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新型スイフト モデルチェンジイヤーを迎えた傑作車の新型を予想!

硬派な走りがヨーロッパでの高評価を得たスズキのスイフトがモデルチェンジイヤーを迎えました。現行のスイフトは、高い走行性能はそのままに環境性能をアップして登場しました。では、現行を超える新型はどんな車になるのしょう?期待の新型がどんな車になるか予想してみました。

スイフトはどういう車か?

スズキのスイフトは、スポーティな走りで定評のある小型ハッチバックです。その走行性能は、本場ヨーロッパでも高く評価されています。総販売台数の内、約三割近くがヨーロッパ向けということを見てもその人気ぶりが伺えます。
現行のスイフトは、その高い走行性能にプラスしてスズキ・グリーン・テクノロジーによって24.6㎞/Lの低燃費などの環境性能も手にして、まさにスキのない仕上がりの誰にでもお薦め出来る傑作車の一台と言えるでしょう。
そのスイフトも現行モデルになって丸6年、いよいよモデルチェンジイヤーを迎えます。その新型スイフトはどんな車になるのでしょか?予想してみました。

現行の3代目スイフト

因みに、こちらが先代の2代目スイフト

スタイリングは見事なまでのキープコンセプト、というか間違い探しのレベルですね。
でも中身は、まるで別物と言われるほど進化していました。
さて、新型はどうなる?

新型スイフトは、今年3月に発売されたばかりの「BALENO(バレーノ)」がベースになると思われます。一時はこのバレーノこそが新型スイフトではと噂されていましたが、バレーノとして販売されてしまったので別物だったようです。ただ、バレーノはスズキの次世代コンパクトカーの第一弾として発売したモデルですから新型のスイフトにはバレーノのプラットフォームが使われる公算が大です。

新型スイフトのベースか?バレーノ

現行のスイフトによく似ているバレーノ、新型と間違えられても仕方ないかも。

新型スイフトのエンジンは?

現在発売されいるバレーノには現行のスイフトと同じ1.2Lデュアルジェットエンジンを搭載していますが、本命は5月に発売予定の1.0L直噴ターボのブースタージェットエンジンだと言われています。
ヨーロッパでもこのダウンサイジングターボがブームのようですから、新型スイフトにも当然搭載してくるでしょう。スズキのアナウンスでは1.6L並みの高出力、高トルクを持っていると謳ってますので、現行1.6L自然吸気エンジンのスイフトスポーツはこちらに換装となるのは確実かと思われます。

新型にも搭載か?スズキのエンジン技術の結晶デュアルジェットエンジン

新型スイフトの燃費はどうなる?

現行のスイフトの燃費は、デュアルジェットエンジン搭載の2DW車で24.6㎞/Lとハイブリットではない車としては良好な燃費を持っています。これは前述のデュアルジェットエンジンをはじめとしたスズキグリーンテクノロジーの成果ですが、なかでも軽量化と安全性を両立した軽量衝撃吸収ボディーTECT「テクト」は2DW車で1トンを切る車両重量を実現していて低燃費実現に大きく貢献しています。

スズキの誇る軽量衝撃吸収ボディーTECT「テクト」新型では更なる進化を見せる?

軽量衝撃吸収ボディーTECT「テクト」採用により現行スイフトの車重は、下手な軽四より軽い。
新型のベースと思われるバレーノのTECT「テクト」は現行スイフトの改良版、新型スイフトでは更なる改良を加えられるのだろうか?

新型スイフトはスズキグリーンテクノロジーを継承していくものと思われますが、スズキの技術陣は次世代コンパクトカーの燃費目標を30.0㎞/Lに置いていると言われていますので新型スイフトの燃費も当然30.0㎞/Lを目指してくるでしょう。となるとソリオなどで採用されたマイルドハイブリットの搭載が有力と考えられます。
いずれにせよ新型スイフトの燃費は、30.0㎞/L前後になると思われます。

新型スイフトの燃費のカギを握るか?マイルドハイブリッド

おそらく新型スイフトにはハイブリッドシステムが搭載されるでしょうが、直噴ダウンサイジングターボエンジンに搭載されるのか?自然吸気エンジンに搭載されるのか?それとも両方か?いろいろ興味は尽きません。

新型スイフトの価格帯予想

現行のスイフトの価格は税込1,316,520円~1,924,560円ですが、新型スイフトでもこの価格帯は維持されるでしょう。新技術が盛り込まれる予想される新型車が旧型車の価格を下回ると考えにくですし、さりとて現行の価格帯から大幅に値上げしたのではコンパクトカーとしての存在意義が薄れてしまいます。
新型スイフトのベースとなると思われるバレーノの価格帯も似たようなものなので、おそらく新型スイフトの価格帯は現行キープとなるでしょう。
ただ、新エンジンの直噴ターボ搭載車の中には200万円を超えるモデルもあるかも知れません。

新型エンジンのお値段は?ブースタージェットエンジン

1Lながら最高出力82kW<111PS>/5,500rpm最大トルク160N・m<16.3kg・m>/1,500-4,000rpmを発生するというリトルモンスターエンジン。
直接の比較対象となるであろうスイフトスポーツに搭載されている自然吸気の1.6Lエンジンが最高出力100kW<136PS>/6,900rpm最大トルク160N・m<16.3kg・m>/4,400rpmですから動性能的にはほぼ同等と言えるでしょう。
しかも燃費性能では20.0km/Lと1.6Lの15.6 km/L(CVT車)を大きく上廻っているのですから流石です。
でも、それだけに開発費用も多く掛かっているでしょうから、それが市場価格にどれだけ反映されるのかが問題です。

新型スイフトに搭載されるであろう新装備

現行のスイフトが発売された2010年から丸6年、その間にも自動車を取り巻く環境は色々変化してきました。その最たるものがブレーキサポートシステムなどのアクティブセーフティーの普及だろうと思います。
アクティブセーフティーシステムを搭載した自動車は随分と昔から販売はされていました。しかし、それは一部の高級車だけでした。昨今のように軽自動車にまで普及し、4年後には自動運転まで実用化しようかという時代になるとは、只々驚くばかりです。
そう言った余談はさておき、新型スイフトには何らかのアクティブセーフティーシステムが組み込まれることは確実と思われます。
バレーノに搭載されているレーダーブレーキサポートII、アダプティブクルーズコントロールなどは、当然載せてくるでしょう。

衝突被害軽減システム「レーダーブレーキサポートII」

ドライバーの負担を軽減するアダプティブクルーズコントロール(ACC)

これらが新型スイフトに搭載が予想される新装備ですが、現行スイフトが発売されたときから数えて6年でここまで普及するとは…時代の流れは恐ろしいものがありますね。

新型スイフトの発売日はいつになるのか?

新型スイフトの発売日に関しては、スズキから正式発表がないので今のところ未定です。しかし、初代から6年毎にフルモデルチェンジを行ってきたスイフトですから今年中には発売されると思われます。
しかも前述のとおり現行のスイフトでは昨今のアクティブセーフティーの時流に乗れません。そう言った意味でもスイフトは、モデルチェンジの必要性に迫られていると思います。

【まとめ】新型スイフトに継承されていくもの、新たに導入されるもの

以上、新型スイフトについて色々予想してまいりましたが、まず絶対に言えることは初代から綿々と受け継がれてきた走りの良さは受け継がれるということです。その上で環境性能の向上を果たし、新たな安全性能も手に入れるわけですから新型スイフトは非常に魅力的な車に仕上がって来るでしょう。
後は、それらの性能を表現してくれる素晴らしいデザインであることを祈ります。

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