トヨタ伝統のセダン車・カローラ アクシオの中古車相場が気になる！

まずはカローラ アクシオについて説明させていただきます。
トヨタの代名詞とも言われてる伝統車種「カローラ」。2006(H18)年に登場した10代目となる新型カローラに、アクシオ（AXIO）のサブネームが付加され、ステーションワゴンの新型カローラフィールダーとともに新開発されました。
カローラアクシオはバックモニター（後退時に後方映像を映す）を全車に標準装備して運転支援機能を充実させるなど、新たな装備を積極的に採用している点がポイントです。

10代目カローラ アクシオの新開発のエンジンは、吸気と排気の両方を最適にコントロールするDual VVT-i（連続可変バルブタイミング機構）を採用し、110馬力～136馬力を発生します。その後2012(H24)年に11代目となる新型セダン「カローラアクシオ」が新型ステーションワゴン「カローラフィールダー（FIELDER）」と共に登場し、日本の市場環境にベストフィットする、大人4人が快適に長距離を移動できるコンパクト車として開発しました。

11代目カローラ アクシオの搭載するエンジンは、既存のエンジンに加え、先代になかった直列4気筒DOHC 1.3Lの「1NR-FE」を新たにラインアップし、先代アクシオ/フィールダーで採用されていたSuper CVT-iマチックに改良を加え、車両のGセンサーから減速度や旋回力を判断し、コーナリング中の不要なシフトアップを抑制する「G AI-SHIFT」を採用しました。

新プラットフォームの採用により、全長をカローラアクシオは従来型に比べ50mm（カローラフィールダーは60mm）短縮し、小回りのきくコンパクトなボディとしつつ、リヤ膝前スペースを40mm拡大し、ゆったりと過ごせる快適な室内空間を実現しました。
使い勝手のよい、スタイリッシュでつながりを強調するデザインとしたボディデザイン。空力性能、エンジン冷却、歩行者保護向上の観点からフロントバンパー開口部の大型化も行われ、カローラ アクシオの安全装備も格段に向上しています。

ではカローラ アクシオの中古車相場を見てみましょう。
トヨタ・カローラ アクシオの新車時価格は131.1万円～266.4万円で、中古車相場は28万円～280万円となっております。

ポイントは中古価格です。中古車価格の相場的にはまばらで、新型の１１代目は依然新車時価格とほぼ同じです。お気に入りの中古車が見つからなければ、カローラ アクシオを値引きをして新車購入してみても良いかもしれません。
一方１０代目のカローラの場合、状態が良くても既に”旧型”なので100万円を切ってきました。カローラ アクシオをお得に購入するならこのモデルが良いでしょう。

では具体的に、中古のカローラ アクシオを探す際にどこを基準に見ておけばいいのでしょうか？
まずは内装から順に追って説明しますが、シートや内地の擦り切れ・シミ・落ちない汚れ等が無いかを見ながら、リクライニング機能やシートベルトの垂れ具合等の機能面な部分を見ていくといいでしょう。
走行距離やシフト操作にも問題ないかも忘れず見ておきましょう。年式が浅い車とはいえ中古車ですから、隅々まで徹底的に見ておきましょう。

次に外装です。カローラ アクシオが比較的新しい車だからと言って、目立つ傷やへこみ・色落ちや色あせがあると、修復歴がある中古車の可能性があるので注意が必要です。タイヤのすり減り具合や空気圧、ハンドル操作等も確認できればしましょう。
中古車のエンジンの場合も、オイルの漏れや電気系統、そして異音が無いかもチェックするようにしましょう。
もし可能であれば、中古車の試乗が見極めポイントととして一番確実な方法ですのでお勧めです。

いかがでしたでしょうか？
今回は、トヨタの伝統的セダン車でありながらも、最新技術や新設計を盛り込んで、車の快適性を追求し続ける車・カローラ アクシオの中古相場のチェック、そして中古のカローラ アクシオの状態の良し悪しを決める基準となるものをご紹介させていただきました。
これらの事項を参考に、状態の良い快適なコンパクトセダンのカローラ アクシオをお手頃な中古価格で手に入れましょう。