2015/11/05
yuto1212
トヨタが本気で手掛けるチューニングカーG’s!今回はG’sの中古車の価格、中古車選びの際の注意点に関する情報をご紹介します。ここではG’sがどういう車なのかも紹介するので、トヨタの本気度をぜひ一読ください。中古車選びの参考になれば幸いです。
今回はG’sの中古車に関する情報をご紹介するのですが、そもそもG’sってどういった車かご存知でしょうか。
まずはG’sとはどんな車のことなのかを簡単にご紹介します。
G’sは「自分だけのクルマ」を所有することに強いこだわりを持つお客様に、より個性の際立つ内外装デザインやスポーティな走りを持つクルマを提供するために、従来のカスタマイズメーカーによる委託開発ではなく、トヨタが自ら開発するスポーツコンバージョン車シリーズです。
G’sにはTOYOTA GAZOO Racingが深く関わっています。
TOYOTA GAZOO Racingはトヨタ自動車社長の豊田章男氏を中心に参加型のモータースポーツ活動や、それに関連した広報活動、クルマ作りをしているチームです。
G’sの開発にはGAZOO Racingのテストドライバーが携わり、専属でチューニングを行います。
世界中のレースに参戦し、スポーツカーの走りを知り尽くしたチームが、コンパクトカーからハイブリッドカーまでありとあらゆる市販車を、本物志向のスポーツカーに生まれ変わらせているというわけです。
ちなみに、オプションカタログに載っているカスタマイズアイテム「TRD」や、「モデリスタ」ブランドは、トヨタ系列会社の委託開発製品であるため、G’sとはまったくの別物ですので、間違えないように注意が必要です。
G’sのチューニングを手掛けているのはプロ集団ということはわかりましたが、どの程度チューニングされているのでしょうか。
次はG’sのチューニングの本気度を見極めてみます。
G’sは市販車に高剛性を求めることで、本格的なスポーツカーを実現しています。
操縦性や乗り心地を向上するために、クルマの土台部分を強化する"高剛性チューニング"されていることが特徴です。
単に剛性を高めるならタワーバーなどもありますが、素人チューニングでは負荷バランスが崩れ、逆に車を傷めてしまうことにもなりかねないのです。
その点、G’sはどこにブレース補強をし、どこにスポット補強をしたら最も良いのかを、走り込みながら調整していくため、完成度が高いのです。
さらにG’sは、それに見合ったサスペンション、ローダウン化、タイヤなどを選び、調整していくことでさらに完成度を上げています。
G’sはスポーツ性能を高めた車ですが、普段の運転から高速走行、山道ワインディングロードまで、日常のあらゆるシーンで走る愉しさを体感できる車を目指しています。
そのため、走りだけでなく乗り心地も犠牲にしないように、調整、仕上げがされています。
G’sのデザインは、オシャレよりもチューンアップに重きを置いているので、ローダウンにインチアップした高性能タイヤ、ホールド感の高いG’s専用シート、革巻きステアリング、アルミペダルなど、すべては「走り」を追求した結果のデザインとなっています。
さて、G’sについてよくわかったところで、次は本題のG’sの中古車情報をご紹介します。
G’sの設定がある車の中古車市場価格はどのようになっているのでしょうか。
G’sの中古車価格を見ていきましょう。
トヨタ ヴェルファイア 3.5Z G’s
ツインサンルーフ、ツインモニター、車高調
359.8万円
ミニバンのG’s設定の中古車です。
ミニバンでは走る楽しさを追求できないという概念を大きく覆す仕様として注目を集めています。
それゆえに、中古市場でも価格は高めですね。
ハリアー G’s
330万円
高級感があるSUV、ハリアーのG’s設定の中古車です。
もともとのコンセプトが高級感あふれる上位ランクに位置づけられる車だけに、中古市場でもそれなりの価格で取引されています。
マークX 350S G’s
6速MT換装公認KUHLトミーカイラコンプ
615万円
中古車情報を探していくと、このマークXのように、公認車やデモカー仕様になっている中古車が多いことに気付きました。
カーショップなどでデモカーとして使用されていた車両は、中古市場だとプレミア価格が付いていることが多いです。
最後にG’sの中古車を選ぶ際の注意点をいくつか紹介したいと思います。
中古車選びの際に気をつけるべきことはなんなのでしょうか。
中古車選びの際に気をつける点は、いくらプロによるチューニングされている車であっても永久的ではないことです。
車は走らせている、いないに関わらず少しずつ劣化していきます。
完璧なチューニングを施されていても、やはり経年劣化は避けられないため、足回りやボディのよれなどを確認しておく必要があります。
試乗させてもらえるなら、試乗しておいて損はないでしょう。
そのほかにも中古車は錆や傷、へこみなどにも敏感になっておかなければいけません。
G’sは比較的新しい車ですが、それでも使用状況、保管状況によっては錆が浮いていたりすることもあるため、ボンネットなどあらゆるところを開けたり、閉めたりしながら確認しましょう。
いかがでしたか。
トヨタが本気で仕上げるG’sは中古車市場でも割と高い価格で取引されています。
スポーツカーに乗りたいけど、ファミリーカーとしても活躍させたい!という方にはオススメです。
今回、ご紹介したG’sを魅力的だと感じた方は、新車でも中古車でもいいので、自分の好みのチューニングカーを探してみませんか。
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