ホンダの”ちょうどいい”クルマ・フリードの気になる中古車相場！

まずフリードのについてご説明しましょう。
フリード（FREED）は、ホンダ独自の低床・低重心技術を採用し、街中で取り回しの良いハイトコンパクトな5ナンバーサイズボディとして2008(H20)年に誕生しました。
低床低重心により、ワンステップ低床フラットフロアやウォークスルーで乗り降りや移動もスムーズで、どのドアからでもすべての座席に移動できるフリーウォークスルーを実現出来ました。

搭載するエンジンは、1.5L 直列4気筒SOHCで、118馬力 / 14.7kgmを発生し、CVT（無段変速オートマチック）、もしくは5速ATを組み合わせます。
エクステリアは「大きすぎず小さすぎず」をモットーに、7人仕様はゆったりの全員乗車が出来、5人仕様の時は、クラストップレベルの荷室空間を実現できるなど、インテリアと綿密に関連するデザインに仕上がっております。

フリードは日本国内だけでも人気で、派生モデルとして、上品でよりカスタマイズ仕様の「フリード スパイク」や、ホンダ自慢のハイブリッドシステムを導入した「フリード ハイブリッド」「フリードスパイク ハイブリッド」など様々あります。
取り回しの良いボディサイズでありながら、使いやすいゆとりのある室内空間を確保し、多彩な使い方が可能な荷室を備えたコンパクトワゴン。それがフリードです。

ではフリードの中古車相場を見ていきましょう。
ホンダ・フリードの新車時価格は164万円～249万円で、中古車相場は19万円～236万円となっております。フリードお派生モデルも同じような中古相場です。
まず中古相場は全体的に少々高めです。しかし、100万円以下でも状態の良い中古のフリードもチラホラあります。まだまだ長く乗れる距離がほとんどですし、多くの中古のフリードは未だしっかりと新車保証の期間内なので、心配する必要はないでしょう。

そして、7人が乗れるコンパクトワゴン、それも後部座席は補助席のようなしょぼい装備ではなく、しっかりと広くゆったりと乗れる、尚且つ日本の道に合ったより小型で便利な車として、非常に人気があります。
そこで次は、中古のフリードを探す際に参考になる、中古のフリードの状態の良し悪しを決める、見極めポイントとなるものを、内装編と外装編に分けてご説明させていただきます。

まずは内装です。
中古のフリードの場合、後部座席を中心にシート位置のずらしや倒れ方などといった、機能的な面を重点的に確認した方がいいでしょう。
勿論、シート生地の擦り切れや穴開き、さらには見落としがちな天井の傷等も細かく見ていきましょう。

続いて外装です。
基本的に目立つようなカスタムをされている傾向はありませんが、「フリード スパイク」などといったエアロ仕様のものにはオプション品等でカスタムされている場合もあります。
ただいずれの中古のフリードも、エアロパーツの破損や欠落があってはなりません。修復歴の有無も忘れずチェックしましょう。

エンジンの場合も、エンジンオイルの漏れや状況、バッテリー残量なども、確認できればしましょう。
一番のお勧めは、「中古のフリードを試乗する」事です。タイヤのすり減り具合や空気圧、エンジン状態までもが手に取るように分かります。
中古のフリードの良し悪しを見極める、最大のポイントだと考えます。

いかがでしたでしょうか？
今回は、小型のようなコンパクトサイズながら、7人や8人がゆったりと広々と乗れて”ちょうどよく”使える、ホンダ・フリーの中古車価格相場チェック、そして中古のフリードにおける見極めポイントとなるものをご紹介させていただきました。
これらの事柄を参考に、時間をかけてじっくりと中古のフリードを探すのも悪くはないと思いますよ。ぜひ中古の状態の良いフリードを見つけてください。