広いスポーツワゴン！日産・ステージアの中古車価格の相場を知る！

まずはステージアについてご説明させていただきます。
1996(H8)年に登場し、ローレル系のをベースにした、最上級のワゴンクオリティと高性能な走りをコンセプトに、堂々とした3ナンバーサイズのステーションワゴンが日産ステージアです。

初代のエンジンは、235馬力の2.5Lターボ、190馬力の2.5L、130馬力の2Lの3種の直列6気筒エンジンを用意し、駆動方式はFRと、アテーサE-TSのフルタイム4WDの2種が選べました。
このモデルは後に、チューニングメーカーの「オーテック」が手掛ける「オーテックバージョン260RS」が登場し、名車「スカイライン GT-R」譲りの280馬力の2.6Lターボエンジン（RB26DETT）やブレンボ製ブレーキなどを採用し走行性能を高めたモデルも登場し、人気を博しました。

2001(H13)年モデルチェンジをし2代目となったステージアは、V6エンジン+ロングホイールベースという、広いキャビンとラゲッジルーム、そして高度なコーナリング性能と走行安定性を生み出すモデルとなりました。

搭載されるのはV型6気筒DOHCの、3.5L（272馬力）と2.5L筒内直接噴射（215馬力）の2ユニットをそれぞれ用意し、駆動方式はお馴染みのFRとアテーサE-TS 4WDの2種で、5速ATか4速ATのみとなりました。
しかし安全装備は、全車にデュアルエアバッグ、ブレーキアシスト、EBD（電子制御制動力配分システム）付きABSなど、高い安全性を実現し、VQ35DEエンジン搭載車が「平成17年基準排出ガス50％低減レベル(U-LEV)」の認定を受けるなど、充実した装備でした。

そんなステージアの中古車価格の相場はどうでしょうか？
日産・ステージアの新車時価格は273万円～410万円で、中古車相場は8万円～268万円となってます。
ステージアはステーションワゴンの中でもとにかく室内が広く、室内の使い勝手が非常に素晴らしい点が注目点だと思います。

ステージアの中古車価格は幅広いものですが、その中でも一番人気はやはり、名車スカイラインGT-Rの「心臓と臓器」を丸ごと詰め込んだ「オーテックバージョン」であり、プレミアが付けば新車時とほぼ変わらない中古車値段のものがあるなど、人気車となっております。
そんな中古のステージアを探す際、具体的にどのような点に注意しながら探せばよいか、ステージアにおける中古車の見極めポイントとなるものを、内装編と外装編に分けてご説明しましょう。

まずは内装です。
年式が古くなればなるほど必然的に使用頻度も高くなって、すぐボロボロになるので、年式の古い中古のステージアには、シート含め、傷や剥がれ、擦り切れ等には一層注意しなければなりません。
後はステージア自慢のラゲッジルームもかなり広めですが、落ちない汚れ等が少しでもあっても、何かしら雑に扱われた可能性があります。警戒しておきましょう。

続いて外装です。
カスタム仕様で大人気の「オーテックバージョン」の中古車は、中には安いものもありますが、走行距離が相当長い、あるいはかなりカスタムされた形跡があるものが大半です。綺麗なものは極まれでしょう。
一方通常グレードのステージアは、フルノーマル車がほとんどです。ボディも比較的綺麗で、エンジン状態もさほど悪くはないものばかりと思われます。

いずれのステージアにしろ、修復歴の有無やタイヤの擦り切れ具合、そしてエンジン状態を確認できるのであれば、しておきましょう。
おおよそではありますが、中古状態の良し悪しの見極めが分かります。

いかがでしたでしょうか？
今回は、スポーティーで快適な走行性能、そして途轍もなく広く使える３ナンバーのステーションワゴンが誇らしい、日産・ステージアの中古車価格の相場チェックを踏まえ、状態の良い中古のステージアの見極めポイントをご紹介させていただきました。
一番の見極めは「中古のステージアの試乗」です。ありとあらゆる良し悪しのポイントがはっきりとわかるので、これらの事項を参考に、中古のステージアを探してみてはいかがでしょうか？