力強さと軽やかさをもつセダンアウディA3!その魅力をチェック
2015/11/14
みーこ11
2016年3月から発売された、ニューアウディQ7はもうご覧になられましたか?今度のアウディQ7は、先代と比べてどう変わったのか?また、価格設定はどのくらいなのか?今回は、アウディSUVの最高峰、ニューQ7を徹底解剖してみます。
ニューQ7を解剖する前に、先代(初代)Q7について振り返ります。
VWやポルシェカイエンと同じプラットフォームを採用!?
先代アウディQ7は、2006年10月から販売された、オールタイム4WDのSUVです。
プラットフォーム(共通の自動車部品のこと)は、VWトゥアレグやポルシェカイエンと同じものを使っており、VWトゥアレグと比較すると、オンロード(舗装された道路を走行すること)指向が強いクルマでした。
V8DOHCで350psを発揮!
写真は、初代アウディQ7の4.2L V8DOHCエンジンです。
このパワートレインで、350psのパワーと、44.9kgf·mの最大トルクを発揮しました。
また、2007年4月からは、3.6L V6エンジン(フォルクスワーゲンのエンジン)を搭載し、280psの最高出力と36.7kgf·mの最大トルクをたたき出しました。
ミッションは6速AT
アウディQ7のトランスミッションは、4.2L、3.6Lどちらも6速ATが装備されていました。
ダウンサイジングでも272psを発揮!
2010年には、エンジンがダウンサイジングされ、3.0L TFSIクアトロ1本のラインアップとなりました。
エンジンにスーパーチャージャーが装着され、ダウンサイジングにもかかわらず、最大出力272ps、最大トルク40.8kgf·mを発揮、また、ミッションも8速ATにリニューアルされました。
・4.2FSIクアトロ(2006/10~2010/7) 9,450,000円~
・3.6FSIクアトロ(2007/4~2010/7) 6,980,000円~
・3.0TFSIクアトロ(2010/7~2016/3) 7,720,000円~
※全グレード共通
全長×全幅×全高(mm) 5090x1985x1740
では、いよいよ、新しくモデルチェンジしたニューアウディQ7をご紹介してまいります。まずは、その外観から見ていきたいと思います。
先代より角張ったシャープな印象!
これが、フルモデルチェンジを行った、ニューアウディQ7です。
ニューアウディQ7の背面
先代よりも全体的に直線部分が増え、シャープさが増したような気がします。
ニューアウディQ7の車体サイズ
図をご覧ください、ニューアウディQ7のサイズを示しています。
全長×全幅×全高 5,070×1,970×1,735
これによると、先代と比較して、全長で20mm短くなり、全幅が15mm短く、全高も5mm低くなっています。つまり、全体的にややコンパクトになったようですね。
3.0L V6と、2.0L直4ターボのラインアップ
ニューアウディQ7のエンジンバリエーションは2種類となります。
3.0 V型6気筒TFSIエンジン(ガソリン)
最大出力 330ps/5,500-6,500rpm 最大トルク440Nm/2,900-5,300rpm
2.0 直列4気筒ターボチャージャーエンジン(ガソリン)
最大出力 252ps/5,000-6,000rpm 最大トルク370Nm/1,600-4,500rpm
新たに、アイドリングストップ機能も付加されました。
ドライバー自身での変速も自由自在!それがティプトロニック!!
ニューアウディQ7には、ティプトロニックトランスミッションが採用されます。
「ティプトロニック」とは、通常の自動車側での自動変速制御に加え、ドライバー自身の判断で変速できるシステムの事をいいます。
ニューアウディQ7のJC08モードでの燃費(カタログ値)は以下の通りです。
3L V6 → 11.7km/L
2L V4ターボ → 12.6km/L
ほとんど近未来!バーチャルコックピット
ニューアウディQ7でも、バーチャルコックピットが採用されています。
トヨタのマルチインフォメーションディスプレイをさらに進化させたような、スピードメーター位置にナビゲーションが常に表示されるという、驚くデザインです。ステアリングからの各種情報の操作も可能となっています。
12.3インチの大画面で表示される、アダプティブクルーズコントロール
レーダーで前方の交通を監視し、クルマを自動制御するアダプティブクルーズコントロールです。
この情報もやはり、12.3インチのメーター位置のディスプレイに情報が表示されます。周辺の渋滞状況を察知し、自動的にストップ&ゴーを繰り返す機能も装備されています。
リアバンパーに足をかざすと、トランクが自動で開く!
これも、ニューアウディQ7で採用された機能です。
写真のように、バンパーの下側にセンサーがあり、これを足で遮るとトランクが自動的に開きます。クルマがロックされていても、トランクを自動で開くことができます。
85km/h以下で、人やクルマを自動検知!Audiプレセンスシティ
85km/h以下で作動し、人やクルマを自動検知するシステムが搭載されています。
周辺の人やクルマの状況をセンサーが察知し、必要なときは自動でブレーキが作動します。また、対向車をも検知し、危険を察知した時は自動ブレーキが作動し、右折時の衝突を防ぐ「ターンアシスト」も装備されています。
なんと、熱を発している物体を感知!ナイトビジョン
驚くことに、人や動物など、熱を発している物体を自動検知する機能もあります!
そして、その熱を発している物体をバーチャルコックピットに表示させます。また、この物体と衝突の危険がある場合は、警告音を発し、最初は黄色で表示されていた物体を赤色で表示します(オプション装備)。
大柄な車体もなんのその!オールホイールステアリングで最小回転半径を縮小!!
ニューアウディQ7には、「オールホイールステアリング」という機能が装備されています。
ですから、全長5mを超える大柄な車体でも、小回りの利く運転が可能になっています(オプション装備)
これまでご紹介させていただいたような、先進技術を採用したニューアウディQ7ですが、お値段はどのくらいなのでしょうか?
ニューアウディQ7の新車販売価格
ニューアウディQ7の車両本体販売価格を調べてみました(アウディジャパン調べ)。
Audi Q7 2.0 TFSI quattro 8,040,000円(消費税込)
Audi Q7 3.0 TFSI quattro 9,290,000円(消費税込)
いかがでしたでしょうか?
今回は、2016年3月に発売されたばかりの、ニューアウディQ7をご紹介してまいりました。
すでに、ABTからボディーキットも発売!
アウディのチューナーで有名な「ABT」から、すでにエアロキットが発売されています。
ニューアウディQ7は、先代から大きく進化した先進技術満載の高級SUVですが、お値段は先代よりそれほど高くなっていませんね。大型SUVを狙っておられる方には、これはご検討いただく価値があるかもしれませんね。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
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