アキュラZDX!アキュラの高級車です!調べました!!性能と価格。
2015/11/15
tace
メルセデスベンツラインアップで唯一の「ミニバン」として、独自の輝きを持つ「Vクラス」。商用車から始まったVクラスの歴史に新たな1ページが加わりました。新しく生まれ変わったVクラスの中身は?またその価格のバランスは?オールニューVクラスとその価格に迫りました。
Vクラスは商用車「ヴィトー」が進化したもの!
1998年から販売された、ベンツVクラスは、ベンツ初のミニバン・1BOXカーです。
Vクラスの原型は、先に販売されていた商用車の「ヴィトー」であるといわれています。
発売当初は、直列4気筒DOHCエンジンの「V230」が、翌1999年にはV型6気筒SOHCエンジンを持つ「V280」が発売されました。
2003年の「ビアノ」を経て、2006年再び「Vクラス」へ!!
2003年のフルモデルチェンジで、「Vクラス」が消滅し、「ビアノ」に名前が変わりました。
ビアノは、3.2リットルV型6気筒SOHCエンジンのモデルとして発売されました。
2006年のマイナーチェンジで再び「Vクラス」が復活
2006年のマイナーチェンジで、「Vクラス」の名前が復活しました。
フロントフェイスに変更が加えられたものの、グレードバリエーションには変更はありませんでした。
翌2007年に、エンジンが3.5リットルV型6気筒DOHCエンジンに変更され、パワーが27PS向上しました。
しかし、この2代目Vクラス(ビアノ含む)は、居住性こそ優れていたものの、デザインの洗練性に欠け、販売面で成功したとは言い難いクルマでした。
2015年満を持して、ニュー「Vクラス」を発売!
そこで、2014年に発表された3代目「Vクラス」は、従来の優れた居住性に加え、デザインも洗練され、オールニューで登場しました。
日本用に新開発した651型DOHC4気筒ディーゼルターボエンジン
ニューVクラスには、日本仕様専用エンジンがおごられます。
直列DOHC4気筒2.2リットルディーゼルターボエンジン(=ブルーテックと呼ばれます)がそれです。
このエンジンは、「CLS220」や「E220」と同じもので、ダウンサイジングにより、燃費が2代目と比べ25%向上しています。ちなみに、日本仕様では、最高出力163ps/3,800rpm、最大トルク38.7kg/m/1,400~2,400rpmとなっています。
電子制御7速ATでスムーズで静かな走行が可能
トランスミッションには、電子制御7速ATの7G-Tronic Plusを採用。
走行状況に応じてクルマがきめの細かい変速を自動で判断します。結果、燃費が向上し、静粛性が増強されています。
多人数走行時のコーナリングが安定する!
Vクラスは、駆動方式に、ミニバン唯一ともいえるベンツ伝統のFR方式を採用。
駆動系がリア側にあることで、7人乗車時のコーナリングが安定しています。
取得税と重量税が100%免税になる!
Vクラス全グレードは、自動車取得税と自動車重量税がともに100%免税、さらに毎年の自動車税も減税と、高級ミニバンながらお財布に優しいクルマです。
画面タッチにも反応するナビゲーションを備えたコマンドシステム
ベンツ伝統の「コマンドシステム」です。
コマンドシステムは、画面タッチにも反応する、80GB容量のHDDナビゲーションシステムとともに、プリウスなどと同じ、コントローラーも備え、快適性が向上しています。
なんと、シートにファンも内蔵されている!
Vクラスには、シート表面から風が吹き出すようになっており、シート面と衣服の間の湿気をすばやく除去できる快適装備ですね。
Sクラス譲りの、「アンビエントライト(3色選択可能)
社内にムーディーな雰囲気を演出する、「アンビエントライト」はSクラス譲りの装備です。ライトの色はオレンジ/ブルー/ホワイトから選択できます。
もちろん、3席独立温度調整式オートエアコンを装備!
ビッグサイズミニバンでは、もはや定番ともいえる、左右席、前後の温度独立調整機能を備えたオートエアコン(クライメートコントロールと呼びます)が装備されます。
ベンツの魅力は何といっても「安全装備」!ここでは、Vクラス先進の安全装備についてご紹介します。
適切な車間距離を自動調整!「ディストロニック・プラス」
Sクラスにも装備されている、自動車間距離調整機能の「ディストロニック・プラス」がVクラスにも装備されています。
この機能は、30km/hの低速域から、何と180km/hという超高速域まで対応する優れものです。
大型ミニバンには必須!360°カメラシステム
エルグランドの「アラウンドビューモニター」と同じ機能がVクラスにも装備されています。
さらに、見通しの悪い狭い道から広い道に出るときなどは、「ワイドビュー」を表示させ、左右の安全を簡単に確認できます。
車体が大きくとも心配なし!パーキングアシスト装備!
