使いやすいワゴン！トヨタ・カローラフィールダーの中古車について

中古車を見る前にまずは、「カローラフィールダー」についてご説明させていただきます。
昔から庶民的で親しみのあるセダン・ワゴンの「カローラ」。その新たなカローラとして誕生したのが、2000(H12)年デビューの「カローラ」のセダンタイプと、「カローラ フィールダー」のステーションワゴンタイプです。快適性、スタイルの美しさ、走る楽しさを持った、コンパクトカーのグローバルスタンダードモデルです。

数多くの改良やモデルチェンジの中で大変革が起きたのは、「カローラフィールダー」の新型が登場した2012年(H24)の頃です。
「大人4人が、安心・安全・快適に過ごせるコンパクトカー」をテーマに全てを設計を見直し、日本のニーズにベストフィットするコンパクトカーとして開発しました。カローラフィールダーらしい造形を追求しつつ、ボディーサイズのコンパクト化を図りつつ、リアニースペースは40mm拡大、さらにラゲッジスペースは90mm長くなるほか、樹脂製のバックドア採用により、軽量化し開閉のしやすさに貢献するなど、ワゴンならではの使い勝手を高めました。

アイドリングストップ機構を設けたりエンジン各部の低フリクション化等を実施するなどして低燃費化を実現し、トランスミッションを先代で採用されていたCVTに改良を加えたものを採用。さらに翌年2013(H25)年には、ハイブリッド開発で磨いた燃焼技術を生かしたハイブリッドモデルも登場し、クラストップレベルのJC08モード走行燃費33.0km/Lを実現させました。
「1.8S」、「1.5X」、さらにはスポーツシートを装備する「エアロツアラー」など種類を数多くラインアップし、カローラフィールダーは、日々進化し続けています。

では「カローラフィールダー」の中古車価格の相場を見てみましょう。
トヨタ・カローラフィールダーの新車時価格は145万円-253万円で、中古車相場は15万円-270万円となっております。

中古車価格帯は幅広いですが、コンパクトながらも使い勝手は非常によく、初めて扱うステーションワゴンとしても非常にお勧めです。
また中古車の在庫も多く、グレードも途轍もなく幅広いので、中古車の装備品で比べたり、理想のカローラフィールダー像を具体的にしながら探すといいでしょう。

では具体的に、中古のカローラフィールダーを探す際にどこを基準に見ておけばいいのでしょうか？
まずは内装から順に追って説明します。
シートや内地の擦り切れ・シミ・落ちない汚れ等が無いかを見ながら、リクライニング機能やシートベルトの垂れ具合等の機能面な部分を見ていくといいでしょう。忘れがちですが、中古のカローラフィールダーのラゲッジルームも深い傷等があることがあるのでチェックしましょう。
走行距離やシフト・ハンドル操作にも問題ないかも忘れずに。

次に外装です。
目立つ傷やへこみ・色落ちや色あせがないか見ましょう。修復歴がある場合はより一層注意するか候補から外しましょう。またタイヤのすり減り具合等も確認できるのであればしましょう。
エンジンの場合、エンジンオイルの漏れや電気系統、ゴム系の劣化そしてエンジンの異音が無いかも必ずチェックするようにしましょう。
そして可能であれば、中古のカローラフィールダーの試乗が出来れば尚更OKです。

ここまで参考になりましたでしょうか？以上で今回は、トヨタ・カローラフィールダーの中古車について特集させていただきました。
種類やグレードがおびただしいほど多いカローラフィールダーの中古車ですが、これらの事柄を踏まえながら探していくと、中古車の中でも状態の良いカローラフィールダーを見つけやすくなると思います。少しでも参考にしながら、じっくり探してみてください。