マツダ・ベリーサの中古相場と見ておくべきポイントを把握する！

ベリーサの中古相場を確認する前に、ベリーサについてご説明しましょう。
2004(H16)年に、上質なライフスタイルを演出するシンプルクオリティコンパクトをコンセプトとしたコンパクトカーとして、マツダ・ベリーサは生まれました。
ちなみに「ベリーサ」は、イタリア語の「真実(verità)」とsatisfaction（満足）を併せた名前の由来をもちます。
全長は4m弱、全幅は1,700mm弱と小型車並みながら、高さは1,530mmと高めなサイズが特徴です。

排気量は1500ccのみ、直列4気筒DOHC16バルブエンジンを搭載し、フロアシフト4速オートマチックを組み合わせ、前輪駆動車(FF)車と、「e-4WD」という後輪をモーターで駆動する方式を採用した4WD車を用意。
これは、滑りやすい路面での発進や上り坂の走破性に優れている上、機械式4WDにくらべて4輪走行時の燃費低下を抑えることが可能となります。

その後も幾度となくマイナーチェンジをしましたか、多くは、「ノーブル クチュール」「マゼンタ セレクション」などといった特別仕様車が追加される程度であり、基本的装備はほとんど変わっていません。
基本グレードは「C」、上質なグレードの「L」を基準とした、シンプルなラインナップのベリーサ。
続いては、ベリーサの中古相場を見ていきましょう。

マツダ・ベリーサの新車時価格は153万円～200万円で、中古車相場は9万円～170万円となっております。
同社の同じコンパクトカーの「デミオ」や、他社のコンパクトカーである「マーチ」「ヴィッツ」なとといったものに比べ、知名度はいま一つですが、車の性能や乗り回しのしやすさは他のコンパクトカーに負けていません。そして年式も古くなってきているので、中古車市場においても破格的安さでもあります。

まず何より、ベリーサは外観も中身も非常に「オシャレ」です。
車内も、運転しやすさや快適性を重視しているので、窮屈さを感じる事はほぼないと考えtられます。
また、カスタムするような車種でもないので、中古車に不正な改造が施されている可能性はほぼ無いでしょう。
ただ中古のベリーサ探しにおいて判断材料となる、注意しておくべきポイントがあります。内装編と外装編に分けてご説明しましょう。

まずは内装です。
年式も若干古めの車種なので、シートや内装部品に擦り切れや穴が開いてないか等のチェック、天井のシミや傷、さらにはエアコンやオーディオがきちんと作動するかどうかも確認しましょう。
中古車の走行距離と合わせて、メーターの機器類にエラー表示の有無やきちんと作動しているかを見ておくとなおよいでしょう。

続いて外装です。中古のベリーサに限った話ではありませんが、ボディのへこみや目立った傷がないか忘れずにチェックしましょう。
エンジンのオイル漏れやエンジンオイル交換のめど、見えにくいサイドの損傷やベリーサの床下のゆがみ等も、出来れば確認しましょう。
あとは、タイヤのすり減り具合やミッション状態も、「試乗が出来る」のであればすぐ分かるので、中古の市場は出来る限りやっておきましょう。

いかがでしたでしょうか？
今回は、コンパクトながらもおシャレなボディデザインと車内、そして乗り回しの良いコンパクトカー、ベリーサの中古相場を踏まえ、中古のベリーサにおいて注意すべきポイントを、簡単ではありますが、ご紹介させていただきました。
上質でスタイリッシュなコンパクトカーながらも、中古車ならではの格安で手に入れられる車、それが中古のマツダ・ベリーサの注目するべき点です。