クルマが自動で駐車スペースを検知し、シフトとアクセル操作だけで簡単に「縦列・並列駐車」ができるパーキングアシストを装備。
狭い場所でも安心!パークトロニック!
前後バンパーに埋め込まれた超音波センサーが、障害物を検知してアラーム音でお知らせ!狭い場所でもラクラク駐車が可能です。
車体の長さは3種類ある!
Vクラスのグレードバリエーションは全部で4種類あります。
・アルファードとほぼ同じ、V220d は最も短い 4,905㎜
・ゆとりを感じさせる、V220d アヴァンギャルドlong は5,150㎜
・ほとんどマイクロバス!?の V220d アヴァンギャルド・エキストラlong は5,380㎜
・最後は受注生産の V220d トレンド(長さはV220dと同じ)
★この、受注生産の「トレンド」は、エンジンパワーやナビゲーションなどの装備は同じですが、オートエアコンが前席のみであることと、パワーシートが装備されない、廉価版です。
ここでは、メーカ装着・販売店装着オプションを行わない場合の価格でご紹介します。
Vクラス・バリエーション別販売価格(ヤナセ調べ)
・V220d 6,200,000円(車体本体価格)
・V220d アヴァンギャルドlong 6,950,000円(車体本体価格)
・V220d アヴァンギャルド エキストラlong 7,300,000円(車体本体価格)
・V220d トレンド(受注生産) 5,350,000円(車体本体価格)
Vクラス驚異のラゲッジスペース!
Vクラスは、最大乗車人数は7人ですが、シートを取り外すことができ、乗車バリエーションは多彩です。また、車体の大きさによる室内空間は特筆もので、荷物も余裕で積むことができます。
Vクラスが豪邸に!? その名も「ブラッククリスタル」!!
米国とドイツに拠点を持つ「ラルテ・デザイン」から、ベンツVクラスのカスタムカーが発表されています。
名前は「ブラッククリスタル」といい、内装は、アルファードの最高峰「ロイヤルラウンジ」をはるかに上回る豪華さです。
前後席は完全にセパレート!超VIP仕様
運転席・助手席と後席はフルパーティションで完全にセパレートされ、別室になっています。
リムジンも真っ青の超豪華装備!
後席室内は、まさに豪邸を思わせるような様相で、シートはレザー(本革)、オットマン、才高級オーディオシステム、テレビと、豪華絢爛です。価格が気になるところですね。
この超豪勢なブラッククリスタルの価格はいかほどか?
世界のVIPを乗せられるような、豪華絢爛ブラッククリスタルの価格はどれくらいなのでしょうか?
実は、このVクラスブラッククリスタルは、2016年のジュネーブモーターショーで、ラルテデザイン社が参考出品した車両のため、決まった価格はなく、発注時の見積もりにより価格は変動するようですね。
燃費は驚異の 33km/L!
この、VクラスPHV(プラグインハイブリッド)は、コンセプトモデルとして発表されたもので、日本での販売や価格も未定です。
しかし、燃費は驚異の33km/lと、プリウス並み、パワーもシステム338psと、現行の163psを大きく超えるハイパワーと、低燃費で、日本国内での販売が待たれますね。
ちなみに、VクラスPHVが販売されたときの価格予想ですが、PHVはC350eのシステムを強化しており、C350eが707万円で、C220d(アヴァンギャルド)に比べ148万円高くなっています。
したがって、VクラスのPHVも、V220dと比べ、価格は約150万円程度高く設定されるかもしれませんね。
先進装備で価格もお手頃!買わない手はない!?
日本のアルファード/ヴェルファイア軍団の対抗馬として、ベンツの本気がうかがえる、ニューVクラスをご紹介してまいりました。
ベンツならではの走行性と、先進装備が、国産ミニバンと変わらない価格帯で販売されているのは魅力です。
今後は、PHVの販売も予想され、その価格にも注目が集まります。
今回は、2015年にフルモデルチェンジを行った、Vクラスの詳細と価格に迫りました。いかがでしたでしょうか?
大柄な車体、快適な空間のわりに価格がお安いことに驚かれた方も多かったのではないでしょうか?国産大型ミニバンをご検討の皆さんも、価格面で競合するVクラスもぜひ、ご検討さなってくださいね。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
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