ダイハツが提供するスモールRV・YRVの中古車の価格相場を知る！

まずはYRVについて知っておきましょう。
2000(H12)年にデビューした、同社のストーリアと同じプラットフォームでコンパクトながらもスポーティで流麗なエアロフォルムなハッチバックワゴンがYRVです。
スモールRVと呼ばれるほど、室内環境の良さと座席パターンが豊富ながらも快適性を損なわない走行性能がYRVの長所です。

高めのヒップポイントにゆったりなシート設計で、後方からの良好な前方視界をも作り出しており、可変バルブタイミング機構付1.3L 直4DOHC・140馬力のターボと90馬力のターボなしの2タイプのエンジンが搭載され、駆動方式はFFとトルク配分を変化させるフルタイム4WDが用意されました。

グレードは通常グレードに加えターボ搭載車もラインアップしており、そのターボモデルにはBBS15インチアルミやスポーツマフラー、ホワイトメーターを装備した「Rパック」なども選べました。
また安全機能としてデュアルエアバッグだけでなく、衝撃感知安全システムやフォースリミッター付きシートベルトを標準で装着し、YRVのFF車は「平成17年基準排出ガス50％低減レベル」を取得するなど、優れた環境性能をも実現しています。

ではYRVの中古相場を見てみましょう。
ダイハツ・YRVの新車時価格は100万円～174万円で、中古車相場は1000円～40万円となっております。
注目ポイントとしては、知名度と少なさと他車種への乗り換えの多さから、中古車の中でも破格的な安さで走行距離もさほど長くない、状態の良い中古ばかリな点です。

中古のYRV自体の在庫は今現在、さほど多くはないので、選びやすいかとは思いますが、中古のYRVの中でも、一体どのような点に注意すればよいのか、及び状態の良いYRVの中古車の判断要素はどのようなものか、内装と外装それぞれの観点からご紹介させていただきます。

まずは室内です。
中古のYRVに限った話ではありませんが、シート地や内装の擦り切れや穴開き、シミやさびなどには注意しましょう。
YRVはシートアレンジの豊富さを武器としているので、その点を重視しながら中古のYRVを見ていくと分かると思います。後はエアコンやオーディオ等の機器類の動作確認も怠らずチェックしましょう。
YRVの後部座席も見落としがちですが、機能的なものも含めて確認はした方がよさそうです。

続いて外装です。
基本的に、中古のYRVにおいて目立つ傷やへこみ等が見受けられるようでしたら、避けた方が良さそうです。
エンジンも、エンジンオイルやバッテリー等に不具合や異変に気が付いたら、修復歴やずさんな修理が施された可能性もあります。
中古のYRVは動力性能が自慢ですから、より慎重に見ていきましょう。

あと大事なのは「ATミッション」です。ATのYRVの場合、Dレンジにおけるシフトショックは使えば使うほど大きくなる傾向があるみたいです。
中古のYRVの場合は、出来れば試乗して目には見えない問題も明らかにしていった方が中古状態の良し悪しがはっきりと分かります。

いかがでしたでしょうか？
今回は中古車の中でもお得で、スモールRVと呼ばれるほどの室内の使い勝手の良さと走行性能を誇る、ダイハツ・YRVの中古相場をチェックしながら、中古車の状態の良いYRVを判断基準となるポイントとなるものをご紹介させていただきました。
これらの事項を参考にすると、状態の良い中古のYRVはすぐに見つかると思いますので、参考にしてみてください。