今年もお花見シーズン到来!8人乗りのハイエースでおでかけしよう!

調べてみたところ、現行ハイエースに乗車定員8人という意味での8人乗りのハイエースはありませんでした。
8人以上乗れるハイエースを8人乗りというなら、ハイエースワゴン（乗車定員10人）、ハイエースバン（乗車定員9人）、ハイエースコミューター（乗車定員14人）があります。
今回は普通運転免許で運転できるハイエースワゴンとハイエースバンを8人乗りのハイエースと考えることにします。

ハイエースワゴンのグレードはグランドキャビン、GL、DXの3つ。
それぞれ2WDと4WDがあり、トランスミッションはすべて6速ATです。
グレードによってゆったりとした場所が違うので、用途に合わせて選べます。
広い通路がいい方はGL、ゆったりとした座席がいい方はDX、十分な荷室がいい方はグランドキャビンを選ぶことをおすすめします。

ハイエースバンのグレードはDXとDX "GL"パッケージの2つ。
それぞれに2WDと4WDがあり、トランスミッションはそれぞれに4速ATと5速MT、2WDのみ6速ATが選べます。
最大積載量は2WDが850kg、4WDが700kgです。
エンジンはディーゼルとガソリン、4WDはディーゼルのみとなっています。

8人乗りのハイエースは一番安いバンDX（2WD、5速MT）が220万円、一番高いグランドキャビン（4WD）が380万円です。
新車にこだわらなければ中古を探すという手もありますが、新車のメーカー小売り希望価格より高い場合もあります。
車の状態や年式、走行距離、保証などに注意して検討してください。

中古ハイエースワゴンの価格
25～582万円（Goonet）
29～598万円（価格.com）
20～ 615万円（カーセンサー）

中古ハイエースバンの価格
26～666万円（Goonet）
35～666万円（価格.com）
35～639万円（カーセンサー）

8人乗りのハイエースを維持するにはお金もかかります。
車検、法定12ヶ月点検、消耗品（ガソリンやオイルなど）…と、いろいろと必要な整備をしなくてはなりません。

車検：
ハイエースワゴンは乗用車なので2年ごと、バンは貨物車なので1年ごとに車検をします。
車検代は基本検査料、自賠責保険料、重量税、印紙代（1,100円）の合計です。
検査料は車検をする場所によって価格設定が違います。
重量税も年式やエコカー減税で違ってきます。
たとえば、ハイエースバンDXでも2WDはエコカー減税対象車ですが、4WDは減税対象外です。

法定12ヶ月点検：
義務ですがお金もかかるのでやらない人も多いです。
長く車を維持するためにもきちんと整備して大切にしてください。

日常点検：
オイルやランプなど自分で点検できるところは確認するようにしましょう。
簡単な交換なら自分でやったほうが安くすみます。

任意保険：
人身、対物、車両など自分に必要な保険を選んでください。
春は大学生の事故が多いので同乗者への補償や人に貸した場合など、さまざまなケースを考えることも重要です。

8人乗りのハイエースは維持費がかかります。
日常的に使わないならレンタルをおすすめします。

5人乗りのハイエースバンを8人乗りハイエースに改造する方法もあります。
改造申請、登録変更などありますので、専門店に頼むと確実です。
おすすめはしませんが、自分で改造して車検前に元に戻し、車検後にまた改造する人もいます。
改造する場合は合法の範囲をしっかり確認しましょう。

自分に必要なハイエースは見つかりましたか?
8人乗りのハイエースを手に入れるには新車、中古、改造、レンタルがあります。
生産終了したハイエースには8人乗りがありますが、現行では8人乗りハイエースはありません。
トヨタにはアルファードやヴォクシーなどの8人乗り乗用車が他にもあるので、ハイエースで定員8人にこだわる必要はないのかもしれませんね。