いつまでOK？スタッドレスタイヤの寿命についてまとめました！

ポイントは2つ

スタッドレスタイヤの寿命を見極めるポイントは2つ

・溝の深さ
・使用年数

この両方をクリアをしないとスタッドレスタイヤの性能は発揮されません。

プラットホーム

スタッドレスタイヤの溝の50％、つまり半分の位置にプラットホームと呼ばれる突起が溝の間にあります。このプラットホームが地面に接着するぐらいになると、スタッドレスタイヤの寿命が来た目安になります。

プラットホームはどこ？

プラットホームを探す場合は、スタッドレスタイヤの側面を見ましょう。
矢印があり、その先にプラットホームがあります。

スリップサイン

プラットホームの近くにプラットホームより低い突起があったら、それはスリップサインです。このスリップサインが地面に接着するようになると、タイヤの寿命を迎えたことになります。スタッドレスとしてだけでなく、普通タイヤとしても使用は控えたほうがよいでしょう。

氷上で滑らないために

スタッドレスタイヤは氷の面にゴムが食い込むよう非常に柔らかい素材でできています。スタッドレスタイヤはゴムでできているので、経年とともに固くなり、性能が落ちていきます。

例え溝が残っていても、固くなっていれば、スタッドレスタイヤの寿命と言えます。

使用年数は？

スタッドレスタイヤの使用目安は3～4年程度と言われています。

とはいえ、使用状況、保管状況でスタッドレスタイヤの寿命は大きく変わるので、あくまで目安として考えておいたほうが良さそうです。

いつ買ったか忘れてしまったら？

タイヤ側面にセリアルと呼ばれる刻印があります。このセリアルには製造時期が記載されています。どのメーカーでも同じようになっているので、いつ購入したのかわからなくなったときは確認してみましょう。

4桁の番号のうち前半2桁が製造された週数、後半2桁が製造された年を表示しています。

硬度計を使用する

スタッドレスタイヤが固くなりすぎれば使用年数前でも寿命が来たことになります。触ってわかるものではないので、そんな時は硬度計を使用します。

4,000円程度から購入できますが、タイヤの販売店などで測ってもらうこともできます。
※お店によっては置いていない場所もあるので注意してください。

点検も忘れずに

スタッドレスタイヤはしっかり点検してもらってから使用しましょう。
溝があっても、そんなに固くなっていなくても、タイヤにひび割れなどがあれば、それはタイヤの寿命を迎えていることになります。空気圧なども適正にしないと、走行には危険が及びます。
使用開始時はしっかり点検して、事故を起こさないようにしましょう！