マツダ・アンフィニRX-7の状態の良い中古車の価格相場を知る

まず初めに、マツダ・「RX-7」についてお話していきましょう。
今まで2代受け継がれてきた「RX-7（サバンナRX-7）」。新たな流れとして1991(H3)年に登場したのが、3代目のモデルとなる「アンフィニRX-7」です。
2代目サバンナRX-7から一新し、ロータリーエンジンの特徴を最大限に活かしながらも、ワイド＆ローボディに、13B型2ローター・ロータリーエンジン+シーケンシャルツインターボシステムを採用し、255ps /30.0kg・mを発生します。

サスペンションは、前後ダブルウィッシュボーン形式とし、足回り部品をすべてアルミ化してバネ下重量を大幅に低減しており、スポーツカーの基本構造とする前後重量配分50：50を実現しております。また、アルミボンネット等の軽量化により、パワーウェイトレシオを最大で4.90kg/psというモンスターマシン級のスペックを誇ります。

アンフィニRX-7は度々マイナーチェンジをしており、エアインテークパイプの内径を大きくして吸気抵抗を低減した他、ツインターボの過給圧を上げ、MT車は、最高出力を10馬力高めることなどにより、走行性能を一段と向上させました。
またエンジン出力向上の他に、最終減速比の変更、大型ディスクブレーキの採用、グレードの追加、内装の質感向上など、充実した装備を持つスポーツカーへと進化しました。

ではRX-7の中古車相場を見てみましょう。
マツダ・RX-7の新車時価格は290万円～422万円、中古車相場は74万円～598万円です。
前代の「サバンナ RX-7(新車時価格: 197万円～323万円・中古車相場: 65万円～250万円)」含め、日本を代表するスポーツカーのひとつであり、生産終了車種でありながらその人気は未だ衰えず、中古車価格も余り下がっておりません。
外観は中古車ならでは若干古びてきてはいるものの、走りには未だキレがあり、状態も良い中古車がほとんどといったところでしょうか。

では中古のRX-7を探す際に、具体的にどの点に注意すればよいのでしょうか。
内装からご説明しましょう。
年式も古い車種なので、シートや内装部品・後席及びラゲッジルーム等に、擦り切れや穴が開いてないか等のチェック、天井のシミや傷、さらにはエアコンやオーディオがきちんと作動するかどうかも隅々まで確認しましょう。
中古の走行距離やミッションやペダル具合と合わせて、機器類の作動確認をしておくとなおよいでしょう。

続いて外装です。中古のRX-7に限った話ではありませんが、ボディのへこみや目立った傷がないか忘れずにチェックしましょう。
エンジンのオイル漏れやオイル交換のめど、見えにくいサイドの損傷や足回り等も出来れば確認しましょう。
あとは、タイヤのすり減り具合やミッション等も、「中古のRX-7の試乗する」事が可能であればやりましょう。中古状態の見極めとしてすぐ分かるのでお勧めです。

エンジンの事で追記ですが、RX-7のエンジンは特殊なロータリーエンジンですので、構造や取り扱いは普通とは異なりますが、購入後の扱いやチューニング具合によって大きく変わります。
幅広いチューニングパーツも市場に出回っていますので、「いじる楽しみ」を考慮した上で、状態が良ければ、チューニング済みのRX-7を選ぶのもありです。

いかがでしたでしょうか？
今回はスポーツカーのマツダ・RX-7の中古相場を踏まえ、中古のRX-7において注意すべきポイントをご紹介させていただきました。
日本を代表するスポーツカーのひとつですから、有名で人気のRX-7を、状態が良いままの中古車として、格安で手に入れてみませんか？そしてぜひ一度、中古のRX-7を覗いてみてはいかがでしょうか。