エンジンオイルやエンジンサウンド等に悪影響が無いかをも確認すれば安心でしょう。
アコードワゴンは年式も古くなってきたので、劣化が顕著に出ている中古車もある可能性がありますので、注意しましょう。

参考になりましたでしょうか？
アコードワゴンの中古相場は、年式も少し経ってきたので、100万円以下まで落ちてきましたが、状態としては悪くはなく、アコードワゴンを安く手に入れるチャンスはいつでもある状況です。
これらの事項を参考にしながら、状態の良いアコードワゴンの中古車を探してみてください。