2016/01/07
si171011
車に出会い、ドリフトに出会い、ついに自分でドリフトをすることを決意した!でもどんな練習をすればいいか一切わからない!まずすべき練習は何?この記事ではそんな悩みに答え、まず初めの一歩としてするべきであろう練習をご説明していきます!
ドリフト出来そうな車
これが無いと練習もなにもありません。
基本的にはMTのFR車が好ましいですね。それ以外の車でも出来なくはないのですが難易度が高いのでここでは除外させていただきます。
LSD
「ルーズ・ソックス・大好き」と覚えましょう。
ここで言うLSDとはお薬の方ではなく車の部品の方を言います。
画像を見て頂ければ分かるように、LSDが付いていないとちょっとドリフトの練習をしただけでタイヤが異様に磨り減ったりする他、そもそもかっこ良くドリフトすることが極めて困難になります。
健康な体
冗談ではなくドリフトの練習には本当に一番重要です。
いきなりコースに出ても何も出来ません。まずは広場で「車が滑る」ということを体感してみましょう。
ここからは常に一速に入れた状態と思って下さい。
ドリフトの練習
まずは車を画像のような状態にしましょう。目印はパイロンでも白線でもなんでも良いでしょう。
ハンドルを目一杯切ったらクラッチを切り、5000回転くらいまで吹かします。
そしてクラッチを繋げてアクセルを踏み込むと・・・
ドリフトの練習
クルッと車が滑ります!出来そうならそのままくるくる回ってみてください。
もし滑らなかったらもう少しアクセルを思いっきり踏み込んでみてください。何度か練習すれば加減が分かるはずです。ベタ踏みしそうな勢いでもいいかも。
これで「車が滑る」という感覚がつかめたと思います。
イメージがつかみやすいよう、動画をご紹介しておきます。
かなり綺麗な定常円です。いきなりここまで練習でやれとは言わないのでご安心を。
ドリフトの練習
次は定常円旋回です。
まずは先のようにハンドルを目一杯切り、クラッチを切り、5000まで吹かし、クラッチを繋げたらアクセルを踏むって動作をしてください。
ここからが違います。車が回りだしたらハンドルを離してみてください。
画像のように勝手にハンドルが反対を向くはずです。車にはキャスター角が・・・とか難しい話は置いておきますがこの感覚はドリフトにとって重要なので覚えておいて下さい。
ドリフトの練習
では次に今の動作を利用して丸を描いてみましょう。
最初からやり直してハンドルを離していたタイミングで左手を浮かせたら右手でハンドルを下に投げるイメージで回して下さい。そしてカウンターをかけたい角度で左手を握りこんで下さい。さらにそこからハンドルとアクセルを上手く調整することで円が描けるはずです。何度も練習して感覚を掴んで下さい。
ドリフトの練習
1速で小さな円が描けるようになったら次は2速で大きめの円を描いてみましょう。
といっても2速でスタートするわけではありません。まずは1速で一連の動作をし、回転の途中で2速へシフトアップしましょう。このタイミングがなかなか難しく、慣れるまでに時間がかかるはずです。何度も練習して下さい。
シフトアップ中はタイヤを回せませんので直前にアクセルを多めに踏んで勢いをつけておくと良いでしょう。
ドリフトの練習
では定常円からいい感じに抜けだしてみましょう。
アクセルを抜かずカウンターを多めに切って走ると段々と車が真っ直ぐになっていきます。
そうなったらアクセルをコントロールしつつカウンターを戻していって下さい。まるでドリフトでのコーナーの立ち上がりのように抜けられるはずです。すぐには出来ないはずです。何度も練習しましょう。
こちらもイメージをつかみやすいよう動画を貼っておきます。8の字は途中からです。
段々とドリフトの練習らしくなってきました。というかこれが出来たらドリフトと言えるでしょう。
8の字とはその名の通り8の字を描きつつドリフトを練習することを言います。
またこの練習には目印が2つ必要です。
ドリフトの練習
では定常円のように滑りだして下さい。
8の字がクロスするところでカウンターはそのままにアクセルを抜いてみてください。反対にリアが滑り出します。
ドリフトの練習
ここですかさず反対側にカウンターステアを当てます。
そしてアクセルを踏んで下さい。振りっ返しが出来たはずです。今後もドリフト中に必要な動作なので何度も練習して感覚を体に叩き込んで下さい。
ドリフトの練習
以上を繰り返してこんな感じでドリフトして下さい。1速での練習に慣れてきたら先ほどのように2速でも練習してみましょう。ここまで出来ればあなたはもうドリフトが出来る人になっているはずです。
コースへ出て練習してみるのも良いでしょう。走行中の車を滑らせるきっかけはかなり種類があるので調べてみてください。くれぐれにも事故には気を付けて。ドリフト、ましてや練習段階では常にスピン、アンダーステアと隣り合わせです。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
あなたがカッコいいドリフトの出来るドライバーになれることを願っています!
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