ホンダの街乗りSUVの先駆”車”！HR-Vの気になる中古車の価格！

まずはホンダ・HR-Vのご紹介です。
楽しさ次世代型をテーマに、新しいジャンルのコンパクトカーの創造を目指して、1998(H10)年に「HR-V」はデビューしました。
直列4気筒1.6L SOHC（105馬力）と同VTEC（125馬力）の2ユニットを用意し、フロント・リアともスタビライザーを装着するなど、走行安定性を高めました。

トランスミッションは、5速マニュアルミッションとHMM-S（ホンダマルチマチックS）のCVTを設定し、変速ショックのないスムーズな走行性能と低燃費を実現させました。
インテリアは上下2色に分けたツートンインパネを中心に、5:5分割のリアシートバックなど、スノーボードなどの長尺物も容易に収納可能なほどの広さで、フレキシブルな使い勝手をもちます。

当初は3ドア車のみでしたが、マイナーチェンジで5ドア車が登場したのち、5ドア車のみのラインナップとなりました。
それでも、5ナンバー枠に収まるコンパクトなボディに、1575mmという高い車高が与えられたハイライダータイプのSUVとしてHR-Vは、2004(H16)年まで存在し続けました。

ホンダ・HR-Vの新車時価格は143万円～192万円で、中古車相場は8万円～70万円となっております。
HR-Vは、登場当時は珍しかった「SUV×シティライド（街乗り）」のコンセプトを元に、エクステリアから走行装備まで、ホンダの技術が結集した車でした。
しかしその人気はあまり良くはなく、同社の「CR-V」や他社の「ハリアー」や「エクストレイル」など、よりSUVらしさを求める人気に押しつぶされました。

今現在は、新車価格の半額以下まで下がってきており、自動車税の安い5ナンバーぎりぎりのサイズで、限りなく広い収納と使い勝手の良い中古車として、HR-Vはかなりお得になってきております。
そこで次に、中古のHR-Vにおいて、状態の良い中古車を見極められるポイントを、内装編と外装編に分けてご説明させていただきます。
あお、中古のHR-Vと言っても一概には言えないので、あくまで参考程度にしていただければと思います。

まずは内装です。真っ先に注目すべきは、「内装の生地」です。
中古車でもかなり使い込まれている物が多いので、いくら中古のHR-Vをクリーニング済みにしても、擦り切れや目立った深めの傷等はさすがに隠せません。その点を踏まえ、車内はくまなくチェックしましょう。
あとは、シートがきちんと畳めるか等の機能的なところも忘れず確認しましょう。

次は外装です。HR-Vのボディやへこみ、修復歴の有無等をチェックするのは勿論ですが、大事なのは「エンジン」です。
走行距離も相当長いものが多数であり、手入れはされているとはいえ、中古のHR-Vを買って数日でダメになってしまっては話になりません。エンジンオイルや異音、ラジエターや冷却水の漏れを必ず見ておきましょう。
もし分からなければ、「試乗してみる」方法が、タイヤの状態も把握できるので、中古車の見極めポイントの中でも一番のおススメです。

いかがでしたでしょうか？
今回は、街乗りSUVの先駆けとも言える、ホンダ・HR-Vの中古相場チェックと共に、中古のHR-Vにおいて、状態の良い中古車の見極めポイントを、簡単にご紹介させていただきました。
多くのSUV車の中でも、相当安く手に入れられる中古車だと考えております。
是非これらのポイントを参考に、中古の状態の良いHR-Vを探してみてください。